3月31日の本日は年度末。多くの日本人にとっては、学業的にも仕事的にも区切りがある時期。
私もコンサルしていたタイ古式マッサージ店の売上が、目標金額に達して安定期に入ったので一段落着きました。
さて本日は、バンコクの人気タイマッサージ「有馬温泉」で失敗した件について。
正直、二度と行きたくないと思いました。
ただし、有馬温泉大好きって人も多いので、私の経験を元に失敗しない方法を残します。
バンコク有馬温泉がダメだったのでブッタ切り!失敗しない為には
さて、本日は久しぶりにバンコク・有馬温泉でタイマッサージを受けた時、「これゃダメだな」と思ったことについて。
今回ダメだと思ったことは、これから日本のマッサージ店も注意していくべき点じゃないかなとも。
最近、日本人だからできるクオリティの高いマッサージ店とは何か?を研究し始めたので、一般の観光客目線でお店をみることはせずに、より厳しい視点でチェックしました。
気軽にタイマッサージを受けたいという方は、最後の失敗しない為の方法だけお読みください。
バンコクのタイマッサージ「有馬温泉」
バンコクスリウォン通りにある有馬温泉は、安定したタイ古式マッサージを受けれるお店として人気があります。
私も過去ブログで、お気に入りのお店として紹介しました。
日本と比べると、この値段でこのサービスはアリだといます。
いつも混雑していることが多く、ゴルフ帰りの日本人や観光客でにぎわっています。
特に、タニヤ近くというのもあり、タニヤ嬢と一緒にきてるおじさんも多く見かけます。
場所はこちら
タクシーに「有馬温泉」と言って通じなかったら、「タニヤ」と言って近くで降りると良いです。
タニヤ通りから歩いて5分ほどです。
バンコクの人気店「有馬温泉」でフットマッサージ
今回の利用した際も、フットマッサージコーナーは溢れんばかりのお客さんが入ってました。
そのほとんどは日本人でした。
ただし、本当にこのお店ってこんなに客が来るほど良いお店なの?って疑問に思うことがいくつかありました。
タイのマッサージ店を、コンサルの目で見ちゃいけないのは分かってるんだど、好きだった有馬温泉だけにチェックしちゃいました。。
正直、このレベルの有馬温泉でお客がいっぱいなんだから、タイのマッサージでお店を出しても集客できる!と思いました。
タイ・バンコクでマッサージ店をやってみたい!という方はお声かけ下さい。
いろいろ紹介できると思います。
有馬温泉ダメ①お店に入った瞬間のイメージが悪い
さて、有馬温泉でがっかりした話に戻り。
スリウォンのマッサージ街には、もう15年以上通っています。
今まで、気持ち良ければいいやと思い、細かいところをチェックしてませんでした。
でもね、よく見ると受付が古いままで改装されてない店が多いんですよね。
きっと、多くの店舗にありがちなパターンで、利益が出るようになったら修繕費とか改装費にお金をかけないないんだと思う。
バンコクにあるのいろんなマッサージ店に行くと、このスリウォンのショボさが目立つ。
「有馬温泉」って名前だけはインパクトあるけど、最近できているお店に比べると、何ともチープな感じ。
せっかくタイにまで来て、本場のマッサージを受けたとしても、さほど綺麗でもない受付周りを見て、、こんなものかと思うはず。
まして、受付の対応が良いわけでもないので、値段が安いだけ?とか。
また、今回もそうだったけど、メニューは切り張りしてて、値段がしょっちゅう変わっているのが分かる。
これは、有馬温泉だけでなくスリウォンにある他のマッサージ店も同じ感じ。
せめて、料金が変わったらメニューは綺麗に作ろうよ!
受付の対応も・・
それと、受付は「どのコースにしますか?」しか聞かない。
どのコースが良いかな?と聞けるはずもなく、コースが決まったら早くあっちに行けのような感じに。
つまり、目の前の仕事を処理だけで、気持ちよい接客(受付業務)という意識はなし。。
タイっぽいと言えば、それまでだけど、バンコクにはちゃんと対応してくれるお店があるんでね。
「タイマッサージ店=有馬温泉」とは思って欲しくない。
もっと良いお店が沢山ありますから。
それでも、このマッサージ街は日本人ご用達のホテルが近かったり、日本人街であるタニヤが近いというのもあり、ひっきりなしにお客は入ってくる。
集客の努力が必要ない店舗って、サービスがおろそかになるという例ですね。
失礼かもしれないが、ここを常連としている人は、良いマッサージ店を知らないんじゃないかなと。
リラクゼーションとは何か?
このタイ古式マッサージってリラクゼーションです。
つまり、治療ではないってこと。
「お店に入ってから出るまで」を心地よい気分を味わえるのが、真のリラクゼーションだと思う。
でもね、有馬温泉は中途半端すぎる。
これって、私を含め、このお店を選ぶ顧客が、お店をダメにしているじゃないかな。
そして、似たようなお店が日本にも沢山あります。
こんなお店作りをしてたら、日本にある店舗の多くは、世界からの評価は低いままじゃないでしょうかね。と愚痴をこぼしたりw
有馬温泉ダメ②マッサージの仕事とは?
1年以上ぶりに有馬温泉でフットマッサージ。
受けたコースは、フットマッサージとネイルケアがセットになっているもの。
このコースは、2人のセラピストがフットマッサージとネイルケアを同時におこなってくれて、ちょっとリッチな気分になれるもの。
こんな感じで、左足がフットマッサージ、右足がネイルケアを2人同時にやってくれます。
今回も、いつものように施術を始める前にフットマッサージのおばちゃんには、バウバウ(弱く)とお願いをしてスタート。
ちなみに、ネイルケアの子には何も言いませんでした。(これが失敗)
フットマッサージが気持ちよくてウトウトして半分寝てしまって、先にフットマッサージが終了。
その後、10分ほどしてネイルケアも終わったんですが。。
ちゃんと聞いて欲しい
全てが終わって、気持ちよく帰れるかなと思ってたところ。
手の爪をチェックしてみたら、何だか違和感。。
はい、めっちゃ深爪されてました。
写真では分かりづらいんですが、特に中指の深爪がひどく、薬指側がジンジンするほどに。
確かに、ネイルケアの時に少し痛いなとは思ってたけど、ここまで深く切るとは。。
やりすぎだって!と思っても、もう時既に遅し。
あまり深爪しないでねって事前に言うべきなのか?と思いつつも、ここまで深爪したら痛いに決まってるだろう!って。
こんなセラピストが多い
タイ人のセラピスト(タイで受ける時)は、事前に力加減を聞いてきたり、途中で力加減を確認してくるセラピストが少ない。
黙々と作業をするセラピストが多いですね。
中には施術の途中でサバイマイ?(気持ちよい?)と聞いてくるセラピストもいますが、強さはどうですか?と聞いてくるセラピストは皆無。
言葉の壁というものあるでしょうが、客が満足しているのかくらい聞こうよって思う。(これ、日本のセラピストも多かったりするよね。。)
だって、お金を頂いてるんだから、顧客の要望を気にするのは当然じゃない?
今回は、ネイルケアのセラピストに聞いて欲しかった。
深爪しすぎじゃん!と文句を言うのも面倒なので何も言わなかったけど、今回の件で次からはネイルケアは絶対にやらないと決めたし、有馬温泉にも行くのも躊躇する。
もしかしたら、タイ人セラピストは、お客が外国人だから何も聞かないのかな?と思ったり。
私が受けてきた中では、「圧の強さ加減」を確認してきたタイ人セラピストは、1人もいませんでした。
バンコクの有馬温泉で失敗しない方法
ここまで、有馬温泉で失敗したことを踏まえ、こうすれば失敗しないだろうなってことをいくつか。
知り合いを案内する上でも、知っておいて役立つと思います。
有馬温泉は中レベルだと伝える
もし、バンコクのマッサージ店で有馬温泉しか行ったことない方がいたら、他のお店にも行ってみて下さい。
同じような金額で、数段良いサービスを受けることができます。
私のおすすめは、「ヘルスランド」と「レッツリラックス」。
「バンコク・アソークでタイマッサージ in レッツリラックス」
ヘルスランドは、アソーク、エカマイ、シーロムの近くにもあります。
レッツリラックスは、BTSの主要な駅「サイアム」やアソークのショッピングモールに入っています。
そして、日本人経営者の素晴らしいタイマッサージ店もおすすめ!「アットーズ」と「アジアハーブアソシエーション」。
「バンコクでハーバルボール in アジアハーブアソシエーション」
有馬温泉を紹介すると同時に、これらの店舗も紹介すると、「こいつタイマッサージ知ってるな!」と思ってもらえるかも。
少しだけタイ語を覚える
前段でも書きましたが、タイ人セラピストは強さを聞いてくれません。
だから、先に強さを伝えると良いです。
英語とかでも伝えることでるけど、ここはタイ語で伝えるば良い!
タイ語を二つだけ覚えておけばOK!
優しく、軽く、ソフトは、
「バウバウ」
強く、ギュっとは、
「レェーン」
そして、施術中に言いたいタイ語が二つ。
気持ち良いは、
「サバーイ」
痛い!は、
「ジェップ」
このタイ語だけでも、セラピストとコミュニケーションが取れたりします。
ぜひ!使ってみて下さい。
ポケトークで話すってのも良いね♪
最後に
今後、日本のマッサージ店でも、外国人が失敗と思う事が起こるんじゃないかと思ってます。
言葉が通じない外国人客に対して、日本人セラピストがどのような対応をするのか?施術をはじめる前にいくつかのことを確認するだけで、お客さんの満足度は変わります。
私は、日本人セラピストの技術は、他の国のセラピストより高い人が多いと思っています。
日本人セラピストは、お客さんの求めるものを的確な圧で対応することができる人が多い。
その技術を活かす為に、経営者側はセラピストが簡単に確認できるような案内や仕組みを作ってあげて欲しいと思っています。
もちろん、それを学ぼうとするセラピストの意欲も必要ですけどね。
そうすれば、日本の施術が世界の中で高水準だとアピールできるんじゃないかと考えてます。
今回の件で、好きだった有馬温泉のイメージが全く変わりました。
ほんと、客商売って難しいですよね。
でもね、だからこそ面白いだと思います。
日々考えること、日々分析していくことが重要ですね。
世界に通じる日本リラクゼーションを作ろう
最近、私が考えているのは「世界に通じるような日本のリラクゼーション店を作りたい」。
日本に来る外国人を満足させることはもちんのこと、系列店を海外に作って日本のリラクゼーションの良さをアピールしたい。
日本のマッサージ技術レベルはトップクラスだと感じているので、あとはどのように見せていくか?ここをやっていけば、世界で日本食が認められたように、日本のリラクゼーションも認められる日が近づくんじゃないかと思ってます。
そんな、リラクゼーション店を作りたい方を応援しています!
タイへいく時、日本でタイ用のシムを買っておくと便利♪シムフリー化は忘れずに!
~thaiuniおっさんのつぶやき~
技術レベルが高い日本人セラピストは多い。上手い人の後に下手な人を受けると、金返せって思うから、外れの少ないメニューを選んじゃう。最近、タイで受けるメニューは外れの少ないものばかりだな。本当は違うの受けたいんだけどね。