在タイ日本国大使館より四半期の犯罪傾向の報告があります。タイを本当に楽しんでもらうためには、まずは犯罪に巻き込まれないことが一番だと考えます。ですので、定期的に在タイ日本大使館からの犯罪報告はお伝えしていこうと思います。
私が巻き込まれた犯罪は以下になりますので、そちらも参考にして頂いて、犯罪に巻き込まれないタイ滞在をお楽しみ頂ければと思います。では早速、平成28年度第一四半期の報告内容から。
最新タイの犯罪傾向
2016年4月から6月までの犯罪被害届けは49件あったそうです。主な内容は以下になります。
繁華街におけるスリ
人が集まる場所でバックを開けられたり、切られたりのスリが発生しています。
スリに関しては、毎回ってことになりますね。それも繁華街というところも共通しています。私はアソークでスリにあいました。地下鉄スクンビット駅からターミナル21へ買い物をしようとエスカレーターで移動中にやられました。斜めバックを後ろにかけており、数人単位のグループで狙われました。「私があったタイの犯罪」
繁華街のスリ対策
スリは獲物を見つけたらハイエナのように囲いながら狩りをします。まずは、狙われないような目立たない服装が良いのですが、おしゃれも必要だと思いますので、バックのポジションだけしっかりしておく必要があります。後ろに財布が来るようなスタイルはダメ、最悪でも横に見えるようにする。ベストは止まった前がけですが、これって観光客丸出しなんで、ずーっと付けられるケースもあります。理想としては、通常は横（見える範囲）にしておき、歩行が止まったり、歩くスピードが緩やかになったら前にする。
背面にチェックがありますので、ある程度の対策はできるかも。それでも、ずーっと背面は危ないと思う。
路上ひったくり
夕方から夜間にかけて、バイクによる路上ひったくりが発生しています。
ひったくりに関しても、毎回報告にあがっています。日本でも類似の犯罪が発生していますが、後方からバイクで近寄ってきて、肩にかけているバックをひったくるケースが多いようです。日本だと自転車の前かごからひったくるってのもありますよね。無理やり奪っていくケースもあるので、怪我をすることもあります。十分に注意をしたいところです。
路上ひったくりの対策
こちらも基本対策になりますが、路上を歩いている時は道路側にバックをかけないことになります。ひったくり犯も獲物があるから狙う訳で、わざわざバイクの走る道路側にバックを持たないことが防御策になります。そして、これは進行方向には関係なくバックを管理してください。タイでは、進行方向を無視して走っているバイクをよく見ますし、犯罪者は関係なく狙ってきますので。
車上荒らし
食事をするために路上に駐車していたところ、食事を終えて戻ってきたら、助手席の窓ガラスが割られ、バックが盗まれた車上荒らしが発生しています。
まぁ、路上駐車してバックを中においていたら、盗まれますわな。
対策としては、路上駐車しないのとバックを車に置いておかない。日本と同じですね。
タイのテロ状況
タイ深南部（ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県、ソンクラー県）では、相変わらずイスラム武装勢力が関係するテロが発生しています。2015年第四半期の月平均約27件から、2016年第一四半期は約21件と減ってはいますが、3日に1回で発生していることになります。何の理由があっても、この地域への渡航はやめた方が良さそうです。
タイのニュースでも、深南部テロはよく流れてきます。警察や治安部隊が銃撃や爆弾などの事件が発生しています。この地域だと警察と一緒にいることのほうが危なかったりするのではないでしょうか？近づかないに限ります。
最後に交通事故にも注意
二日前（7月22日）に、「エラワン廟」に車が突っ込み、6人がけがをしたニュースがありました。昨年の夏にテロがあり、20名の死者を出した場所です。
今回の事故はテロとは全く関係なく、運転手が意識をなくして突っ込んでしまったとのこと。ですが、私が何度も書いてますが、タイの車の運転は荒いです。交通事故にも十分に注意をして欲しいと思います。横断歩道は慎重に渡って下さい。
犯罪を意識しすぎるあまりに、タイを楽しめないってのも面白くありません。タイを満喫する為にも、事前に情報は入れとき、その対策をしておきましょう。万が一、起きちゃったら、それはそれで経験と思って切り替えも大切です。タイを楽しむ為に準備は万全に！あとは、タイを楽しむ！
夏休みに多くの方がタイに行かれると思います。ぜひ！楽しんできてもらい、そしてタイを好きになって下さいね。
～thaiuniおっさんのつぶやき～
犯罪報告に毎回出てくる、スリとひったくり。バンコクはタイ人だけなく、近隣諸国からも犯罪グループが来ると言われてます。やつらはグループで動いているので、十分に注意が必要ですね。
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