タイ人男性、蛇にトイレで性器噛まれ失神。タイのヘビ事情。

タイのこと

ども!タイウニです。

本日は、タイの蛇に関するちょっと怖い話。

トイレで用をたしてたら、蛇に噛まれて失神。こんな話が現実にありました。

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タイのヘビ事情。トイレで男性が蛇に噛まれ失神

タイのニュースをチェックしていると「25日午前7時ごろ、タイ東部チャチュンサオ県バンパコン郡の民家で、住人のタイ人男性が、しゃがみ式のトイレにてニシキヘビに男性性器を噛まれた。男性は出血多量の為、その場で失神」なるものが。笑ってはいけないと思いながらも、やっぱり笑ってしまった。以前、中国人がヘビに鼻を噛まれたニュースが流れましたが、時々、タイでは蛇のニュースが出てきます。

事件のあったチャチュンサオ県はバンコク首都府の東隣で、パタヤに行く途中に位置するところ。元々、タイは熱帯雨林地区でもありヘビが街中にいるのは不思議ではないのですが、大抵は無毒ヘビ。しかし、タイにはやばい蛇も生息しているので、蛇に噛まれて死亡なんてことが起きないよう、危ないヘビについて調べてみました。また、万が一噛まれた時の対処法も記しておきます。※毒蛇画像あります。苦手な方はご注意下さい。

画像:matome.naver.jp
画像:matome.naver.jp

タイでやばい蛇

やばいヘビって思いつくのがコブラではないでしょうか?タイの様々なところにあるスネークファームでは、連日コブラショーなるものが行われています。また、シルベスタースターローン主演「ランボー最後の戦場」にもタイ北部にてコブラ捕獲をしているシーンが出てきます。
ただ、コブラ以上にやばい蛇がタイには生息しているそうです。絶対にちょっかいを出しちゃいけないのが以下の種類。

1.アマガサヘビ

画像:http://meddic.jp/
画像:http://meddic.jp/

見るからにヤバそうな、白と黒の縞々。確か、海蛇にも似たようなのがいたような。白の部分が黄色いのもいるそうです。

この蛇の毒は強く、コブラのような威嚇もなく突如噛んでくるそうです。ですから、噛まれた後に気づくことも多いとか。
毒は神経毒で、噛まれた直後はさほどの痛みを感じない、それがゆえに処置せずにそのままにしておくと、短時間で全身の筋肉を麻痺させ、そのまま呼吸困難で死んでしまうということが多いそうです。

2.ラッセルクサリヘビ

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マムシの近縁で、主に草原など開けた土地に潜んでいることが多いと。餌であるネズミを追って、人家近くや農地にも入り込んで、人的被害が多く出ているそうです。

この蛇の毒はかなりヤバイ。マムシ系が持っている出血毒とコブラ系が持っている神経毒を併せもっていて、噛んだ獲物を確実に死へ導くそうです。
毒の対策として、神経毒は神経細胞に作用するので、中枢神経が侵されないよう心臓近くを縛り、毒を回らないようにする。逆に出血毒は、噛まれたところから組織を破壊してくので、縛ってしまうと毒が滞留して組織を破壊してしまい、手足切断とかになる。
この蛇の毒は両方をもっているので、対処が難しいと言われています。死亡率はアマガサヘビより低いですが(多少)、後遺症が残る可能性が高いそうです。

3.キングコブラ

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普通のタイコブラは1~1.5メートル位にですが、キングコブラは3~5メートル位になります。コブラ独特の威嚇をした時は、大人の背丈くらいになるそうです。

キングコブラは「蛇食い」なので、基本的には餌となる蛇が多いジャングル奥地に生息していることが多いので、出くわすことは希だと言われてます。
毒はコブラより弱いとされていますが、何しろ大きいが故に毒の量が半端ない。象や虎までも倒すので、もし噛まれたら助からないと思ったほうが良いらしい。
ただし、コブラの場合は威嚇をしてくるので、その時点で逃げるチャンスがあります。危ないのには近づかない。これに限ります。

タイで蛇や毒虫対する注意点

バンコク中心地にあるルンピニー公園には、イグアナのような大きい爬虫類や蛇が沢山生息しています。蛇だけではなく、危ない生物も生息している可能性があります。
タイの親が子供達にしきりに注意するのが、

やぶに入ってはいけない

日本では、子供はヤブなどにズカズカ入るイメージがありますが、タイでは親が禁止します。日本で猛毒蜘蛛が発見されると大騒ぎになりますが、タイでは普通に居そうなので、事前に「入るな」になるわけ。まぁ、日本も入るなとは言われますが、その場合は服が汚れるとかじゃないですかね。
ここが日本と違うところなので注意したいところ。私とか酔っ払って藪に物落としたら、普通にガサガサいっちゃうような気がします。

万が一、蛇に噛まれた時の処置法

交通事故ではありませんが、こちらがどんなに注意しても不慮の事故ってあるものです。蛇に噛まれるのもしかり、念のため、蛇に噛まれた時の処置法を書いておきます。毒の種類よって対処法が違いますので、上記蛇以外にも毒蛇をチェックしておいた方が良いかもしれません。

蛇に噛まれた時の対処法

1.何しろ洗う
綺麗な石鹸で傷口を洗いましょう。その際にゴシゴシこすったりは禁物、また、叩くなんてもダメです。

2.包帯や布で強く巻く
傷口を中心に強く巻きつけます。リンパの流れを悪くすることで毒の周りを遅らせます。
【追記】マムシ等の出血性毒の場合は強く縛ってはいけなく、指が二本入る位軽く縛るか、一般の方は救急隊を待って、むやみに縛らない方が良いということになってきているそうです。

3.病院へ急行
できるだけ早く、近くの病院にいきます。その際に蛇を持っていくか写真を撮って、噛まれた蛇を見せることによって対処が早くなる可能性があります。

とにかく、病院に急行することをおすすめします。バンコクでは蛇に噛まれるというケースはあまり聞きませんが、万が一の場合は病院へ。「タイでの電話番号、警察、大使館、救急車

正直、蛇は好きでありません。スネークファームにいって蛇を首に巻きたがる人の気持ちが全く分かりません。できれば、共存したくないので住み分けができないかとまで思っています。とは言いつつ、人間が蛇の領域に入り込んでいるんだとは思うので、私が近づかないようにしようと思う。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
男性に噛み付いたニシキヘビはトイレの排水口にはまり動きが取れない状態だったらしい。人間に助けを求めた結果が噛み付いたのかも。元々は蛇の住処だったかもしれませんね。救出した蛇は、近く人気のない場所で自然に返す予定だそうです。蛇と共存しなければです。

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