タイの土地価格は上がっている。
ニュースにて
タイ財務省がまとめた2016-2019年の基準地価は2012-2015年比でバンコク都で平均15・8%上昇した。
とありました。
そして、バンコク都内で一番高かったのはシーロム通りで4平方メートル100万バーツ(1平方メートル25万バーツ)とありました。日本円に換算すると1平方メートル834500円(2016/1/4レート換算)でした。1坪だと約280万2167円。
ちなみに場所はこの辺になります。
意外と安いと思ったのは自分だけでしょうか?
ちなみに2015年度日本一高い土地は、東京都中央区銀座4-5-6で1平方メートル3380万円。1坪だと1億1173万5537円。
ちなみに場所はここになります。
銀座和光があるあたりですね。
これならタイに不動産投資ができると考える方も多いと思いますが、周知の事実としてタイでは特例処置を除いては、外国人が個人名義で土地所得・登記は認められてません。ただし、マンション(コンドミニアムやユニット)物件の購入は認められてます。また、土地を借りて家を立てることも認められてます。土地リースは最長で30年の2回更新まで可能になっており、つまり90年間は土地を借りて家を建てて住むことが可能になります。
そして、企業の場合は外国資本が50%を超える企業は土地を保有することができなくなっております。一部特例処置としてBOI(投資委員会)やIEAT(タイ工業団地公団)の認可、奨励企業は事業用土地については土地取得が自由にできます。そして、4000万バーツ以上の投資を行い3年以上の期間を経た場合に関しては、居住用として1600平米メートル以下の土地所得が認められているそうです。
ただし、この土地所有に関しても日本とは法律が違うのでトラブルが多発しているそうです。
詳しくはこちらにあります「タイで土地取引にまつわる法律問題」
http://motoda.biz/oyakudachi_11.htm
どんなに信用できると思っていた人でも大金の前では変わってしまうのが人間かもしれません。どうしても土地がほしいという方は基本知識だけは入れておいて、法律の専門家に任せるのが一番だと思います。
以前、タイ語学校の先生から聞いた話(ほんとうかどうかは定かでないです)ですが、タイの土地は基本は王様のもの。なので外国人が所有するということは考えにくいことであると。タイ人が所有するとは言うけれど、いずれは王様に返すものである と。
学校の生徒さんでタイ人妻がタイで家を建てているという話をよく聞きます。中には家が完成したら別れたなんて話もちらほら。個人では自分名義の土地にはなりません。日本とは違った文化であるタイでの土地売買には、十分に注意して下さい。