ども!タイウニです。
本日は、「タイ旅行の必需品って何?」と質問されたら、真っ先に挙げるであろう「虫よけ」について。
タイへは60回以上の渡航をしていますが、次回いく時も「虫よけ」は持っていく予定です。
私が「虫よけ」を必需品にあげる理由を、過去の経験を含めお伝えします。
マジで持っていった方が良いから!
その他必需品に関してはこちらを「タイ旅行の必需品【最低限のもの~あったら良いなまで】」
何故?タイ旅行で【虫よけ】が必需品なのか?
まず最初に、私はあらゆる生物の中で一番嫌いなのが「蚊」です。
あの「ぷーん」という耳元でする音、刺された後の痒み、これらが本当に嫌です。
もし、蚊を発見したら、殺すまで落ち着きません。
多くの方は、私と同じように嫌いだと思うのですが、中には「仕方ないじゃない」と気にしない人もいるかと思います。
でもね、タイでは「仕方ない」と諦めちゃダメなんだな!
だって、「デング熱」と「ジカ熱」という感染症になっちゃう可能性があるから。
まずは、その怖さについて知っておくべき!ということで、日本での事例を含め紹介します。
タイ旅行での病気に注意する!虫よけが必需品
今年10月、タイ(バンコク・アユタヤ)へ渡航した静岡県の女性が蚊に刺されて、帰国後にジカ熱が発症したというニュース(newsclip)がありました。
その女性は、タイで蚊に刺されて感染した後は、蚊に刺されなかったので感染拡大の可能性はないと発表がありました。
その女性が妊娠とかしてなくて、本当に良かったと思います。
また、5年前の2014年8月、代々木公園で海外渡航経験のない方にデング熱感染の報告があったのを、覚えている方も多いんじゃないでしょうか?
その時は、代々木公園が封鎖されるなど大きな問題になりましたよね。
この蚊による感染病の二つは、放っておけない怖い病気なのです。
ジカ熱の怖さ
前にも書きましたが、ジカ熱は女性が注意したい感染病。「タイでもジカ熱、毎年5名ほどは発症。」
ジカウィルスを持った蚊に刺されることで感染をし、軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、大きな症状が出ないケースが多いです。
ただし、このウィルスに感染して怖いのが、妊娠中の女性。
妊娠中に感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害が起きる恐れがあると報告されてます。
2018年タイでの感染は、バンコクを含め43都県883人との報告がありましたが、実際はもっと多いとされています。
このように、タイ多く発生しているジカ熱、これに感染しない方法は「蚊に刺されない」ようにするだけです。
デング熱の怖さ
次に、私が「ジカ熱」より怖いと思っているのが「デング熱」。
デングウィルスを持った蚊に刺されることで感染をし、2~3日の潜伏期間があり、38~40度の急激な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状がでます。
通常のデング熱は、3~5日の発熱、頭痛、関節炎、筋肉痛が伴い、熱が下がると共にかゆみなど発疹が出たりしますが、1.2週間で回復します。
ただし、デング熱で怖いのが、時折デング出血熱になること。
通常のデング熱の死亡率が1%に対して、重症のデング出血熱の死亡率は10%前後と跳ね上がり、適切な治療をしなければ40~50%が死亡すると言われてます。
デング熱にかかった人がデング出血熱にかかるかは、事前に予測できないそうです。
2019年タイでの感染者は、年始から10月16日までに10万2553人で、110人が死亡したとの報告がありました。
感染率の高い地域は、チェンライ、チェンマイ、ナコンパトムで、9番目にバンコクが入っています。
そして、このデング熱に感染しない方法は、これまた「蚊にさされない」ようにするだけです。
タイ旅行で観光を楽しむ為に虫よけが必需品
さて、「蚊に刺されないこと」が、感染病にならない唯一の方法だと分かったので、そうしたら、蚊に刺されない場所に行けば良いじゃんと思う方も多いと思います。
でもね、蚊がいない所をタイで探すほうが難しいと思ったほうが良いかもしれません。
そこで、私がタイで蚊に刺された場所を具体的に紹介します。
絶対に注意した方が良いのでね。
レストランバーで刺される
よく、夜は蚊が刺さないよって言われることがあるじゃないですか。
とんでもない!めっちゃ刺された経験があります。
中でも一番刺されたのが、スクンビットソイ12にある避妊具の会社が運営しているレストランでのこと。
夜19時頃に行ったのですが、屋外と屋内の両方で食べることができて、蚊に刺されるのが嫌だったので屋内を選択しました。
服装は、Tシャツに長ズボン、そしてサンダル。
何品か頼み、ビールと一緒に食べてた時に足に痒みが。。
素足にサンダルだった足の甲に、3カ所刺された跡がありました。
私が、蚊に刺されて痒がっている姿をみた店員が、タイガーバームのようなものを持ってきてくれたけど、あまりの痒みに苛立ちを隠せず、速攻でお店を出ました。
もし、短パンだったら何ヶ所刺されたんだろう・・と考えただけで怖くなる。
このレストランは数多くある中の一例で、夜に飲み歩いてて何度も刺されたことがあります。
ほんの少しでも、肌が露出でも刺される可能性がある、と思った方が良い例ですね。
ホテルの部屋で刺される
ホテルでは何回も刺されているので、特に嫌だったのを紹介します。
スクンビットソイ31にあるホテルでのレビュー「バンコクのホテル in アスピラダヴィンチスクンビット31」。※後半に書きました。
ホテルの部屋に戻り、ベッドで寛いでいる時に耳元で「ぷーん」という音が聞こえた時のやり場のない気持ち。
蚊を殺すまで延々と続く戦いが始まった合図。
それが、一晩だけじゃなくて二晩続くと、ホテルで寛げる時間は一切なくなります。
結局、二日目は布団を被って寝ました。
私の経験上、一泊5000円以下のホテルでは、部屋に蚊が居る可能性が高いかなと思います。
パック旅行で、放り込まれる安ホテルも同じなので、注意して下さい。
きっと、部屋の清掃時に、ドアを開けっ放しだから蚊が入るんでしょうね。
蚊がいる部屋と清掃してない部屋だったら、汚くても蚊が居ない部屋の方が良いと思うのは私でした。
タイマッサージで刺される
最近多いのが、タイマッサージをしてる時に刺されるケース。
タイマッサージを、日中に受けることが多いので、蚊も元気な時間帯なのかもしれません。
タイマッサージを受けてて気持ち良くなってる時に、耳元で「ぷーん」の音。
癒され気分が一気に吹き飛ぶ瞬間。
その後は、蚊が気になってマッサージどころじゃなくなります。
結局、ぷーんって音を聞いた後は、必ずといって良いほど刺されてます。
これまた、マッサージ料金が安いところで刺されるケースが多いので、街中でタイマッサージを受ける時は注意して下さい。
この時は、フットマッサージだったけど刺された。「バンコクで蚊に刺されながらフットマッサージ in Varaya Leisure Place」
レストラン、ホテル、マッサージ店と書いてきましたが、結局のところ、タイにいれば何処でも蚊に刺される可能性があるってこと。
だから、アユタヤなどの観光地や、南国プーケットでも刺される可能性があります。
つまり、タイに行く時は蚊よけ対策が必須ってことです。
タイ旅行に必需品!虫学者おすすめの虫よけ
そこで、虫よけ(蚊よけ)対策での必需品がスプレー。
ただし、虫よけスプレーって「農薬」が入っているとも聞くじゃないですか。
いくら虫が嫌いだからって、農薬を吸い込んだり、身体に塗るってのも嫌なもの。
そんな話をしてたら、知り合いの虫学者から、おすすめの虫よけスプレーを教えてもらいました。
その虫学者は、企業案件の調査で山へ籠ったり、大学で教鞭をふるっていて、虫にかんするプロ。
彼に、「これ良いですよ!いつも使ってます」って教えてもらったのが、「ハッカオイル」。
北見のハッカオイル
おすすめ必需品「ハッカオイル」とは
ハッカオイルとは、日本に自生している和製ハッカを蒸留・精製して作られた万能オイル。
虫学者がおすすめしてたのが、北海道北見市の名産物「北見ハッカオイル」。
かつては、北見のハッカは、世界の70%のシェアがあったそうです。
用途は様々で
- 紅茶やお菓子の風味付け
- 虫はハッカの匂いを嫌うので虫よけ
- 汗や体臭のデオドラント
- ハンカチに香りをのせて酔い止めや眠気覚まし
- お風呂に入れて使う
- ゴミ箱の嫌な臭い対策
いろいろ使えて便利なのは確かです。私も愛用してますからね。
と、ここまで書きましたが、特にステマとかではないので、その点だけはお伝えしておきますw
まとめ:タイに虫よけは必要なのだ
いろいろ書いてきましたが、結論として「タイで虫よけは必需品」です。
日本で買っていかなくても、タイで購入できるので、忘れた場合は現地調達することをおすすめします。
ちなみに、ここの虫よけは香りが良かったので気に入ってます。「タイのお土産に「Akaliko アカリコ」がおすすめ♪」
楽しいタイ旅行にする為にも、蚊対策(虫よけ)は忘れないようにして下さいね。
~thaiuniおっさんのつぶやき~
今まで運良く感染症にはなってない。これからも気を付けてたいので、ホテルも少しでも良いところにしようかと考えてます。