2015年8月17日午後7時頃(現地時間)にバンコク中心部ラチャプラソン交差点で爆発が起き、死傷者多数になっているとのニュースが飛び込んできました。現段階(18日12時)で死者20名、負傷者123人に達し、更に増えそうになっています。死傷者の中には外国人も何名か含まれており、日本人の方も一名が重傷だと。亡くなられた方のご冥福と、負傷者の方の早めの回復を心から祈っております。
このラチャプラソン交差点は、バンコク観光をした方なら多くの方が通る観光地。現地タイ人の多くの方がお祈りにくる「エラワンの祠」がある交差点であり、「セントラルワールド」や「ゲイソンプラザ」といった大型のショッピングセンターがあるところで、毎日多くの人が行き来をしており、朝夕の交通渋滞の激しいエリアでバスや車には乗りたくないと思うほど人と車が多いエリアでもあります。私もバンコク訪問時は一回は通るような交差点です。
ほんと、このような中心地で爆弾が爆発するということは、バンコクで観光をするとう安心面では大打撃ではないでしょうか?2006年から起こっていた政治抗争がようやく落ち着いたと思ったときに、爆弾テロ(まだテロとは断定されてないようですが)により、タイの治安不安が広がってしまう。タイ好きにとっては、とても残念でニュースであり、何とか観光客減少を防ぎたいと思い、現タイの危険地帯はどこか調べてみました。
外務省 海外安全ホームページによると、東南アジア隣国に比べタイは一部危険地帯を除けば安全であると外務省は言ってくれてます。
ちなみに一部危険地帯とは、
「渡航の延期をお勧めします」が、ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県(ジャナ郡、テーバー郡、サバヨーイ郡)
南部では宗教的問題でテロが頻繁に起きています。私もこの地区には行かない方が良いと思います。
「渡航の是非を検討してください」が、ソンクラー県(ジャナ郡、テーバー郡、サバヨーイ郡を除く)、シーサケート県(カンボジアとの国境地域東部)
「注意してください」が、バンコク、スリン県(カンボジアとの国境付近)
ただ、今回のバンコクの爆発事故で色が変わるかも。。。
この資料から、ミャンマー、ラオス、カンボジア、インドネシアは全域で「十分に注意してください」以上になってますね。マレーシアとベトナムは真っ白。
なんか、あまり良いことだとは言えないと思いますが、真っ白なのも興味を惹かれない私がいます。。東南アジアで安心を最優先すると、マレーシア、ベトナム、そして一部を除いたタイになりますね。