ども!タイウニです。
ラオスビールは美味しいのだろうか?どんな味がするの?
このような疑問にお応えします。
ラオスビールの発祥と飲んだ感想を紹介します。
ラオスビール(ビアラオ)が美味しかった♪
この記事を書いている私は、訪タイ60回以上。タイ経由でラオス旅行もしました。
ビールは毎日飲むほど好きで、一番好きな銘柄はチャーンビールです。
タイビールのレビューはこちら。
ラオスビールは、私もかなり昔に飲んだ記憶がありましたが、味は覚えてなかった。
偶然、日本のタイ料理店でラオスビールを見つけて飲んだところ、これが美味しかった!
そこで興味が湧き、ラオスビールについて調べてみました。
ちなみに、ラオスビールをビアラオって言いますが、ラオスでの発音がビアラオ。
これは、タイでも同じ発音です。
ラオスについて
まずは、ラオスビールの生産国であるラオスについて。
北は中国、東はベトナム、南はカンボジアとタイ、西はミャンマーと周りを他国に囲まれた海なし国。
また、世界で数少ない周辺国等に承認された永世中立国の一つです。
永世中立国とは、
将来もし他国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立つことを意味するものであり、自国は中立の立場である事を宣言し、他国がその中立を保障・承認している、永世中立の立場を取る国家。
Wiki
永世中立国は、世界にはスイス、オーストリア、トルクメニスタン、ラオスの4カ国のみ。
ラオスとタイの関係
ただし、永世中立国と承認されてはいるが、1980年にはタイとの国境紛争は頻発してました。
つまり、少し前までは関係が良くなかった。
それ以前も、18世紀にはタイやカンボジアの影響下に置かれ、両国の争いに巻き込まれました。
19世紀にはタイの支配下だったがフランスの力を借りて、対抗しようと仏泰戦争が起きました。
ラオスとタイは、長きに渡り揉めてきた歴史がありました。
1992年にタイと友好協力条約を締結し、1997年からASEANに加盟、現在のタイとラオスの関係になっています。
ちなみにラオスは社会主義共和制国家です。
ラオスビール(ビアラオ)とは
そんなラオスで、ラオスビール(ビアラオ)は、フランス植民地であった1973年にフランス資本で創立されました。
ヨーロッパの投資家とラオス人起業家とで初めてラオスビールは、ヨーロッパの味を生かした本格的なビール。
東南アジアらしい飲み口の良いビールと評判です。
ただし、飲み口が良いとはいえ、アルコール5%なのでちゃんと酔いますw
ラオスビールのシェア率
日本であれば、キリン、アサヒ、サッポロ。
タイであれば、シンハー、チャーン、リオといろいろ種類があります。
ただし、ラオスでビールといえば、ラオスビールの一択です。
一時、そのラオスビールの国内ビールシェア率は99%でした。
また、アルコール類全ての比率でも90%以上あったほど。
タイに住む私の友人の多くも、ビアラオが美味しいと言っていますね。
ラオスビールは3種類
このラオスで圧倒的シェアのラオスビールは3種類あります。
◆ビアラオラガー
一般的に、ラオスビールといえばこれ。
瓶と缶があり、口当たりの良い飲みやすいビールです。
私が飲んだのはこれですね。
◆ビアラオダーク
日本でいえば、黒ビールですね。
ドイツの高級濃色麦芽を使用した本格的な味。
私は飲んだことないけど、黒ビールより口当たりが良いそうです。
◆ビアラオゴールド
一番新しいのが、このビアラオゴールド。
ラオスで穫れるカオカオ・ノイ米を使ったビール。
香りが良く、あっさりとした飲み口で外国人にも人気のビールです。
ラオスのビール消費量
では、ラオス国内でのビール消費量はどんなものか?
東南アジアの人は、あまり飲まないと思うかもしれませんが、ラオスはビールを飲む国でもある。
というのも、少し前のデータですが、ラオスは日本より1人当たりのアルコール消費量が多いというデータがありました。
飲酒人口(15歳以上)1人当たりの純アルコール換算の平均摂取量
2003~2005年 | 2008~2010年 | |
ラオス | 6.7 | 7.3 |
日本 | 8.0 | 7.2 |
タイ | 6.8 | 7.1 |
中国 | 4.9 | 6.7 |
※単位:リットル
※世界保健機関(WHO)の資料基に
※参照:AREA REPORTS ラオスビール生産に注力
約10年前のデータなので、現在とは違う部分があるとは思いますが、流れ的には大きく変わらないかと。
こちらのレポートによると、ラオスでアルコール消費量が増えている背景の一つには、女性の社会進出があるとされてます。
以前は、夫がいる席でたしなむ程度でしたが、男性と同じようにレストランで飲むようになったり、夕飯時のラオスの食卓にはビアラオがずらーりと並ぶようになったそうです。
タイは飲む量が少ないので意外でした。
最近のデータでは、日本人の方がアルコール摂取量が多いですが、意外とラオス人はアルコールを摂取する国民のようです。
タイ料理店で飲んだラオスビール(ビアラオ)
そんなラオスビールを飲んだのが、東京・目白にあるタイ料理店「プアンタイ」。
こちらのオーナーは、ラオス国境に近いタイの東北部出身。
そういうのもあって、シンハー、チャーン、リオと並んで、ラオスビールを置いています。
冷えてなかったけど、気になって注文しました。
ビールをグラスに注ぐと、色は少し薄めで泡が少ないイメージ。
注いだ後にラベルもチェックしてみると。
アマゾンで買えるかな?とチェックしてみたところ、ビアラオは出て来ませんでした。
2020年5月現在、Amazonでラオスビールがありました♪
どうやら、寮都産業株式会社さんだけの取り扱いのようで、楽天では購入できるよう。
ちなみに表のラベルですが、「Beer Lao」の上にある文字はラーオ文字。
タイ語に良く似てるw
タイ語でラオスビールは「เบียลาว」ですからね。
ラーオ語は、タイ文字と同様にスコータイ文字を元にしているので似ているそうです。
さっそく、一口飲んだところ。
「すーっと喉越しが良い!そして、後味が消える感じ。」
飲みやすい!
二口目は味を確かめたく、少量を含みながら飲んでみたところ。
「コクのある苦味が伝わってくる。」
これって私の好きなビールかも!と思いました。
私の好きなビールコレクションに、ラオスビールが加わりました♪
今度、東南アジアビール飲み比べをやってみたい!
「チャーンビール」「シンハービール」「ラオスビール」「ミャンマービール」「333ビール」「タイガービール」かな。
ちょっと多いので酔っ払わないように注意しないとw
ラオスビールは美味しかったです。おすすめ!
~thaiuniおっさんのつぶやき~
ビアラオをWEBで買うと1本290円ちょっと。お店で飲むと600円くらいにはなっちゃうわな。うーん、チャーンビールと悩むな。
2020年5月現在、Amazonでラオスビールがありました♪