「朝鮮カルタ」と「タイのことわざ」

タイのこと

ネットで話題になっている朝鮮カルタ。昭和40年代に発売されたアクチョンカルタを文字ったもので、昔からある日本の遊びカルタに朝鮮(韓国や北朝鮮)の人がとる行動や文化、そしてこちわざを描写したものが中心になっている。中には悪意かこもっている内容や描写まで描かれてます。これがネットで話題になり、アマゾンで6位まで跳ね上がった。
ネット上での評価は様々です。しかし実際、私がこのカルタで楽しむのは難しいかも。子供の頃、私も祖母と一緒にカルタ取りをしたことがあります。親戚の子供が集まって、祖母が読み上げたカルタを取り合ってました。カルタの位置を覚えるので記憶の勉強になったり、かるたの内容が子供教育を含んだものでもありました。カルタに書いてあった内容を全て理解していたわけではありませんが、よく使うことわざなども混ざっており、道徳を学んだり、日本語の活用などに役立ったと思います。

しかし朝鮮カルテは、子供に教えてない内容が満載。

こんなんです。

つ・・・つまらぬ理由で仲間割れ
ろ・・・論より講義、後は暴力
お・・・親は鮮人 その子は不良
た・・・逮捕されたらサパニーズと名乗る
わ・・・訳が分からぬ特亜の主張
め・・・迷惑電話でマスコミ攻撃
い・・・犬は食いたし金は無し
と・・・得意の射撃で全員射殺
り・・・リンチは鮮人の伝統行事
れ・・・歴史捏造 匪賊も烈士

これを子供と一緒に遊ぶって、想像したくもありません。歴史感をどうのこうのって、私は言うつもりはありません。ただ、○○カルタって国を連想させる言葉をいれることには反対かな。だって、中身を全く見ないで判断する人って多いと思うし、その国の人全てが思ってりる訳でもないと思うから。カルタの内容は皮肉ったものも多く入ってますが、それだけでなくその国独自の考えを入れていることも多かったりします。国の歩んできた中で出てきた感情や常識なので、受けてによって考えは様々です。私は、相手を知ることが歩み寄りの一歩だと考えますので、できるだけ現状を知りたいと思い話すように心がけてます。それを知っているか知ってないかでは、大きな差が生じますから。つまり、できるだけ相手のことを知った上で話すことによって、これから築きたい関係をどのように進めていくかが重要かと。
ただし、これからの関係を築くのに子供に皮肉的な考えを教えるのはどうなんでしょう。これだと関係を築くというより、破壊への道へ進んでいるように感じられます。親から教わるものは身体に染み付くと思います。私には恨みを持った子供を育てたいという考えはありませんので。できたら友好関係を築けるものとして役立ててほしいと思います。

私の大好きなタイのことわざにも、様々なのがありました。

・กินบนเรือนขี้บนหลังคา 家で食し 屋根で糞する
日本で言えば「恩を仇で返す」。恩知らずのこと。
・กาคาบพริก 唐辛子をかぶったカラス
色黒の人は赤い衣装を好む
・กำแพงมีหู ประตูมีช่อง 壁に耳あり 門に隙間あり
日本で言えば「壁に耳あり 障子に目あり」
・ชายข้าวเปลือก หญิงข้าวสาร 男は籾米 女は白米
男は自由で女は不自由である

同じような意味でも、国ごとに表現が違ってきます。
世界で隣国同士は仲が良くないと言われてます。日本と韓国、タイとミャンマーには歴史的背景があります。なしにするのはできない過去を活かし、これからの友好関係に役立てられたら良いかと思います。国を挙げて努力していかなければならない事なんでしょうね。