ジャパンエキスポに来たルークトゥン歌手イムスティダー

タイの音楽

ジャパンエキスポin Thailandeに初めて出店した石屋製菓株式会社の「白い恋人」ブースに飛び入り参加した歌手のイムスティダーさん。タイではかなり有名なルークトゥン歌手だそうです。ここ最近のタイ音楽事情に疎くなっており、初めてこのニュースにてイムスティダーさんを知りました。写真をみると、かなりの美人さん。これは詳しく知らなければならないと思い、ぐぐってみたところ、やっぱり魅力的な歌手でした。

画像:youtubeより

画像:youtubeより

イムスティダー(ยิ้ม สุทธิดา)さんプロフィール
本名:スパンサー・イムパンウォン(สุพรรษา ยิ้มพันธ์วงษ์)
ニックネーム:ソム(ส้ม)
誕生日:1993年6月2日
出身地:バンコク
好きな色:水色、オレンジ
好きな料理:日本料理
受賞歴:2012年第8回ルークトゥ ン・マハーナコン・アワード、最優秀新人賞

今年23歳になる、まさにルークトゥン界のアイドルですな!年齢に似合わない堂々とした歌いっぷりに惚れ込んだ人が多くいるとか。私も聞きましたが、とても張りのある声に聴き入ってしまいました。
それと、カンチャナブリー出身の両親のもと三人姉弟の二番目にて、決して裕福でない生活からの出世というのもファンにはたまらない部分かも。そんな苦労人がルークトゥン歌手ってのが良いんですよね!

ルークトゥンを知らない方へ簡単に説明すると。
タイ音楽においてポップスに対して演歌にあたる部分がルークトゥンになります。一昔前のバンコクでは、東北や北部地方から出稼ぎに来ていた男達が良く聴いていたのがルークトクンになります。日本で言えば「さぶちゃん」や「美空ひばり」「八代亜紀」ってなもんですかね(多分)。日本だとトラックの運ちゃん、タイだとタクシーの運ちゃんになって、好きなルークトゥン歌手の歌を聞いて、田舎を思い出すみたいな、まさに日本の演歌と同じジャンルになります。ルークトゥンの歌詞には「彼と二人で水牛にまたがったあの日々はもう帰らない」のような、タイならではの表現があったりします。

2012年公開 マイコイマイキットゥン 彼女の魅力がつまってます。

地方から出てきて苦労しながら頑張ってる人たちの「心の歌」ルークトゥンを歌うのが、イムスティダーさん。日本で言えば森山愛子?あまり詳しくないのですが・・・男性に例えるなら、氷川きよしになるのかな?これもちょっと違うかも。。
彼女は日本に来日したこともあり、日本料理好きで、刺身を食べる時にはわさびを沢山使うそうです。これからも心に響く歌を沢山歌って欲しいですね。


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