タイの6ある山岳民族を調べてみた。

タイのこと

数年前、高田馬場にあるタイ語学校へ通っている時に、モン族のタイ人先生に習ったことがありました。その時は、少数民族などには興味もなく、山より海が好きだったので山岳民族にも全く興味がありませんでした。それでも、タイの歴史に深い校長先生はモン族について目を輝かせて話していたのを覚えています。
日本にも琉球民族やアイヌ民族などがありますが、それ以上にタイには様々な民族が存在します。今日は、タイに多く存在する民族の中で6つある「山岳民族」について知れべてみました。首長族はこの6つに含まれないなど、私にはいろいろ知っておいて損は無い情報になりました。

画像:wikiより 作者 Jialiang Gao: www.peace-on-earth.org
中国のハニ族(タイではアカ族) 画像:wikiより 作者 Jialiang Gao: www.peace-on-earth.org
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大きく分けたタイの民族

タイには大きく分けて、中央部・北部・東北部・南部の4つに分けた地域に諸民族が存在します。中央部にはタイノイと言われるタイ人と華人、北部にはタイヤイ、タイムアンと呼ばれるタイ人と山岳民、東北部ではイサーン系、南部にはマレー系が多くなっています。

また、南部に暮らすチャオタレーは海の民として知られ、山間に暮らすチャオカオは山地民として知られています。ちなみに、タイ語での「チャオカオ」とかは蔑称として使われ、あまり良い表現ではないようです。また、観光などで知られている首長族はミャンマーからの移住労働者で、タイ民族には含まれないとされています(民族範疇がはっきりしてないとのこと)。

タイに6つある山岳民族

タイ山間に暮らすチャオカオ(山地民)は以下になります。

民族主なエリア人口(タイ国内)
カレン族タイ、ミャンマー約400万人(約40万人)
モン族中国、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム約1100万人(約15万人)
アカ族中国、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム約150万人(約5万人)
ラフ族中国、タイ、ミャンマー、ラオス、べオナム、アメリカ約100万人(約10万人)
ヤオ族中国、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム約310万人(約4万人)
リス族中国、タイ、ミャンマー、インド約63万人(約3万人)

※モン族はミャオ族として記載しています。wikiによるとミャオ族の一支族とされています。
※アカ族はハニ族として記入しています。
※アカ族、ヤオ族、は1996年タイ福祉局調べを参照しています。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/4525/introduction.html

あらためて、私が習ったモン族の先生は、タイに15万人しかいない1人だったんだと驚きました。IMFによる2016年10月時点におけるタイの人口は約6900万人。タイ人口からすると約0.2%しかいない民族の人だったとは。貴重な出会いでした。

タイの民族に会いにタイ北部へ行ってみるの良いかも

今までは、街やビーチが楽しくてバンコクから南に行くことが多かったですが、歳を重ねてきたら山でのんびりも良いかなと思えるようになってきました。私はタイでの最北端はチェンマイまでなので、タイの山は全く知りません。

これからは、山岳民族の文化に触れるような旅もしてみよいかと思います。できたら電車とかの利用でのんびり旅が良いかな。行ける時間を作れるよう仕事頑張ろうと思います。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
首長族はタイでは観光用とは聞いてました。でも一度は会ってみたいかも。タイ国内ではメーホンソー県、チェンマイ県、チェンラーイ県に居住しています。

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