日本のタイ古式マッサージ店に欠けてるとこ

マッサージについて

ども!タイウニです。

本日は、「日本のタイ古式マッサージに欠けてるところ」について。

日本でタイマッサージが今一つ流行らない、その原因をズバリ当てます。

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日本のタイ古式マッサージ店のダメなとこ

ブログ用文字
タイマッサージ

私の本業は、集客コンサルティングです。

集客全般に関して行いますが、その中でも特異なのがマッサージ店です。

ただ、依頼を受けてもお断りする事が多いのも、タイマッサージ店です。

そのお断りする理由の多くが、お手伝いしても「集客できない店舗」だと判断するから。

これらマッサージ店について、とても残念に思います。だって、いろんな部分でズレてるんだもん。

これは、日本のタイ古式マッサージ店に限らず、一般的なマッサージ店にも共通する部分なんですけどね。

そのような事を踏まえ、三つの観点から書こうと思います。
宜しかったら、以前のブログも参照下さい「ここがヘンだよ日本のタイ古式マッサージ」。

理由1:日本のタイマッサージは接客がダメ

タイマッサージ

冒頭に書きますが、あくまでもタイ人セラピストがいるお店のことですので、ご承知おきください。

日本にいるタイ人セラピストの多くは、カタコトの日本語で接客をする。それも、どちらかというと綺麗な日本語ではなく。

日本語が苦手なんだと思えば良いのですが、日本にある店舗なので普通に受付をして欲しいと思うのは私だけかな?

だって、どのようなマッサージをするのか?こちらの体調の事とか、話したいじゃないですか。

お金を払って、マッサージで身体を触らせるのだから、当たり前のことだと思うんです。。

なのに、私が受けてきた多くのケースでは、「コースはどれにしますか?」しか聞かれなかったし、まして体調の事なんで聞かれたことがありません。

ほとんどのケースが、コースを選択したらスグにマッサージ、時間が経ったら終わり。

何の「癒し」もない。。

タイ・バンコクなら、同じようなことをされても気にすることは少ないと思う。だって、マッサージ料金が全く違うから。

でもね、日本でバンコクと同じような事をしたら、満足度が下がっちゃうよね。

つまりは、リピート率も下がります。

「日本のタイマッサージ」という意識を持って、日本なりの接客が必要かと思います。

タイマッサージは治療じゃないんだもん!と私は思う。

日本のタイマッサージ店に求める接客

やはり、お店が提供するサービスは事前に伝えて欲しいです。

「〇〇のような事をします」や「〇〇をしますので大丈夫でしょうか?」等、事前に、施術内容が大丈夫なのか確認して欲しい。

そして、「どこが辛いのか?」「どこをマッサージして欲しいのか?」などの体調も聞くべきと思います。

その為に、タイ人が中心のお店でしたら、日本語が流暢でなくても良い仕組みを作るか、ある程度、日本語を勉強できるような時間を作って欲しい。

結果、お客さんとのコミュニケーションが取れるようになり、リピートに繋がる。

理由2:日本のタイマッサージは技術が無い

タイマッサージ

マッサージ好きなら分かると思いますが、タイにおけるマッサージの技術レベルは低い方かなと。

もちろん、ワットポー境内内にある店舗のように、技術をしっかり身に付けたセラピストがいるお店はもあります。

ただし、そのような店舗は少なく、タイの街中にあるほとんどのお店は、セラピストの技術レベルは高くないです。

特に、若い子がいる店はダメなケースが多く、本当に習ったの?ってレベルの子もチラホラ。

日本にあるタイマッサージ店の技術は、そのようなバンコクの街中と似たようなレベルに感じます。(タイ人中心のお店ね)

もちろん、中にはめっちゃ上手な人もいますが、日本もタイと同じような確率で、5人に1人くらいでアタリで、5人に4人はハズレ。

その原因はいろいろあると思いますが、一つは多くのタイ人セラピストが技術向上の為にお金や時間を使わないことにあるんじゃないかと。

私は、現場にて「新しい技術を覚えよう」とか「更にレベルアップさせよう」とか、積極的に学ぼうとするタイ人セラピストに会ったことがありません。

これは、無料でもいませんでした。まして、日本でお金を出して学ぼうなん人に会ったことがありません。

勝手に思ってることですが、これは日本にいるタイ人は仕方ないことかと。(もちろん、全てのタイ人に当てはまるものではありませんけどね)

日本では「お金を稼ぐこと」が優先され、学びなどに時間やお金を使うことができないんじゃないかと。

まぁ、同じように学ばない日本人セラピストも多いですけど、日本人とタイ人を比べてみると、タイ人の方が多いイメージです。

私がタイ古式マッサージ店のコンサルをした時も、新しい技術を身に付けようと動いたタイ人セラピストは、ほとんどいませんでした。

タイマッサージの技術だけでは、日本で働けないという理由もあると思います。「日本のタイパブって人妻だらけ。就労可能な在留資格

日本のタイマッサージ店に求める技術

セラピストの技術って、学びをしなければ衰えるだけです。

学びを続けることで技術があがるので、お店で技術の勉強会の時間を作ってみてはいかがでしょうか?

オーナーさんは大変だと思いますが、この勉強時間に給与を発生させてあげて欲しい。

結果、受けたお客さんが「素晴らしい感動する」マッサージだと思うようになるんじゃないかな。

そして、「世界一気持ち良いマッサージ」と思い、お客さんはリピーターになる。

理由3:日本のタイマッサージ店はオーナーが適当

フットマッサージ

前のブログにも書いたけど、相変わらずマッサージ店を安易に考えてオープンさせるオーナーが多い感じ。

上記の1.2ができてないのはオーナーの責任。

タイマッサージがどのように見られるか?でなく、お金稼ぎの手段としてだけ考えるようなオーナーが多いイメージがある。

何度も書きますが、あくまでもタイ人中心のタイマッサージ店ですからね。

気に入ったタイ人にお店をやらせたり、それをタイ人が買い取ってオーナーをしたり。

どちらにしても、それらオーナーの多くは、ろくにタイマッサージ店の調査などせずにお店を出すケースが多く、集客に悩みます。

自分が受けたいようなお店作りじゃなく、お金をどう稼ごうかのお店だから、その結果、適当なタイマッサージ店ができちゃう。

経営をしたこともない人がお店をやるって、めっちゃ大変なんですよね。

お店の経営をタイ人セラピストに任せっきりにすると、タニヤ嬢に夜のお店を持たすような感じになる「日本人街タニヤで遊ぶ。ハマリすぎには要注意。」。

そのようなお店に魅力を感じる人もいないし、タイマッサージを素晴らしいと思う人なんて生まれない。

結果、良いサービスができずお客が来なくなり、さらにサービス低下へと繋がる悪循環に陥ります。

日本のタイマッサージ店に求めるオーナー

オーナーには、タイ古式マッサージを愛して欲しい。

別名「二人でするヨガ」とも言われ、「世界一気持ち良いと言われてるマッサージ」だとも言われるほど、タイマッサージは気持ち良いものです。

本当のタイマッサージを提供しよう!そう思ってもらいたいですね。

その為に、まずは本場タイで気持ちよいタイマッサージを受けてもらいたい。

バンコクのそこら辺にあるマッサージ店じゃなく、予約をしないと受けれないようなタイマッサージ店を体験して欲しい。

日本のタイマッサージ店を、そのレベルに近づけることができたら、マッサージを受けた人は感動すると思います。

そして、感動したお客さんはリピーターになる。

本物のタイマッサージ店にするには

タイマッサージ

ここまで、日本のタイマッサージ店について厳しいことを書いてきましたが、良いタイマッサージ店が増えてきてるのも事実です。

それらのお店は、次々の店舗展開をして拡大をしています。

そのようなお店とは違い、集客に困っているオーナさんに以下の提案をしたいと思います。

日本にあるマッサージ店をチェック

お店の雰囲気、技術レベルをチェックしてみて下さい。

おのずと、自分のマッサージサロンの欠けている点が明白になってくるはずです。

できれば、店長も一緒に連れていく。

そこで店長から意見がでなかったら、厳しいようですが、その店長は交代したほうが良い。

私から見て、日本は「普通」ってレベルのサロンが多いです。

逆を言えば、「普通」ってことは勝てる可能性が高いということ。

日本のマッサージ市場で「何が欠けてるのか?」を見つけましょう。

本場タイのマッサージ店をチェック

次は、日本よりレベルが高いタイにあるマッサージ店をチェックする。

正直なところ、タイのマッサージ店は、雰囲気、接客、サービス全てにおいて、日本よりレベルが高い。

これは言葉より実際に体験すれば分かると思うので、タイへ行っていろんなマッサージ店で受けてみるに限ります。

1日3件は見て回れますので、良いお店から悪いお店を一通り見て、ギャップを感じることから。

できれば、3つ以上の人気店をチェックしてほしいです。

そうすれば、おのずと目指すお店が見えてくると思います。

参考までに、セラピストに入って欲しいお店をリストアップしました。
「セラピストに行ってもらいたい」5つのタイマッサージ店

マッサージでタイに無くて日本にあるもの

最後に、マッサージ全般において、タイに無くて日本にあるものについて。

それは、マッサージ技術が高いこと。

日本やタイで1000回以上マッサージを受けてきて、タイより日本の方が技術が高いと感じてます。

技術の差を簡単に圧の入れ方で表すと、タイ人セラピストの圧の強さは「強」「中」「弱」の3段階できる人が多い。

それに比べ、日本人セラピストの圧の強さは「強」「中強」「中」「中弱」「弱」の5段階できる人が多い。

つまり、絶妙なタッチや圧入れができるのが、日本人セラピストだと感じてます。

私は、本心から「日本人セラピストの技術は世界で通じる技術」だと思っています。

だから、私は日本人セラピストを応援したい!

正直なところ、マッサージサロン経営は、めっちゃ儲かるビジネスではありません。

でも、これから世界に羽ばたけるビジネスの可能性を秘めていると感じてます。

バンコクには、同じように可能性を見てマッサージ店を経営している方がいます。

その方々は、タイのみならず近隣諸国へ店舗を展開し始めてます。

そんな夢を抱えてるオーナーさんのお手伝いができたら嬉しい限りです。

日本人だから、タイマッサージの素晴らしさを伝えることができる!

世界で日本料理が認められたように、世界で日本マッサージが認められる日も近いんじゃないかと。

世界を目指しているオーナーさん、ぜひ!お声かけ下さい。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
マッサージの圧は物足りないくらいが良いと思う人は健康的だよね。いくら強くやっても良いという人は体を見つめ直した方が良いよ。自分がそうだったからさ。

これ使ってタイマッサージのセラピストに直接聞いてみると良いですよ

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