ギャラクシーノート7機内持ち込み全面禁止。同じく全面禁止の物を調べてみた。

いろんな話
画像:http://gogotsu.com/archives/21258

18日タイ国際航空は、韓国のサムスン電子製の「Galaxy Note ギャラクシーノート7」を手荷物として預け入れ、機内への持ち込みを全面禁止しました。これは、14日米国運輸省(DOT)や米国連邦航空局(FAA)が同様な指示をしており、15日日本国内航空各社も国土交通省航空局(JCAB)の支持により全面禁止にしてます。
先月のブログ「タイ民間航空庁もギャラクシーノート7ガイドラインを示しました。」でもギャラクシーノート7についてあげましたが、とうとう預かりを全面禁止、バッテリーを外した状態でも持ち込めないと厳しい措置になりました。今日はこのような措置になった経緯と持ち込み禁止物についてまとめてみたいと思います。

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全面持ち込みになった経緯

ギャラクシーノート7は2016年8月19日に発売された直後から発火事故がありました。それに伴い9月2日に全世界で販売を停止し、調査の結果を内蔵バッテリーであるとの見解を示しました。その時点での販売台数は約250万台、事故を起こした件数は35件だったそうです。サムスンの発表を受けて、航空各社は機内での利用及び充電制限、禁止の措置をとりました。

その後、9月初旬からサムスンは内蔵バッテリーを対策品に交換する措置を行い、韓国では9月21日から、またアメリカでは10月1日から販売が再開されました。また、香港では爆発問題がなかったかのように9月中旬から家電量販店で普通に販売されたそうです。

そんな矢先、10月4日にサウスウェスト航空機の機内でギャラクシーノート7の発火事故が発生。事故を起こしたギャラクシーノート7は内蔵バッテリーを交換した対策済み機種とされており、サムスンが問題無しとした機種でした。それも機内アナウンスに従い端末の電源を切った状態での機種の発火とされています。この事故に伴い、アメリカでは販売を停止。サムスン本社も、生産、販売、対策品への交換プログラムの中止、全てのギャラクシーノート7の利用停止要請となりました。

この事故にて、サムスンは再度調査を行い原因を追求するとしましたが、バッテリー以外の部分に問題があることは明白。今後、どのような発表をしても信憑性に欠けることは確実になり、ギャラクシーノート7が販売されることはなくなったと考えてよいと思われます。

やっちまったなサムスンって感じでしょうか。

持ち込み全面禁止のもの(JAL)

機内に全く持ち込めないって、ある意味すごいことかと思います。
そこで、同じように航空機内に全面持ち込み禁止の物を調べてみました。JALのWEBページより参照しています。※利用者用の掲載分だけ抜粋していますので、当然、これ以外にも沢山あると思われます。
https://www.jal.co.jp/dom/baggage/bags/attention.pdf

・葉巻用ライタープリミキシングライター(ターボライター、ジェットライター、ブルーフレームライター等)※青色の炎や強力な炎を出すタイプ
・酸素または空気ガスシリンダー(医療用は除く)
・リチウム電池またはリチウムイオン電池を原動力とする小型車両(電動車椅子、電動移動補助機を除く)
・花火
・加熱式弁当容器・飲料容器(生石炭が危険物に該当)

そして「ギャラクシーノート7」ってなるわけです。

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一生お目にかかれない希少端末

逆に考えると、ギャラクシーノート7は数カ国のみ短期間販売になるので、超希少端末ってことになるかと。そして、犯罪にも使えちゃう代物だったりする訳です。憎い相手の家を燃やそうしたら、充電しっぱなしにしておけば良いのですから。考えただけで怖い。

どこかに中古で出回ってないかな?とオークションサイトを見ましたが、検索すれどケースばかり。ケースを売っている人も引くに引けないのか、それとも適当なのか、未だに「ギャラクシーノート7対応」とか書いてあります。それゃ、いろんな意味で売れないわな。

ここまで問題になった機種なので、一度は見てみたいと思ったりします。ドコモさんはサムスン商品を積極的に取り扱っているので、両国駅近くにある、「NTTドコモ歴史展示スクエア」で飾ってくれないかなと期待してます。「機内にも持ち込めなかったスマホです」みたいな。苦笑

~thaiuniおっさんのつぶやき~
今回は日本とタイでは販売されませんでしたので、日本人とタイ人にはあまり関係ないことになります。なので「見たみたい」という邪心があったりもする。一度の失敗から再出発で大コケって企業イメージは最悪じゃないでしょうか。

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