タイで通信販売で買えるペン型銃

タイの犯罪

日本に比べタイでは拳銃が安易に手に入ると以前のブログ「タイと拳銃」にも書きましたが、少し前のタイのニュースで「ペン型銃を通信販売したと男女二人が逮捕された」などがありました。
ニュース内容によると、バンコクの街中で喧嘩をした若者一人が、拳銃を発泡してしまい逮捕され、その若者の自供からネットでペン型銃が販売されていうという事実を警察が突き止めて、通信販売の郵送元を探り当てて逮捕したそうです。その逮捕された男女の自供によると、交流サイトで知り合った人からペン型銃の販売を持ちかけられて始めたそうで、市場価格では一丁1600バーツで販売をして、仕入れ元に400バーツ、販売した男女に1200バーツの取り分だったそうです。
1600バーツとは安すぎる!本日(2015年12月10日)レートですと、約8652円。一万円もしないで銃が手に入ってしまう。

ペン型?と少し疑問は残りますが、これなら十分に殺傷能力がありそうです。

ちなみに、約15年前には日本でもペン型銃を製造販売していた業者が摘発されてたようです。その業者は愛知県豊橋市内で溶接工場などで、殺傷能力のあるペン型銃を製造し、暴力団関係者に販売をしていたそうです。そのペン型銃は長さが約17センチ、銃身の真ん中で二つに別れる仕組みで22口径実弾を1発装填できたそうです。ニコニコ動画と同じような作りなのかもしれません。当時は暴力団員に約7万円前後で販売をしていたそうです。
タイでは8千円、日本では7万円。日本は15年以上前の事件ですが、タイは3ヶ月ほど前の事件です。やはり、タイより日本が安全って何となくわかるような気がします。

もう一つ「ペン型銃」でぐぐってみたところ、こんな動画も出てきました。

この動画は小学生か中学生が作っているのかな。本格的な銃と比べたら可愛いものですが、このペン型銃でも人に向けたら傷つけることが可能だと思う。特に目とかに向けたら失明しかねないと思います。これだけでも、喧嘩相手が持っていたら嫌だな。男と男の殴り合いだ!とか思ってても、相手が武器持ってたらやられるだけですし。

さて、タイのニュースに戻りますが、今回逮捕されたのが販売者のみ。つまりは製造元や卸元は逮捕されてないってことです。まだまだ、販売者がいる可能性がありますので、今でも出回っている可能性が大きいです。そして、逮捕のきっかけになった郵送元を調べている時には、数十個の郵便物を送ってたという事実があります。つまり、既にペン型銃が多く出回っているとうことです。
ネットで購入できたということは、私もタイで生活をしていたら普通に購入できたということであり、もしかしたら、今でも直ぐに手に入る可能性があるってことです。

タイでの逮捕のきっかけは、喧嘩による発砲。やはり、タイで喧嘩はしないほうが良さそうですね。

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