タイと拳銃

タイの法律

タイでさまざまな事件が起こりますが、銃絡みの事件はかなり多い。

今朝のニュースでも、タイのオンヌット通りとスクムビット通りのセブンイレブン3件に拳銃強盗が入って3600バーツが盗まれたなんてのがありました。ちょっと前の日本だとすき家強盗みたいのが多かった覚えがありますが、銃は持ってませんでしたよね。でも、タイだと拳銃なんです。

タイ好きである自分としては、なんとも悲しい気分になりますが、その国には国の事情があり、その社会で判断されたルールに則る必要があるってことで、今日はタイの銃について書いてみようと思います。

ご存知の方は多いと思うが、タイは銃社会です。

アメリカと同じく銃器購入許可申請を行って銃を所持できる国であります。条件としては防犯として家屋内におきたい時は県庁に銃器購入許可書を申請すること。銃を携帯するには、タイ内務省警察局に携帯許可証を申請することになります。hiro-1さんのブログ参照

成人した者であれば許可証で銃は持てる国ってことです。ある程度の条件が必要ですが、タイはお金があれば・・・もありますので、富裕層は簡単に持つことができるわけです。ちなみに、拳銃の価格はピンきりですが、10000バーツくらいからあるそうです(安すぎる・・・)。もちろん闇ルートも存在しているでしょうから、もっと安価で手にはいる手段もあるとか。

タイにおいて銃所持は一般的である?と思います。数年前には国会議員の多くが「自衛の為にはやむを得ず」として銃器の価格値下げに賛成をした事実もありました。タイ社会では「自分は自分で守るしかない」との意識が強くあり、南部では教師が頻発するテロから子供を守るために銃で武装するケースなども。(日本じゃ全くありえない・・・)

とにかく、タイの銃砲保有率は高い。そんなんを頭の片隅に入れて行動しなければなりません。

ちなみに、アジア諸国の銃規制は。

中国・・・市民の所持禁止、死刑になる場合もある。
シンガポール・・・日本と同じく厳格に取りしまわれている。
韓国・・・ショットガン・ライフル・拳銃とも許可を取れば入手可能。ただし、弾丸の発射に伴う部品は常時警察署に預け、使用するごとに警察署から借り出す。
フィリピン・・・規制がゆるい。。。だな。


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