タイのワイ(挨拶)を間違って使わないようにね。
おは!です。今朝から一段と寒くなった湘南地方で,ストーブの前から離れられないタイウニです。マジで寒い。
さて本日は、タイでの行儀作法のワイについて。
ワイとは、 タイ人が日頃から挨拶で行っている、相手に向かって合掌して挨拶をすること。
日本人がする合掌とは意味合いが違ったりします。間違って使わないように注意したいところですね。
タイの挨拶ワイ(ไหว้)
タイの挨拶で、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」「ありがとうございます」等で使われるのがワイ。
タイのビジネスシーンでもワイが使われることがあります。
基本、ワイは敬意を表す際に行うもので、明らかに年下だったり、サービス業の定員等に無闇にやるものではありません。
日本の合掌は手の平を完全に合わせますが、ワイは手の平を完全に合わせることはせずに、少し膨らまして合わせるのも特徴の一つ。
また、ただ単に手を合わせれば良いというものではありません。
社会的地位、年齢などで敬意を表す程度によって手の位置が変わります。
原則的には敬意を表すのが高いほど、手の位置は上にあがり、敬意を表す方が先に手を合わせます。
それでは、ワイの合掌の位置を紹介します。
仏、僧侶へのワイ
敬意を表すのに、仏や僧侶にするワイの手の位置が一番高いとされてます。
合掌をした指先を頭髪の生え際に持ってきます。そして、頭を深く下げます。
お祈りを捧げているところでは、このワイを見かけます。僧侶へタンブンをしてる時も同じようにします。
敬意を示す相手へのワイ
明らかに年齢が上、社会的地位が上、先生などの敬意を示すべき相手へのワイ。
合掌した親指を鼻先、人差し指を眉間の間にくるようにして、やや深めにお辞儀をします。
ちなみに、同地位などの場合は、これより合掌を低めにし、浅くお辞儀をします。
ワイの受け方
相手が部下など社会的地位が低かったり、年下の場合は、胸もとで合掌をして軽く会釈します。
逆に、相手の地位が上だったり、年上の場合は、 合掌した親指を鼻先、人差し指を眉間の間にくるようにして、やや深めにお辞儀をします。
ワイをする際の注意点
最後にもう一度、ワイをする際の注意点をまとめると。
・敬意の高さによって合掌の位置が変わる。
・合掌の親指が鼻先にくるのが最高の作法(仏、僧侶)。
・合掌が上、お辞儀が深いほど敬意の高さを表す。
・年下や部下に、無闇に先にワイはしない。
ぜひ、タイで「ワイ(ไหว้)」を使いこなして下さいね。
~thaiuniおっさんのつぶやき~
よく思い返してみると、昔は無闇にワイを使ってた自分がいる。。タイならではの行儀作法なので、知っておきたいところですね。
これは試したみたい。