ども!タイウニです。
世界三大スープのトムヤムクンはどんなスープ?身体に良い効果はあるの?
そのような疑問にお答えします。
世界三大スープ・トムヤムクンの抗がん効果とダイエット作用
この記事を書いている私は、訪タイ60回以上。タイと日本で、数多くのトムヤムクンを食べてきました。
トムヤムクンを食べた経験を基に、トムヤムクンについて解説します。
代表的なタイ料理の一つ、としてあげられるのが「トムヤムクン」。
エビの入った酸っぱ辛いスープになり、世界三大スープの一つと言われています。
この料理を大好きとあげる人が多いと思いますが、正直、私は好きではありませんでした。
と言うのも、「酸っぱ辛い」という料理が好きでなかったから。
でも、「トムヤムクン」を調べていたら、なんと!抗がん作用があり、ダイエットにも効果がある料理ということが判明。
あまり積極的に食べてこなかったタイ料理の一つでしたが、これからは食べてみようかと。
私のように、トムヤムクンがあまり好きで無い人には読んでもらえると良いかも。
個人的にはトムカーガイが好きw
世界三大スープ・タイ料理トムヤムクンとは
トムヤムクンのタイ語の意味は、
「トム=煮る」
「ヤム=混ぜる」
「クン=海老」
です。
直訳すると、「海老を煮て混ぜた」料理。
ただ、トムヤムは一つの味を示すことが多く、トムヤム味の意味でも使われています。
つまり、「煮て混ぜる」より「トムヤム味」という意味の方が強いです。
2種類のトムヤムクンスープ
トムヤムクンは、「トムヤムクンナームサイ」と「トムヤムクンナームコン」の二つの種類に分かれます。
「トムヤムクンナームサイ」は、「澄んだ水トムヤムクン」とでも言いますか、スープが透き通ったものです。
具材には海老、こぶみかんの葉、レモングラス、タイ生姜、ライム、紫タマネギ、ナンプラー、唐辛子、ふくろだけ、(ナムプリックパオ)など。
酸味と辛みがストレートに来る味で、さっぱりしたトムヤムクンですね。
「トムヤムクンナームコン」は、「濃い水トムヤムクン」とでも言いますか、スープは濁ったものです。
この濁りは、ココナツミルクを入れるからです。
具材には海老、こぶみかんの葉、レモングラス、タイ生姜、ライム、紫タマネギ、ナンプラー、唐辛子、ふくろだけ、ココナツミルク(牛乳)、ナムプリックパオなど。
濃い深みのある味で、しっかりしたトムヤムクンですね。
トムヤムクンは具材で変わる
トムヤムクンは、具材をエビではなく他の食材に変えた料理もあります。
例えば、海老の変わりに鶏肉が入ったスープはトムヤムガイ。
海老の代わりに豚肉が入ったスープはトムヤムムー、海老だけじゃなくシーフード(貝やイカなど)が入るとトムヤムタレー。
トムヤムクンのクンの部分が変わると、違ったスープになります。
ガイは鶏肉、ムーは豚肉、タレーはシーフードですからね。
トムヤムスープは、いろんな具材で楽しめるのも魅力の一つです。
タイ人がトムヤムクンをオーダーする場合
トムヤムクンをオーダーする時、タイ人と外国人では違いがあります、
というのも、日本人を含め外国人の多くは、「トムヤムクン」とそのままオーダーすることが多い。
それとは違い多くのタイ人は、最初にスープにナムプリックパオ(赤いチリペースト)を入れるかどうかを決めます。
そこで、もしナムプリックパオを入れたら、ココナツミルクを入れるかを決めます。
スープが決まったら、最後に具材選びをします。
具材は、トムヤムクンに他のシーフードや具材を追加したりします。
また、唐辛子を多めとか少なめとかして、自分好みのトムヤムクン味にします。
二郎であれば、「野菜増し増し、脂多め、味濃いめ」みたいなw
以前、一緒に食事をしたタイ人は、きのこだけのトムヤムをオーダーしました。
スープは透き通っており、きのことスープ味のバランスが絶妙で、とても美味しかった。
自分好みのトムヤムクンをオーダーできるようになったら、トムヤムクン通を自負することができるかもですw
トムヤムクンが世界三大スープになった経緯
ここで、少し話がそれて、トムヤムクンが世界三大スープが世界三大スープと言われた理由。
まず、そもそも世界三大スープって?と調べてみたところ。
トムヤムクンのwikiによると
世界3大スープの1つとされるが、その話は初めて日本にトムヤムクンを持ち込んだ業者が、売り込みのために創作したキャッチコピーであるという説もある。また「美味しんぼ」の原作者・雁屋哲は友人である食文化研究家の森枝卓士が広めたと主張している。ブイヤベースとフカヒレのスープとされることが多い(いずれかの代わりにボルシチが入る場合もある)。
wikiより
トムヤムクンが世界三大スープと言われたのは、業者の売り込みでしたw
どこかの美食家とか、投票でとかではなく、単なるキャッチコピーだったとは。。
あらためて、数字(3大)とかって、宣伝効果があるんだと思いました。
ちなみに、世界三大スープは「ブイヤベース」「フカヒレスープ」「ボルシチ」のいずれか二つと「トムヤムクン」ですね。
どれも美味しいスープだから、良しとしましょうw
トムヤムクンの効果
次に、トムヤムクンの様々な効果について。
トムヤムクンには、いくつかの身体に良い効果があります。
例えば、抗がん効果やダイエット効果。
それぞれを順に説明していきます。
トムヤムクンの抗がん効果
トムヤムクンは、抗がん効果があるとされています。
というのも、トムヤムクンには、抗がん効果が多く含まれている具材が多く使われているからで。
平成12年の京都大、近畿大、タイのカセサート大学の研究発表によると、
タイの消化器系のがん発生率が、日本をはじめ他のアジアや欧米諸国に比べて半数以下であることに着目をして、スープに使われる生薬には、これまで知られているベータカロチン、ビタミンCより抗がん作用の高い物質が含まれており、がん予防に有効な料理である。
タイの味
その研究で、タイ生姜、レモングラス、コブミカンの葉に著しい抗がん作用があることが発見されました。
私には、あの酸っぱ辛い味が何となく身体に良さそうな感じがするし、ガンにも効果ありそうに思えます。
癌家系の人は、トムヤムスープを積極的に飲むと良いかもしれませんね。
トムヤムクンダイエット効果
また、トムヤムクンはダイエット効果があるとされています。
トムヤムクンは、もともとカロリーも少ない上に、酸っぽ辛さから脂肪を燃焼させたり、新陳代謝を良くする効果があります。
唐辛子の種子に含まれるカプサイシンは発汗作用があり、血流を強くする働きを持っています。
また、内臓脂肪の燃焼にも効果を発揮するそうです。
ただし、ココナツミルクを使ったカロリーのある「トムヤムクンナームコム」ではなく、「トムヤムクンナームサイ」の方ね。
また、もちろんトムヤムクンナームサイでも、食べ過ぎは太ります。
トムヤムクンが美味しいからって、ご飯を沢山食べたら意味ありませんよね。
それでも、スープを飲んでダイエットできるなら良しでしょう。
ダイエット効果のあるトムヤムクンを、毎日飲むのもアリかもしれませんね。
今まで美味しいと思ったトムヤム
ちょっと、トムヤムクンが苦手という人でも美味しいものがあります。
というのも、さほどトムヤムクンが好きでない私でも、二度ほど美味しいと思ったことがありました。
一度目は、パタヤで飲んだ「トムヤムクンナームサイ」。
二日酔いというのもあり、さっぱりしたものが欲しくて、オーダーしたトムヤムクンが身体に染み渡るような感じで美味しかった。
それまで、トムヤムクンナームコムばかり飲んでいて、「酸っぱ辛くて海老が食べづらい」と思ってたのでね。
二日酔い時に、トムヤムクンナームサイはおすすめです。
二度目は、一緒に食事をしたタイ人がオーダーした、トムヤムヘッド(きのこのトムやムスープ)。
トムヤムスープとキノコの相性が抜群で、ご飯と一緒に食べたら最高でした。
ちなみに、このトムヤムもナームサイで透き通ったものでした。
この二回は、マジで美味しい!と思ったので、ナームサイ(透き通ったスープ)はおすすめ。
トムヤムクンが苦手、、と言う人は、試しに挑戦してみて下さい。
まとめ:トムヤムクンの効果
トムヤムクンには、抗がんやダイエット効果がある。
スープは2種類で、少し濁ったものと透き通ったものがあり、具材も海老以外でいろいろ楽しめる。
また、ラーメンを食べる時と同じように、自分好みに調整もできる。
タイ料理を代表するトムヤムクンを、スープや具材を選びながら楽しむのがおすすめな食べ方です。
トムヤムクンを楽しんで下さいね。
お家で作ろう♪
美味しいタイ料理を食べて、みなさんが笑顔になりますように♪
〜thaiuniおっさんのつぶやき〜
私の世界三大スープは、みそ汁、コーンポタージュ、クラムチャウダーになったりする。そして、タイのスープで一番好きなのはトムカーガイ。酸っぱいんだけど、鶏肉がまろやかで美味しいんだな。これは日本人には合うと思います。