バンコク玄風館で美味しいレバ刺し頂きました。あくまでも自己責任でね

タイのグルメ
出てスグ食べちゃったので、残り三枚の牛レバ刺し。

タイ行った時の楽しみの一つに、日本で食べれないものを食べるのがあります。同じタイ料理でも、現地で食べるのは味が違ったりします。また、日本に支店を出していても本場タイでは味が違ったりもします。それとは別に、日本では全く食べれないものを出すお店も多くあり、その一つにレバ刺しがあります。
日本では、2012年7月から牛レバ刺しが食べれなくなり、2015年6月から豚レバ刺しも禁止になりました。国で禁止ってことは、それなりに理由があるからなので、異論を唱えるつもりはありませんが、「あの、レバ刺しが忘れられない!」という人に、バンコクで美味しいレバ刺しが食べれるお店を紹介したいと思います。それと、ご存知の方も多いと思いますが、日本で食べれなくなった経緯と理由も書いときます。

出てスグ食べちゃったので、残り三枚の牛レバ刺し。
出てスグ食べちゃったので、残り三枚の牛レバ刺し。
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タイ・バンコクで美味しいレバ刺し

私がバンコクでレバ刺しを食べたのは、今回で2回目になります。その2回とも、バンコクで働いている調理師の友人に紹介してもらって行きました。まぁ、友人は和食の調理師なので舌は確かです。彼曰く「ちゃんとしたレバ刺しが食べれるお店」とのこと。
その彼に紹介してもらったお店が「玄風館」。元々は博多にある老舗の焼肉店で、創業60年以上だそうです。バンコクには、スクンビット22、トンロー、そして今回行ったスクンビット26の日本人街にある3店舗を展開しています。

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友人とは日本人街のお店で待ち合わせしたのですが、私はこの辺りに行くのは久しぶりで、プロンポン駅から歩いていったのが失敗。プロンポン駅からは、かなり距離がありましたので、結果15分の遅刻。もし行かれる方は、日本人街か隣接しているKビレッジを目指してタクシーで行かれることをおすすめします。

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お店に入って早々に、目的であるレバ刺しとホルモンを注文。私のツレがホルモンを要望してたのもあったので、このお店になりました。生ビールを注文して、肉もいろいろ注文しました。バンコクで焼肉ってのも良いものです。そして、ホルモンが美味しかった!たらふく食べてひとり1000バーツちょっと。日本で食べるのより少し安い程度ですかね。ちなみに、こちらの玄風館さんは、秘伝のタレが有名だとのこと。確かに、このタレは美味しかった!買って帰りたいとさえ思いました。

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もちろん、レバ刺しも美味しく頂きました。この手の料理は、久しぶりに食べると数倍の美味しさになるもの。少し前に、タイ語学校の先生を見習って「生ものを食べるのは控えよう」とした考えはぶっ飛んでしまい、ぺろっと数枚を食べてしまいました。だって、美味しいんだもん!

出てスグ食べちゃったので、残り三枚の牛レバ刺し。
出てスグ食べちゃったので、残り三枚の牛レバ刺し。

こんな美味しいものが日本で食べれないって、、、何故?と思っている方に、記憶にも新しいレバ刺しがダメになった経緯は以下に。

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日本でレバ刺しが食べれなくなった経緯

厚生労働省は、かなり前から生肉を食べることを控えるよう勧告していましたが、決定的になったのは2011年富山県「焼肉酒家えびす」で起きた食中毒事件。人気メニューである「和牛ユッケ」を食べた人が、次々と「腸管出血性大腸菌(O157、O111など)」による食中毒により、4名死亡、200名近い人が被害にあいました。

この事件ときっかけに、厚生労働書が生肉の調査に乗り出し、原因だったユッケでなく何故かレバ刺しだけが禁止になりました。その時のレバ刺しだけ禁止した理由が以下になります。

「腸管出血性大腸菌(O111やO157)による食中毒例はユッケやローストビーフ、野菜などにもある。しかし牛レバーの場合、それらの食品とは汚染経路が全く違う。解体処理の際、大腸菌が胆管を経てレバー内に直接入り込んでしまうのです。ユッケなど他の食品は洗ったり表面を削いだりすることで菌を取り除くことができるが、牛の生レバーの場合は難しい。そのため禁止という結論になった」(厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課)

少し疑問が残るんですけどね。だって、この発表が行われた前年の食中毒発生事例では、1062件の食中毒が発生し、2万1616人が病院などで処置を受けて、そのうち牛レバーによるとされたものは12件、61人だけでした。その年の貝類は50件、きのこ類は37件であり、1件だけどブロッコリーサラダが1522人、かぼちゃそぼろ煮が448人だったそうです。こっちのほうが先じゃないと思うんですよ。
※参照:「NEWSポストセブン」http://www.news-postseven.com/archives/20120507_106559.html

危険という面だったら、生肉全てになると思うし、ましてや直接原因であるユッケのはず。ところが、前々から勧告してたレバ刺しになったみたいな。偉い人が。肉でも影響の少ないところをやっとけ、みたいに感じるのは私だけかな。。

結局、2015年からは豚レバ刺しもダメになりました。

レバ刺し食べたいならバンコクへ

話は戻りますが、バンコクの「玄風館」はおすすめです。正直、タイで生ものを食べるには勇気がいります。それなりに覚悟を持って食べなければなりません。でも、私は一度もあたったことがありません。タイでは生牡蠣、刺身、ユッケ、レバ刺しを食べましたが、一度もお腹を壊したことがありません。なので、これからも機会があったら食べようと思っています。

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このホルモンも美味しかった!

「玄風館」さんは、日本人街の他にも2店舗を展開していますので、機会があったら行ってみて下さい。ちょっと煙を吸うのが弱くて店内はモクモクぎみですが、焼肉とタレの相性は最高!今回のホルモンや明太子ユッケも美味しかったですよ!

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バンコク玄風館の店舗情報

「玄風館 スクンビット22」
住所:4/10 Sukhumvit Soi 22 Klongtoey Bangkok 10110
電話:02-663-4296
営業時間:16:30 – 00:30

「玄風館 スクンビット26」
住所:115 Room No.113 Soi Sukhumvit 26 Sukhumvit Rd., Klongton, Klongtoey, Bangkok 10110
電話:02-258-1568
営業時間:16:30 – 00:30

「玄風館 トンロー」
住所:41,43 1.2Flr Soi Thonglor, Sukhumvit Road Klongtoen-Nua, Wattana, Bangkok 10110
電話:02-712-7901
営業時間:16:30 – 00:30

WEBページ:http://www.genpukanbkk.com/

~thaiuniおっさんのつぶやき~
タイのニュースで、生の食材を食べて死亡なんてのも時々あります。あくまでも、食べる時は自己責任。そして二次感染はさせないようにする。これが食べる人の前提かと。

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