タイも日本も野菜選びは慎重に。タイで残留農薬が検出されたって

タイのこと
ケール

そろそろ半世紀生きてきた身体を労ろうと、最近は身体に良いものを食べようと思っています。今までも、サプリメントやら健康食品を食べたり、CMなどでみたビタミンが入っているものを食べたりしてましたが、これが全て身体に良いものと思ってたことが、間違っていることに気づいたのは最近のこと。一つ一つ勉強し直しているところですが、「やっぱりそうなのね」と思うようなタイのニュースがありました。
「タイの非政府組織、タイランド・ペスティサイド・アラート・ネットワークは、市販されている野菜、果物の抜き取り調査で、サンプル158点の56%から基準値を上回る残留農薬が検出されたと発表した。」
この中にはオーガニックをうたったもの、タイ農業協同組合省の品質認証があるものが含まれてたそうです。今一度、どのようなお店の商品なのかをチェックして、購入について考え直して方が良いかと思い調べてみました。そして、日本で販売されているものと、その間違った野菜選び方についても紹介します。

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画像:ケール
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残留農薬が出たお店と主な商品

今回の調査はビックC、マクロ、テスコロータス、グルメマーケット、トップス、ビラマーケット、タラートタイなどで8月23日~29日に販売された野菜、果物を調べた結果になります。
残留農薬が検出された率の高いお店

【検出されたお店】

テスコロータス12/1675.0%
マクロ11/1668.8%
ビッグC10/1566.7%
タラートタイ10/1662.5%

何とも高い数値。テスコロータス、マクロ、ビッグCはディスカウントショップになります。このままだと、ディスカウントショップで野菜や果物を買わないほうが良いってことになっちゃいますね。これを機会に完全されると良いのですが。。
そして、どのような種類で検出されたかと言うと

【検出された種類】

ケール10/11
赤唐辛子9/12
レンズ豆8/12
ホーリーバジル8/12
空芯菜7/12
みかん8/8
ドラゴンフルーツ7/8
グアバ6/7

野菜はタイ料理に欠かせないものばかり。みかんやドラゴンフルーツは、ほぼ全てに残留農薬が含まれていることになります。先にも書きましたが、商品の中にはオーガニックをうたったものや、農業協同組合省の品質認証があるそうです。なんとも恐ろしい話。
ただし、このような話はタイだけでなく、世界中で話題になっています。私が良いものを食べたいきっかけになった人の話では、日本のスーパーに売られているものも危ないとされています。

アメリカ調査の残留農薬が多い野菜・果物

アメリカ環境保護団体であるEWG(Environmental Working Group)が発表した、2016年の残留農薬が多い危険な野菜・果物ランキングワースト10

1位イチゴ
2位リンゴ
3位ネクタリン
4位
5位セロリ
6位ぶどう
7位さくらんぼ
8位ほうれん草
9位トマト
10位パプリカ

いちごはダントツで残留農薬が多く、17種類以上検出されたそうです。本来、いちごのシーズンは初夏の6月初旬だそうです。クリスマスなど真冬のショートケーキにのっているいちごは、真逆の季節の果物ってことになります。
意外なのがセロリ。あまり農薬のイメージがありませんでしたが、栽培にかかる期間が長く、害虫に弱い植物だそうです。葉の部分に農薬残量が多いそうです。

日本で普通に食べている果物や野菜が農薬残量が多いと発表されている訳ですから、日本でも十分に注意が必要となります。

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間違った野菜の選び方

最後に、野菜選びで間違っている方法をご紹介します。私はこの方法のいくつかで選んでました。。無知って本当に怖いです。

【間違っている選び方】
・JASマークが付いているから
・有機栽培と表示があるから
・無農薬だから
・有機野菜だから
・オーガニックは栄養があるから
・大きい野菜の方がお得だから
・色の濃い野菜は栄養価が高いから
・みずみずしいと新鮮だから
・形や大きさが揃っているから
など
参照:「野菜は小さい方を選びなさい 著:おかものよりたか」より

~thaiuniおっさんのつぶやき~
やっぱりなって感じ。オーガニックとうたっても、本当に信用できるルートじゃないと違うかもと思って良いですね。日本でも似たようなことが多くありますから。そう考えると、良いものは高くなって当然なんでしょうね。

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