2016年に発売した、ギャラクシーノート7の内蔵リチウムイオン電池が爆発する事故が多発していることをうけ、タイ民間航空庁がギャラクシーノート7を機内に持ち込む際のガイドラインが示されました。
充電中に買ったばかりの携帯電話が爆発する。。想像したけで怖い話になりますね。まだ、日本及びタイではギャラクシーノート7は発売されてませんでしたが、どのような経緯で航空会社の対応になったかをまとめてみようかと思います。かなり叩かれてますね、サムスン。
ギャラクシー爆発事故
どうやら、ほどんどの爆発は充電中に起きているようです。内部のリチウム電池が加熱をして爆発。様々な被害が出ているようで、サムスンは9月2日にリコールの方針を発表しました。
ただ、ネット上に出ている事故を見てみると、確証があるのは一部だけかなと思ったりもします。例えば、ジープが燃えたとかは、ギャラクシーノートが車内にあっただけで、まだ原因が究明されてません。また、家が全焼した火事も同様なことが言えるかと。
その他には、子供がスマホで映画を観ていたら、スマホが爆発をした。それは家の警報がなるほどのものだった。とかもありますが、子供は近くの病院で火傷処置で済んだそうです。
また、ギャラクシーノートではなく、ギャラクシーS7においても事故が発生しており、混み合ったカフェでスマホを持っていたら、急に膨らみはじめて熱を持ち始めたそうです。それをテーブルに落としたら煙が出て、まるでバーベキューのようになったと。
どうやら、爆発まではなさそうですが、発熱をして燃えることがありそう。
これを受けて、ニュースにあったように世界航空会社各社が、ギャラクシーノート7のガイドラインを示しているようです。
ギャラクシーノート7の機内持ち込みガイドライン
タイ民間航空庁が示したガイドラインは以下になります。
・受託手荷物として預けない
・機内では電源を切り、充電しない
・破損した、過熱した、煙が出た、機内で紛失した、などの事態が起きた際には客室乗務員に直ちに知らせる
いつ何が起こるかわからないから、手元に置いとき、使用はしないようにってことですね。
ちなみに、JALのガイドラインは以下になります。
「機内では充電も含めご使用いただけませんので、電源をお切りください。
また、機内にお持ち込みいただけますが、手荷物として貨物室にはお預かりできません。」
ほとんどの航空会社がガイドラインを示してのに対して、韓国国土交通部は「ギャラクシーノート7の機内への持ち込みや充電禁止、電源オフなどの措置を取る予定はない」と発表しております。
みなさーん、大韓航空での旅行はキャンセルしましょー!ってなりますわな。
国をあげてiphoneと対抗したいのは分かりますが、人命に関わる問題になりかねないので、そこんとこはしっかりと考えて欲しいと思います。
日本では発売されてないので、対象となるのは並行輸入とかで購入した人ですかね。飛行機を燃やさないように注意してください。
ギャラクシーノート7の発売国とリコール問題
先にも書きましたが、ギャラクシーノート7は日本では発売されてませんでしたが、既に10カ国で発売されておりました。その国は、韓国、アメリカ、カナダ、台湾、メキシコ、プエルトリコ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、アラブ首長国連邦になります。
ここでもいくつか叩かれており、リコールに対して購入国でないと対応してくれないとのこと。アメリカで購入したものをカナダでリコールしてくてもできない。アメリカに自費で送ってリコールしてもらう。この対応にも非難が集中しています。
まぁ、そうですよね。世界を飛び回るビジネスマンには、世界ブランドだと信用して購入したのに、リコール時にグローバル化されていないと分かる。今回の事故においても、各国のサムスンがそれぞれ違う対応をして、消費者を混乱させた経緯もあります。こんなこと繰り返すと、もう二度と購入しなくなりますよね。
私は古いギャラクシーを持っていますが、次回は違うメーカにしちゃうかな。ちゃんとした対応をお願いしたいものです。
~thaiuniおっさんのつぶやき~
ギャラクシーのデザインは好きだったんだけど、今回のこともありましたので、エクスぺリアにシフトチェンジする予定。サムスンは株価暴落だそうですが、企業が変わるタイミングかもしれませんね。がんばれー!