おは!です。前回の訪タイでANAプラチナステータスを達成してウキウキしてるタイウニです。近いうちに、達成までの記録をブログに残す予定です。
さて本日は、「タイ古式マッサージにおける男性セラピストのニーズ」について。
タイマッサージで男性セラピストのニーズは?
初めてタイ古式マッサージを受けたのは20年以上前のこと。おばちゃんセラピストにしっかりと施術をしてもらい、タイ古式って素晴らしいと思ったのを覚えてます。
それ以来、タイ古式マッサージにハマり、自らワットポー校へ通い学びほどまでに。一応、資格と言えるかは別として修了証を持ってます。
私もタイ古式セラピストを名乗っても良いんです(多分w)。でもね、少し考えてセラピストで食べていくことは諦めました。
いくつか理由はありますが、その中の一つに「私が男性である」ことがありました。タイ古式を仕事にするのには、男性というのは高いハードルがあるなと。
本日は、その高いハードルについて詳しく書こうと思います。これから、タイ古式マッサージセラピストを目指す男性を、応援したいという意味を込めて。
最後に、男性セラピストが成功する為には何をすべきか?を私なりに考えてみました。
タイ古式マッサージの男性セラピスト比率
本場タイで、タイ古式マッサージの男性セラピストを受けたことがある方は、そう多くなないんじゃないでしょうか。
有馬温泉がある日本人御用達のスリウォンマッサージ街には、ほぼ女性セラピストしか在籍してませんし、また、タイ人や中国人にも人気のヘルスランドでも、ほぼ女性セラピストしかいません。
私も、タイでのタイ古式は、90%が女性セラピストでした。男性セラピストが多いのはフットマッサージで、50%位ですかね。
タイでは、このような比率の方が多いんじゃないかと思います。
その中で、タイ古式の男性セラピストに出会いたいなら、少し料金を抑えた街中のお店へ行くと良いかも。高級店にもいると思いますが、私は会ったことがありません。
料金を抑えたお店は、男性か女性のセラピストを選べる場合もありますが、ほとんどは順番に回ってきます。
タイ・バンコクでは、外国人対象のお店は女性セラピスト在籍率が高くなります。日本に比べると、男性がマッサージ店で活躍できる場が少ないとも言えます。
男性セラピストの良い点、悪い点
私が男性セラピストを受けたのは20回程度。その経験を元に、男性セラピストの良い点悪い点をあげてみると。
良い点
・強いマッサージができる
・体が大きいのでストレッチが効く
筋肉がある男性の方が力強い印象があります。全体的に押圧も強く、ギューっと押してくるイメージ。
また、小柄な女性だと出来ないようなストレッチも、しっかり入ります。強いマッサージを求めてる方には良いと思います。
悪い点
・弱いマッサージが苦手
・密着で違和感を感じる
力強いが故に、柔らかいタッチができない印象があります。私が受けた中では、柔らかいタッチができるのは2名だけでした。確率として10%ですね。
また、タイ古式は密着する施術なので、男性の下腹部が背中に当たったりすることがありました。特に新人だとケアしないセラピストが多い。
ちなみに、女性の胸が背中に当たることもありましたが、これも嫌いです。
タイ人男性セラピストの評価
タイ人男性セラピストの良い点は、力強くしてもらえて、めっちゃストレッチが効くマッサージをしてくれるところ。
ただし、タイ古式マッサージは「世界一気持ち良いマッサージ」とも言われてるもの。力強いストレッチの効くのは「気持ち良い」とは、少し違うんじゃないかと感じてます。
このブログで何度か書いてますが、私はポイントを捉えた弱圧が好きです。
そのような意味で、タイ人男性セラピストで要望通りのマッサージをしてくれたのが20人中2人。
つまり、90%がハズレ。
ほとんどは、最初に「弱く」と伝えても、中盤から強くなってきて、再び「弱く」と伝えてもスグに強くなるというケースでした。
なぜ?そうなるのかが不思議で、男性セラピストに聞いてみたところ。
ある男性セラピストは、「コリは身体の不調だから出来るだけ取り除きたい」と。
つまり、このセラピストは施術中に「セラピストから治療家」に変わってました。目の前にあるコリをほぐしたくなったようです。
この男性セラピストが全てではないでしょうが、多くの方がこのような思考になりがちじゃないかと。まぁ、中には言われた事を忘れちゃうってのもありましたけどw
どちらにしても、こちらの要望が10%しか叶わずに90%がハズレとなると、そこにお金と時間をかけるのは止めたくなるもの。
そのような理由もあり、私がタイでマッサージを受ける時、しばらくは男性セラピストは断るつもりです。
でもね、日本人男性セラピストの場合は別だと考えてます。
「マッサージ好き」なら分かると思いますが、日本人の技術レベルは高い。世界レベルが力加減を5段階で圧を変えれるとしたら、日本人は10段階にできると思ってます。
あくまでも私の思いですが、タイ古式マッサージを、更に素晴らしものに変えることができるのは、日本人じゃないかと。
男性セラピストの可能性
タイ古式マッサージが「世界一気持ち良い」と言われてるのは、柔らかいリズムとマッサージ後の開放感だと思ってます。
そこを目指すマッサージができれば、男性でも十分にやっていけるんじゃないかと。
あくまでも、私が出会ってきた男性セラピストに限りますが、多くはセラピストから治療家になる方が多かった。
私の考えでは、タイ古式マッサージは治療家ではなくセラピストがやるもの。
ですから、男性がタイ古式マッサージを仕事とするのであれば、治療家ではなくセラピストを目指してもらいたい、そう思ってます。
私が考える治療家とセラピストの違いはこちら
⇒「マッサージ師とセラピストの違いって何?」
タイ古式マッサージでの開業は、男性セラピストだと厳しい現実があります。開業したとしても、タイ古式マッサージだけで長く続けるのは数少ないです。
タイ古式マッサージで始めたけど、いつの間にか治療院のようなお店に変化し、いつの間にかタイ古式マッサージがおまけのような扱いになってたり。
もう一度書きますが、タイ古式マッサージで男性セラピストが成功するには、「治療家ではなくセラピストになる」。そこに活路があると思います。
男性セラピストだから出来るタイ古式マッサージがあります。厳しい事を書きましたが、私は男性セラピストは応援してます。
もし、いろいろお悩みの方がいらっしゃったら、お声かけ下さい。一緒にタイ古式マッサージを広げて行きましょう!
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~thaiuniおっさんのつぶやき~
タイでタイ古式マッサージのハズレは多かったけど、フットマッサージは少なかった。プーケットでは4回受けて全て合格点。しばらくは、タイで受けるのはフットマッサージかアロマオイルのみになりそう。