旅行・観光競争力レポートで日本9位と躍進!中国、韓国、タイは・・・

タイのこと

世界経済フォーラム(WEF)による「旅行・観光競争力レポート」の2015年度版によると、日本のランキングは9位となりました。日本のランキング推移としては2011年22位、2013年14位、そして2015年9位と年々上がってきた結果となりました。その他日本の近隣アジア諸国ですと、香港13位、中国17位、韓国29位となり、アジアでは日本がNo.1となっています。ちなみに、私の好きなタイランドは38位でした。
この前のブログ「国別旅行者数ランキングの推移2014-2015」では、アジア地区で渡航者数及び宿泊数などでダントツの一位だったタイランドですが、このレポートではビジネスや労働市場、情報技術などの環境や旅行や環境に関する政策や諸条件、交通などインフラ整備、安全面、環境衛生面など様々な指標が組み込まれており、このような結果になったようです。
では、日本を含めこのレポートトップ10は。

系列旅館に泊まりましたが、ほんと最高のおもてなしでした! 画像:加賀屋HP(http://www.kagaya.co.jp/)

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旅行・観光競争力ランキングトップ10

1位 スペイン
2位 フランス
3位 ドイツ
4位 アメリカ合衆国
5位 イギリス
6位 スイス
7位 オーストラリア
8位 イタリア
9位 日本
10位 カナダ

ここ数年ずーっと1位だったスイスに代わったのスペイン。ドイツはずーっとトップ3をキープしていました。さすがユーロ圏を牽引する国ドイツ。そして、日本と同じように2011年27位、2013年26位から8位と大躍進をしたのがイタリア。様々な面で国を上げて整備をしたのだと思います。

日本は安全面・環境面で高評価

日本が評価されている指標を見てみると、「テロ関連の死傷者の少なさ」「衛生的な環境を得られる総人口中の割合」「安全な飲料水を得られる総人口中の割合」「10000人あたりの病院ベット数」など安全や健康衛生面で1位が多くありました。また、「顧客対応度」でも1位となり、おもてなしの心が世界に評価される結果となっています。
逆にランキングが低かったのが、「雇用・解雇の柔軟度」「外国人雇用の容易度」「企業の上級幹部がビジネス旅行で訪問した際の、観光による旅行延長を勧める割合」などがありました。

では、タイランドの指標を見てみると、「モバイルネットワークカバレッジ」は1位だったものの、「警察の信頼度の高さ」「テロに対するコストの低さ」「テロ関連の死傷者の少なさ」など安全面でアジア最下位となってます。また、「環境規制の厳格度」「一立方メートルあたりの粒子状物質(PM10)の濃度の低さ」など環境の持続可能性でも低くなってます。

この「旅行・観光競争力レポート」は、その国に魅力があるかないかというより、一般論として評価をしているところに整合性があるように思います。つまりは、上位国はビジネスでも観光でも快適に旅行できる国ってことになるのかな。面白みってわけではなくてね。次の日本のランキンきが気になります。もしかしたらベスト3に入ってたりして!

※データ参照
http://www3.weforum.org/docs/TT15/WEF_Global_Travel&Tourism_Report_2015.pdf


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