先週末、約1年ぶりにタイバーツが3.3を下回り一万円両替で3000バーツを越えました。
定期的にタイ訪問をする者にとっては、ここのところの円安は厳しく、お財布にかなりの負担を強いられてました。だって、約三年前には一万円換算で4000バーツ以上あったのですから。三年前の大洪水時にタイ訪問した時の最高レートが一万円で4200バーツ。そして、ここ最近で換算したレートが一万円で2800バーツ。その差1400バーツはとても大きい。1400バーツあれば、ある程度の高級ホテルに泊まれるし、クルージングディナーも楽しめるし、あと150バーツプラスしたらプーケットまでのエアチケットも取れちゃう。タイ好き日本人にとっては嬉しい傾向になってきました。
ここ三年のバーツレートの推移をみてみると、タイへ行く日本人には厳しいレートになりますが、タイ人にとっては日本に来やすい状況になってました。タイをはじめ、多くの国において円安傾向が三年間は出ており、訪日する外国人数更新がここ数年続いているのが分かります。ちなみに、タイバーツと同じような動きは米国ドル、英国ポンド、中国元、ユーロなどがあります。
各国の人々が日本に来てもらうことは、日本経済にとっては良いことであり、東京オリンピックに向けて日本をアピールできる機会でもあります。オリンピックイヤーに向けて、日本のホスピタリティを磨く時期かもしれません。
これらの国とは違い、逆に日本に来づらくなった国、つまり日本から行きやすくなった国はないのか?調べてみたところ、欧米各国及びアジアではみつけるのが困難でしたが、南米で出てきました。アルゼンチンとブラジル。
アルゼンチンの2014年1月のアルゼンチンペソ高は怖いものがありますね。きっと多くの方が歓喜し涙したのではないでしょうか。
そして、ここ三年間、さほど変化のない国はオーストラリア。
浮き沈みはありますが、全体的には安定しているかと。先月のオーストラリアドル高が少し気になりますね。今月の動向がどうなるか。
私はFXはやってないので、レートが変わることによって経済的ダメージは大きくありませんが、個人としてはタイに行きやすくなると嬉しいです。ただ、以前のように1万円4200バーツになると、タイ人が日本に来づらくなるので、ほどほどになってもらえると嬉しいかな。でも、レート変動って大きいからFXで儲けている人は凄いんでしょうね。