バンコクの日本うどんチェーン店が撤退。理由を考えてみた

タイのニュースをチェックしていると「外食チェーンのフジオフードシステムは26日、タイの合弁会社MBKフード・システムを清算すると発表した。」とありました。バンコクでは、MBKとシーナカリン通りにあるシーコンスクエア内に「鶴丸饂飩本舗」あったようです。現在は「まいどおおきに食堂」と「つるまる」の各一店舗のみ。ちなみに、今回の精算理由としては、「タイにおける和食業態の競争が激化したこと」とありました。
以前のブログ「幸楽苑がタイで失敗した理由を考えてみた。」であげた理由に一つだった店舗立地は、MBK内とクリアしているのに何故?と疑問に思い、他に理由があるんじゃないかと口コミを調べてみました。何となくですが撤退理由がわかったような気がしました。きっと、内部ではいろいろあったのでしょうが、外からみた独自見解を書きたいと思います。あくまでも私見になりますので、違うと思う方はスルーでお願いします。

画像:http://tomarithai.com/blog/ 泊まりたいアジア
画像:http://tomarithai.com/blog/ 泊まりたいアジアさん
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バンコクの「鶴亀饂飩本舗」

フジオフードシステムがタイに会社「合弁会社MBKフード・システム」を設立したのが2013年10月。資本金は1億909万バーツ、フジオフードシステムのシンガポール子会社が45%、MBK傘下の精米会社パトゥム・ライス・ミル・アンド・グラナリーが55%出資。当初は、フジオフードシステムの自社ブランド「まいどおおきに食堂」などを展開する予定だったそうです。

フジオフードシステムは、現在797店舗展開している大阪の外食チェーン店。「まいどおおきに食堂」「かっぽうぎ」「さち福や」「はらドーナッツ」など様々なブランドがあります。私が利用したことがあるのが「串家物語」。かなり前の記憶ですが、リーズナブルだったことを覚えています。

いわゆる大手外食店チェーンのタイ進出失敗例となるわけです。今回の理由はどこにあるのか?クチコミから拾ってみました。

バンコクにおける「つるかめ」のクチコミ

こちらのお店には行ったことなかったので、ブログやクチコミからお店の評判を拾ってみました。

●サーヤさんのブログから一部抜粋
http://sayabangkok.doorblog.jp/
「お値段はねー大体80バーツくらいから。Sサイズという超小さいサイズは・・・本当に一口サイズなので、あまりお勧めしません。」
「これまたシンプルでおいしかったわー」
「おつりがおでんに落ちないかとっても不安でした」

高評価です。ただし、うどんにトッピングする天ぷらがなかったり、おでんがレジ前にあって、おでんの上で料金支払いをすることが気になりました。

●泊まりたいアジアさんから一部抜粋
http://blog.goo.ne.jp/hgn_jp/e/21802f45b4c6b0da2cc6fe95a5e274d9
「MBKで働いているタイ人の友人も、既にここで食べたそうですが、「麺が硬い」と言っていました。」
「私からすると、讃岐うどん系の店に比べると軟らかくて、コシとかモチモチ感が少ないような気がしましたけど。」
「コメがビチャビチャで酷かった。」

同じ系列でしょうか、フジオ食堂は行くけど、鶴亀は二度目はないと言ってます。うどんを食べるなら違うチェーン店に行くと。

●食べログクチコミから一部抜粋
「もうすこし饂飩に対する店員さんの理解があれば更に上に行けるとの可能性を感じています。」
「笑顔の店員さんがたまたま不在で、寂しい思いをしました」
「釜揚げの出汁は少しとんがっており寝かし方が足りない気がしました。」

日本語がほとんどの店内とタイ文字だけの伝票は国際テナントにある店舗として、顧客ターゲットが絞りきれてないと言っています。

これを並べて読んでみると、クチコミだけで大方の失敗理由の判断がつきます。

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現地マネージメントができていない

タイでのマネージメントができていなかった。失敗理由の大部分は、これにたどり着くような気がします。

麺が硬かったり、柔らかかったり。
おにぎりのコメがビチャビチャだったり。
お金勘定する近くにおでんが置いてあったり。
お店で笑顔で接客してなかったり。
出汁が素人同然の味だったり。

店舗運営を真剣に考えていれば、こんな評価は出てないような気がします。現場が全てになるので、その現場をしっかりとマネージメントすることが接客業の命とも言えるかと。
あくまでも、クチコミだけしか判断してませんが、タイ現地の日本人料理人に聞いた話が当てはまりました。
以前のブログでも書きましたが「マッサージ師とタイ格安旅行~バンコクでもつ鍋~⑦/⑦

「日本人マネージャーがいなくなると味が落ちる」

もしかしたら、こちらは最初からダメダメだったかもしれませんけど。。数年前にラチャダにあってスグ閉店したラーメン屋のように。たしか、そのラーメン屋さんも大阪だったような。

タイでの店舗運営で大切なのは

正直、フジオフードシステムさんの接客がどうかは、串家物語を一度だけしか行ってない私がどうこういえる筋合いではありません。
でも、出す料理がバラバラ、接客に笑顔がない。こんな状態なら、まず現地日本人は通わないでしょうし、新しいものが好きなタイ人でも行かないと思われます。だって、普通に美味しいうどん屋さんがバンコクには沢山あるから。

日本人の接客は世界一とさえ言われます。そこまでタイ人に求めては酷な話ですが、せめてタイの中ではレベル上位になるくらいの接客はやってほしい。特に日本進出企業に。

今回のように、口コミを探せばヒントは出てくるはず。接客にうるさい日本人だからこそ、見えてくるものがあります。日本食が沢山進出しているタイで、日本外食店が成功するには、お客様の評価を大切にして、次に繋げる努力をすることが大切ではないでしょうか。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
タイに和食店が沢山あるから撤退とか残念でならない。東南アジアを視野に入れれば、マーケットなんていくらでもあるし、そこへ進む為に何をするかを考えるべきかと。ただ、違法残業問題もあったから、その辺りも影響しているのかも。

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