世界の渋滞都市ランキング
オランダのGPSなどのシステム開発会社TomTom（トムトム）が、2015年に世界で交通渋滞が最もひどかった都市ランキングを発表しました。そのランキングにて、タイ・バンコクは二位。今回の調査は通常の時間帯なら30分間で可能な走行距離が、混雑時と通常時を含めて到達までにどれだけ遅れるかのデータを基に作成されてます。 ちなみに、一位はメキシコシティ。以下がランキングになります。
渋滞都市トップ10
1位.メキシコシティ 59％（朝/97％ 夕/94％）
2位.バンコク 57％（朝/85％ 夕/114％）
3位.イスタンブール 50％（朝/62％ 夕/94％）
4位.リオデジャネイロ 47％（朝/66％ 夕/79％）
5位.モスクワ 44％（朝/71％ 夕/91％）
6位.ブカレスト 43％（朝/83％ 夕/87％）
7位.サルバドール 43％（朝/67％ 夕/74％）
8位.レシフェ 43％（朝/72％ 夕/75％）
9位.成都 41％（朝/73％ 夕/81％）
10位.ロサンゼルス 41％（朝/60％ 夕/81％）
データ参照：https://www.tomtom.com/en_gb/trafficindex/list
このパーセンテージ50％表記の場合は、通常30分の走行距離が45分かかった場合になります。つまり、一番パーセンテージの高いバンコクの夕方混雑時は114％になりますので、通常30分が64.2分かかることになります。バンコクの夕方混雑は世界トップで半端ないです。
それと、私には交通渋滞とはつながりにくい都市がいくつか、サルバドールとレシフェはブラジル、ブカレストはルーマニアでした。ブラジルはトップ10に3つの都市が入っています。現在において渋滞の国と言っても良いかもしれません。
トムトムの調べによりますと、世界全体の交通渋滞は2008年の7年前と比べて13％上昇、つまりは悪化しており、特に経済好調の北米では17％と上昇しています。逆に、ここ10年半で渋滞率が低下したのはイタリアが7％、スペインが13％と目立っています。
もしかして日本って優秀？
それでは10以下のアジアでは？日本は？と調べたところ
アジアトップ5
12位.天津 39％
14位.北京 38％
17位.杭州 38％
19位.台北 38％
20位.重慶 38％
中国の都市がほとんどを占めており、日本の都市はトムトム調べの上位200シティには入ってませんでした。あまり詳しく調べれてないので、はっきりと言えませんが、このトムトムのデーターに日本も対象シティに入っているなら、日本の渋滞ってたいしたことないということになるかと。他も少し調べたところ、他の渋滞データでも日本のシティは入っていないので、世界渋滞レベルに比べると、日本の渋滞はたいしたことないのかもしれません。（あくまでも仮設ですが）
渋滞には、経済発展、人口増加、交通インフラ整備など様々な要因が絡みあっているので、早急な解決は難しいと、それぞれの国が言っているようです。その中で日本って素晴らしいのかも と思ったりします。
～thaiuniおっさんのつぶやき～
渋滞は少ないかもしれませんが、満員電車率はトップクラスじゃないかと思ったりする。日本の場合、都心部に駐車場が無いからなんだろうなぁ。
実は、ここ二日間風邪でダウンしてました。いいおっさんは、雨の中自転車を乗ってはいけないってことだと思いました。反省。
