ども!マッサージ大好きタイウニです。
マッサージが強いのは効くの?強いのが好きだけど身体に良いのかな?
こんな疑問にお答えします。
マッサージにおける「強い=効く」の間違い
この記事を書いている私は、タイが好きなと同じくらいマッサージが好き。
今までに1000回以上のマッサージを受けてきて、マッサージ店の経営にも携わりました。
ちなみに、そのお店は1店舗で月商1400万円を達成。
私のマッサージを受けてきた実体験、これをを基に説明します。
マッサージの「強い=効く」は正しいのか?
強いマッサージが効くは大きな間違いである。
なぜかというと、私も以前は強いマッサージが好きで効くと思ってたけど、強いマッサージをしなくなってから体調が良くなったから。
私は、自覚するになったのは以下の流れです。
40歳代後半まで強いマッサージが効くと思ってた
40代後半までは、強いマッサージが好きで身体に良いものだと思っていました。
ツボを強く押してもらうと、ツーンという刺激が身体に走る。これが、身体に良いものだと思ってた。
また、全ての揉み返しは、「好転反応」だと思ってて、筋肉が痛くても毎日にようにマッサージを受けていました。
マッサージ料金が安いタイでは、どんなに揉み返しになろうとも、2時間のタイ古式を受けるのが日課。
痛い部分を更に痛くする、みたいな。
痛いと感じながらも、もっと強く押してとセラピストに伝え、痛さを堪えながらのマッサージ。
これが良いものだと思ってたんですよね←アホ
つまり、「痛い=効く」と思い込んでたんですよね。
セラピストに指摘されても感じない身体に
そんな強いマッサージを繰り返した結果、私の40代半ば身体はガチガチになり、ある程度の強さだと感じなくなっていました。
というのも、マッサージを受ける度に、セラピストから「背中がヤバい硬さ」と言われたけど、全くつらさを感じなかったから。
セラピストからは、背中に気を付けてと言われながら、首や腰の方がつらいと感じる。
これって、自覚がない悪い状態なんですよね。
背中を押されても感じないし、ツーンという刺激もない。
そこを更に強くとなり、女性セラピストには足で乗っかって下さい!とまで言っていました。
普通の刺激では、何も感じない身体になってた。
そんな状態になると、首、肩、腰はいつも重さを感じてました。
そして、マッサージをしても、次の日にはマッサージ前と同じような状態になり、またマッサージの繰り返し。
まさに、麻薬のような感覚でした。
この頃は、こんなマッサージ店ばかりにいってた。
効果が長いマッサージに出会う
そんなある日、効果のあるマッサージは強いマッサージではないと分かりました。
というのも、カミさんの優しいマッサージを受けて、マッサージに関する考え方が180度変わったから。
誕生日のプレゼントということで、カミさんから90分のマッサージをプレゼントしてもらいました。
その時、私の身体はガチガチだったので、ちょっと物足りないと感じました。
ただ、プレゼントしてくれてるので、「もっと強く」とは言えなかったので、彼女の強さに任せてマッサージを終えました。
今までの強いマッサージの後だと、ジンジンという感覚があったけど、今回はフワフワって感じ。
うーん、と思いつつ、次の日を迎えた時に驚きが!
身体がめっちゃ軽い!
いつもなら、元に戻っている肩や腰が楽になっている。
ええ!?こんなに違うんだ!と、そこでようやく今までのマッサージをみなすことに。
その日をきっかけに、強いマッサージを減らしていきました。
身体の感覚を戻すマッサージ
強いマッサージを減らすと、身体の感覚が戻ってきます。
というのも、強いマッサージを減らしていった結果、私がつらい部分を見極めることができるようになったから。
セラピストが、「ここ硬いですね」というのが自分でも分かるようになりました。
また、コリの表面と深層というのも分かるようになり、マッサージをしている最中にほぐれるのも分かるようになりました。
どの部分が凝っていて、そこが何処と繋がっているのかが感じれるように。
自分の身体を見つめなおすことは、とても大切なことなんですよね。
自分の身体を知らないのは、本当に怖いことだなと。
倒れる前に気付けたら良いですもんね。
効くマッサージは強いマッサージではない
私が思う「効くマッサージ」の基準は、次の日に楽になっているものである。
というのも、カミさんのマッサージに出会ってから3年で、感覚が戻り、めったに風邪を引かない身体になったから。
マッサージ後にスグ楽になるは・・
マッサージ後、スグに楽になるのは危険である。
というのも、1時間や2時間で身体が元通りになるのはあり得ないから。
身体が修復することを考えれば分かる事だけど、一瞬の外部からの刺激で楽になるは、「抑えこんでいるから」だと思う。
抑え込めば、その分反発する。
普通のことで、身体が修復するには時間が必要だと思う。
強いマッサージが好きだった頃、強い刺激で部分的に麻痺させていたんだと思う。
だから、返って傷づけてしまい硬くなっていったんじゃないかと。
実際、強いマッサージを受けた次の日は元通りになっていましたからね。
強いマッサージが好きな人は、危険が伴っていること注意して下さい。
効くマッサージとは
効くマッサージとは、次の日に改善や楽になっているものです。
初めて受けたカミさんのマッサージのように、マッサージ直後は楽さを感じなくても、時間が経つと効果が実感できるもの。
これが、効くマッサージです。
なぜなら、身体を楽にさせているのは自分自身だから。
マッサージは、身体を治すお手伝いをしてくれるものであって、マッサージの刺激で治るものではない。
このことを念頭に入れると、良いマッサージとは何か?が分かります。
結論、「強い=効く」は間違いであり、強いマッサージは危険を伴うから注意する。
刺激でリピートするんじゃないマッサージが多くなることを願っています。