ども！タイウニです。
さて本日は、タイキックボクシングこと「ムエタイ」について。
日本でも有名な、K1チャンピオンでもあるブアカーオは、タイのキックボクシングであるムエタイ出身の選手。
ムエタイって？という方でも楽しめるよう、ルールや儀式などを紹介します。
実はK1チャンピオン・ムエタイのブアカーオって裕福な家庭育ち
K1が全盛の頃は、テレビで特番があり観てた覚えがあります。
多くの強いチャンピオンが生まれましたが、タイ・ムエタイ出身のブアカーオもその一人でした。
2004年のK-1 WORLD MAX 2004に初出場し、小比類巻貴之や前年優勝者魔裟斗に勝ち優勝した時は、「こいつ最強！」とか思ったものです。
おまけに、テレビでは「生活が苦しく妹の学費を稼ぐために勝たねばならない。」一家の大黒柱として、ファイトマネーを家計や妹の生活費に充ててる、なんて流れてたので、お涙頂戴物語好きの日本人には貧困のイメージがあるタイ出身ボクサーを応援したくなったものです。
が、これは実はメディアが作った虚像。
ブアカーオはタイにおいては、比較的裕福な商人の子供であり、タイの家庭基準では比較的恵まれた方に属してたそうです（とは言いつつ、一般日本人からは貧しそうに見えたりしますが）。
彼は純粋に技術と強さを求めて強くなったボクサーになります。
そんなブアカーオ成功の第一歩は2002年ルンピニースタジアムで開かれた「TOYOTAタイランド・ムエマラソン 140ポンド・トーナメント」で優勝したことでした。
タイキックボクシング・ムエタイのルール
ここまで書きましたが、実は私、キックボクシング好きの友人に誘われて数試合を一緒に見に行っただけで、格闘技については素人同然。
ルンピニースタジアムは、二度ほど観に行きましたが、あまりルールを知らずに観光ついでだけ観戦したのみ。。
ここはタイ好きとして、タイの国技ムエタイについて少しは知っておかないと！
ムエタイの基本知識を調べてみました。
まずは、ムエタイのルールから。
・1試合5ラウンド（1ラウンド3分、休憩2分）
・両手、両肘、両脚、両膝を使える。
・勝敗はKO、TKO、レフリーストップ、失格、判定などで決まる。
・判定はキックや揉み合いでの膝蹴りなど足技が重視され、パンチや肘打ちの攻撃は大きなダメージを与えた以外は評価されない。
K-1ルールが3分3ラウンドで延長ありで、最近は首相撲とかも制限があるようになったので、ムエタイルールとは異なってます。
そういえば、過去に私がルンピニースタジアムで観た試合では、KOはほとんどありませんでした。
K-1では、派手なKOが人気ですが、ムエタイにおいてのKOは、八百長っぽいと思われることが多いようで、地味にもみ合いの中で膝蹴りを入れていくのが勝利に繫がるようです。
K1のイメージで観に行ったら、ストレス溜まるかもしれませんので、その点はご注意下さい。
ムエタイ試合前の伝統舞踏ワイクルー
ワイクルー正式にはワイルー・ワーム・ムエと言われる、試合前に行われる伝統舞踏。
タイでは、教師を重んじますので、試合前にリング状で指導者に感謝を捧げる儀式として行われます。
所属ジムによって、踊りや構えが違ってくるので、ムエタイ通は踊りを見ただけで何処のジムかわかるそうです。
この踊りは、日本でみたキックの試合でも観ました。
ただ、対戦相手の一人がやっているけど、もう一人はやってないみたいなのがあったり。
やるなら二人共やって欲しいと思うのは私だけかな。
相撲で言えば、仕切りみたいなものですもんね。
バンコクでムエタイを観れるところ
バンコクにはムエタイの聖地と言われているスタジアムが二ヶ所あります。
ルンピニ・ボクシング・スタジアム(สนามมวยเวทีลุมพินี)とラーチャダムヌン・スタジアム(เวทีมวยราชดำเนิน)。
ルンピニースタジアム
開催日：火・金・土 17:00-20:00 or 20:00-23:30
住所：ถนน พระรามที่ 4、Pathum Wan、Bangkok 10330 WEBサイト：http://www.muaythailumpinee.net/ 料金：500～2000バーツ 最寄駅：MRTルンピニ(Lumpini)駅
【訂正】
開催日：火・金18:00-23:00 土16：00-19：00or20:00-24:00
住所：เลขที่ 6 ถนนรามอินทรา แขวงอนุสาวรีย์ เขตบางเขน กรุงเทพฯ
WEBサイト：http://www.muaythailumpinee.net/
料金：1000～2000バーツ
最寄駅：タクシーが良いと思います。
「サナーン・ムエタイ・ルンピニー・ティ・ラームイントラー」（ラームイントラーにあるルンピニームエタイスタジアム）と言うと良い。
ラーチャダムヌン・スタジアム
開催日：月・水・日 17:00-20:00 or 20:30-23:30
住所：1, Ratchadamnoen Nok Rd.,Pom Prap Sattru Phai, Bangkok, 10200
WEBサイト：http://rajadamnern.com/
料金：500～2000バーツ
最寄駅：運河ボードの終点パーンファPhanfa Bridge駅かな、そこからも少し遠そうなので、タクシーが良いと思います。
私が行ったことあるのが、以前のルンピニースタジアム。
改装前だったので、当時は歴史を感じられて良かったです。
席は中ぐらいのところで、何バーツか忘れてしまいましたが（多分700.800バーツ辺りだったような）、リアルに試合を観戦できましたし、空いていたので良かったですね。
リングサイドは、2000バーツだと思うのですが、ムエタイ命って思えるほど好きではない私には十分でした。
ムエタイの開催日
開催日は、二つのスタジアムそれぞれ交互になっているので、行く前には必ずチェックして下さい。
個人的には、まだ行ったことないラーチャダムヌン・スタジアムにいきたいと思いますが、タイ慣れしていない方には地下鉄利用でスグに行けるルンピニースタジアムをおすすめします。
移動してしまい、地下鉄だけでは行けません。
ルンピニースタジアム開催日
ルンピニースタジアムのムエタイ開催日は、火曜日、金曜日、土曜日です。
時間は、17時～23時or20時～23時30分
ラーチャダムヌンスタジアム開催日
ラチャーダムヌンスタジアムのムエタイ開催日は、月曜日、水曜日、日曜日です。
時間は、17時～20時or20時30分～23時30分
大きな大会の時は入れない時があるようなので、早めに行くと良いかもしれません。
バンコクのムエタイジム
そして、本場ムエタイを観て心に火がついてしまった人には、初心者を受け入れてくれるムエタイジムでトレーニングしてみてはいかがでしょう？
いくつか、バンコクで体験ができるジムを紹介します。
ロンポームエタイジム
エクゼクティブアドバイザーが日本人のジム
ソーワラピンムエタイジム
カオサン通り近くにあるジム
ジッティージム
地下鉄ラチャダーピセーク駅近くのジム
ムエタイの本場で、学ぶってのも良いかもしれませんね。
各国の人たちも、ムエタイジムにきて汗をかいているようです。
格闘技好きの方は、ぜひ！
～thiauniおっさんのつぶやき～
私は痛いのが嫌いなので行きません。だって、蹴っても痛いし、蹴られても痛いじゃないかと。