マックのアボガドマフィン食べてみた

いろんな話

先日のニュースで、日本取引所グループと日本経済新聞社がマクドナルドを「JPX日経インデックス400」から除外すると発表がありました。この「JPX日経インデックス400」とは自己資本率が高いなど日本が誇る優良400社で構成されているそうです。ちなみに今回は東芝やヤマダ電機も外れるとか。。マクドナルドは、今年2月に11年ぶりの赤字に転落とのニュースもあり、サラ・カサノバ社長になっても業績下降は止まらない様子。若い頃からお世話になったマクドナルドはどうなっちゃうんだろう・・・と不安になったもので、私なりに解決方法を提案してみようかと。まぁ、私は経済学を真面目に勉強したわけでもないので理論とかどうのは別に、いち消費者の意見として気軽に書いてみます。まずは、マクドナルドの最新作アボガドマフィンを買ってみた。

袋から開けてみた最初の感想「なんか小さい。。」
包み方が雑というか、開けた瞬間にアボガドがゴロっとテーブルの上にこぼれてしまった。あまり綺麗とは言えない。それと、ソーセージエッグマフィンと大きさが変わらない。。。同じバンズを使っているのだから仕方ないが、新メニューではないのか??と思ってしまう。ちなみに、コマーシャルとかで出てる写真はこちら。


店舗によるのだろうが、雑すぎやしないか?そしてコンビで注文したのが「マックフィズ」


うむ、何か違う。。店頭にも貼られたイメージはこれ。

見た目はだいぶ違ってたが、まずは実食してみることに。
アボガドマフィンから食べてみると。

「うまい!」

アボガド好きならわかると思うが、クリーミーでコクのある味が口全体に広がって、マフィンに挟んであるハムと良いハーモニーを出している。全体のバランスも絶妙で、食べたあとの満足感はありました。続いてマックフィズ。

「濃くて美味しい!」

正直、フルーツハジケル まではいきませんが、しっかりとフルーティーな味わいが残っており、後味も悪くなかったです。

食べ終わった感想としては、見た目より美味しいじゃん!でも、何か違う・・・
私も外食業に関しては昔から興味があり、いろいろ食べ歩きをしながら流行りの店を分析してきましたが、今のマックは戦略がバラバラになっていると言うか、開発と現場がマッチしてないというか、頭で考えていることが手先まで伝わってない。頭と手がバラバラに動いているような感じがします。
私を含め、消費者は驚きや感動に敏感だと思います。その驚きや感動がSNSにより伝染ををしていく。正直、私が食べたアボガドは驚きが全くありませんでした。だって、宣伝より現物の方がはるかに見た目が悪いから。「美味しそう」⇒「見た目悪い」のように一旦、ダメの烙印をおされると、かなりの美味しさでないと口コミまでは広がらないかと。アボガドマフィンを外すと、アボガドバーガーへはいかないですよね。だって、今は美味しいハンバーガー沢山ありますから。
そこで、ハンバーガー屋さんのアルバイトすら全くやったことない私からの提案するとしたら、アボガドマフィンは、マフィンを使わないで新しく開発した用のバンズを使って、朝マック利用者へアピールする施策を練ります。朝からアボガドを食べる理由みたいのを作って、ワンフレーズで伝えれるトークを作り、もう少しトークに幅を持たせながら、マニュアルの部分とオリジナル部分を入れるような接客に変えます。最終的にはアボガドバーガーへ移行する流れを作り、ランチでアボガドみたいなフレーズを作ってマック全体で流します。そして、新商品は既存商品とは別にしっかりと作らせます。梱包材料は同じでも良いですが、アボガドが溢れたり形が整ってなかったりなどは無いように指導を徹底させます。だって、消費者は10円でも高い商品はプラスがないと、その価値は認めないかと。もう一つのマックフィズはプラスチックだと環境に悪いとかは無視して、パッケージを透明にして写真のイメージ通りにします。見た目が涼しげなので、持ってる人を見て買いたいと購買意欲を煽るような。絶対に食べ物は見た目が重要ですからね!

最後に、正直なところ私はマックの接客苦手なんです。心がないというか、数字だけおっかけてるというか。。。何秒以内とか要らないです。速さだけ追求して商品がしっかり出されないのは、食べ物を扱うプロとしは失格ではないでしょうか?オートマチックな「ありがとうございます」ではなく、心のこもった「ありがとうございます」を聞きたい。そうじゃなきゃ、Webや機械で注文した方が良いです。

子供の頃、親がビックマックを買って帰ると言われたときは嬉しくて嬉しくて、一番のご褒美でした。今は、ハンバーガーの競合ひしめく世の中になり、安値競争も終わり商品での勝負時代に突入していると思います。商品はお店全体から出すものであるを軸に考えないと厳しいかと。マクドナルドさんのような大企業ですと、こんな逆風は何ともないでしょうが、大企業だからこそ、他店には真似できないような心のこもったサービスが可能ではないでしょうか?世界のマクドナルドではなく「日本のマクドナルド」を作って欲しいと、いち消費者は願います。

マックで私が買った後のおじさん二人は、「マフィンコンビ200円」と「コーヒー100円」だけでした。この流れをどう変えるか?マーケティング部隊の腕の見せどころですね!