先日のオリンピック予選の日本対タイの試合を見ただろうか？あの試合に関しては賛否両論あるようですが、私個人の意見としては「めっちゃタイが可哀想」。だって、あのレッドカード2枚目はないでしょ！？一緒に見ていた私の親は「仕方ないよ遅延だもん」とか日本贔屓発言連発ですが、両国が好きな私としてはフラットに見てたつもりなので、あの判定はおかしいと思う。フラットに見た私が思うのだから、タイ贔屓のタイ人からしたら怒りまくりなわけです。
タイ語学校の先生に聞いたところ、タイでは連日ニュースになっているそうで、中には「日本はお金でポイントか買った」とか「日本の製品は買うな」とかネットで流れているとか。まぁ、仕方ないかと思う反面、タイ人先生は「でも、大丈夫。タイ人はスグ忘れるから」とも。なんともタイらしくあっけらかんとしてました。
さて、そんなタイ人の2016年4月来日数が日本政府観光局（JNTO）の統計データによると、131,000人と前年比11.1％増になったとありました。4月度だけでは世界各国の中で4番目に多く来日しており、その他上位の国はというと、
2016年4月、国別来日外国人数
1.中国 514,900人（26.9％）
2.台湾 384,200人（14.6％）
3.韓国 353,700人（16.1％）
4.タイ 131,000人（11.1％）
5.香港 127,200人（6.4％）
6.米国 114,200人（19.1％）
※（）内は前年比伸び率
米国人より多くのタイ人が日本に来ているという事実。それは、ドンキホーテでタイ語が流れるのも普通な訳です。あえて言語で一緒にしてみると、中国語、韓国語、英語、タイ語は必要ってことになりますね。
ちなみに、2016年1-4月までの累計データにおいても、タイ人の訪日数は353,100人（18.0％）と5番目に多くなっています。累計データ昨年度比較の伸び率だけみると、中国（49.5％）、マレーシア（41.1％）、韓国（38.4％）の順になっています。
中国、韓国がめっちゃ伸びているのに驚きでした。
来日外国人数上位6カ国人口比率
では、「国全体ではどれくらい日本に来たがっているのか？」
少し無理やりな感もしますが、2016年4月来日数上位国ごとに4月の来日数を人口割って比率を出してみました。
※人口データ：http://ecodb.net/ranking/imf_lp.html
中国 0.037％（51.49/137462）
台湾 1.635％（38.42/2349）
韓国 0.698％（35.37/5063）
タイ 0.190％（13.1/6884）
香港 1.740％（12.72/731）
米国 0.035％（11.42/32160）
人口比率で考えれば、隣国の香港、台湾、韓国を除けば、タイは中国やアメリカの約5倍の比率で日本に来ていることになります。
やっぱり「タイは親日」と無理やり結論付けます。笑
今回のバレーボール騒動でどうなるか？来月以降の来日数に興味がありますが、タイ人先生が言ってたように、早く忘れてくれることを願います。ただ、4年前にも日本がセルビアに負けたせいでタイがオリンピックに出場できなかった過去があるから、そう簡単に忘れるとは思えないんだけどな。。少なくとも、これがタイでなく隣国だったら最低100年は忘れないでしょうね。。
～thaiuniおっさんのつぶやき～
バレーボール事件で、中国ユーザーとかは「バレーボールの歴史で最悪の暗黒のような日」と書き込んだそうな。日本じゃなく中国相手に同じようことがあったら、自分も同じように書き込んだかも。中国ユーザーのように思わない自分は、意外と愛国心あるんだと思ったりする。
