タイの日本人学校は日本の私立より高い

タイの施設

大阪高槻市の中学生男女が行方不明になった事件は、残念なことに二人とも遺体で発見されるという最悪の結末になりました。逮捕された容疑者の男性には、過去にも同じような犯罪歴があったと報道されており、治安の悪化を懸念する声が大きくなると予想されます。昔はこんな事件なかったのに・・・と、私を含め多くの人が思ったのではないでしょうか。

このような事件が発生すると、最近の日本って本当に安全なの?と思ってしまいます。ただ、このような事件が起きても日本は安全と海外の人からは思われるようです。夜に子供が出歩いているのは不思議だと、タイ人から何度か聞いたことがあります。逆に、タイ語学校のタイ人先生からは、タイでは小さい子供は学校まで送り迎えをするのが当たり前で、夜中に遊ばせることはさせない。やはり、子供は自分で守れないから親が守るのが当然と話していました。
その先生は裕福な家庭というのもありますが、どのような人間がいるか分からないところに、子供を危険にさらすのは親がしてはならないことなんでしょうね。そんなお子さんをお持ちの方がタイへ赴任する時に知っておきたい日本人学校について調べてみました。

幼稚園だと良いけど小学生だと乗らないかもな。

送迎バス、幼稚園だと良いけど小学生だと乗らないかもな。

ちなみに日本において小中学校は義務教育になるので、日本国憲法第26条第2項「義務教育は、これを無償とする」という規定で、授業料は徴収されないとあります。給食費やPTA費などは別になるので徴収対象になるそうです。さて、同じような小中学生をタイで学校に通わせる日本人学校を調べてみると、泰日協会学校というのが出てきます。
この泰日協会学校は第二次世界大戦前に創立された歴史の古い学校の一つで、世界にある日本人学校の中で二番目に生徒在籍者数が多い学校になります。

1.上海日本人学校(2367名)
2.泰日協会学校(2288名)
3.シンガポール日本人学校(1658名)
4.香港日本人学校(1548名)
5.ジャカルタ日本人学校(862名)
※2008年4月15日現在
ここ数年の政治不安で人数減っているかもしれませんね。

この泰日協会学校は二つあります。
一つ目が、バンコク日本人学校で、そして二つ目がシラチャ日本人学校。
バンコク日本人学校は保護者の勤務地がバンコク都内の場合で、シラチャ日本人学校は保護者がチョンブリ県またはラヨーン県内の場合であり、両方に当てはまらない保護者の場合は、どちらでも良いそうです。

そして、学費は両校と同じ金額で、

小学部(児童1人あたり)
・入学金 150000バーツ
・授業料 45600バーツ(1学期分)、45600バーツ(2学期分)、22800バーツ(3学期分)
・PTA会費 300バーツ(1学期分)、240バーツ(2学期分)、180バーツ(3学期分)

中学部(児童1人あたり)
・入学金 150000バーツ
・授業料 50400バーツ(1学期分)、50400バーツ(2学期分)、25200バーツ(3学期分)
・PTA会費 300バーツ(1学期分)、240バーツ(2学期分)、180バーツ(3学期分)

本日(2015年8月23日)の換算レートが1バーツ3.4157円ですので、日本円にすると入学金が51万2000円、中学生の年間学費が43万円。高っ!!私の鎌倉にある母校が入学金20万円と施設費21万円で授業料が月46000円位だから、そこらへんの私立の学校より高い。
単身赴任が多いのは、これが理由なものあるんじゃないですかね。でも、私が親だったら無理してでもバンコクで通わせたいな。若い時からグローバルな視点で物事をみるって大切だと思うんですよね。

バンコク日本人学校Webページ⇒http://www.tjas.ac.th/bkk/
シラチャ日本人学校Webページ⇒http://www.tjas.ac.th/sriracha/index.php

ただ、二年間位の勤務だったら、日本で学ばせるってのも考えたくなりますね。。。でも、最近の事件がね。。


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