2017世界幸福度ランキング、幸せの基準って難しいかも

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3月20日は国連が定めた「国際幸福デー(The International Day of Happiness)」になり、世界155カ国を対象とした「幸福度ランキング」が発表されました。その最も幸せな国とされたのがノルウェー、ついでデンマーク、アイスランドと続きました。そして、タイは32位、日本は51位となりましたが、世界で一番幸福な国と言われるブータンが97位と低迷。これって何の基準?と疑問に思い調べてみることに。また、幸福度世界トップ10とアジアトップ5を昨年度順位からの変動を含め紹介します。

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世界幸福度ランキング基準

まず、このランキング調査はどこが行っているかというと、本社をアメリカに置く世論調査及びコンサルティング企業のギャラップ社になります。世界30カ国近くに拠点があり、日本にもオフィスがあります。そして、調査基準が以下になります。

・人口あたりGDP
・社会的支援
・健康寿命
・人生選択の自由度
・性の平等等
・社会の腐敗度
など。

この調査基準に関しては、物質などの基準が多いとされており、ブータンのような「心の豊かさ」は反映されにくくなっているようです。つまり、国連発表の幸福度ランキングは欧米よりの基準が強いってことになるのかな。

世界幸福度ランキングトップ10

この基準による2017世界幸福度トップ10

1位(4)ノルウェー
2位(1)デンマーク
3位(3)アイスランド
4位(2)スイス
5位(5)フィンランド
6位(7)オランダ
7位(6)カナダ
8位(8)ニュージーランド
9位(9)オーストラリア
10位(10)スウェーデン

※カッコ内は2016年度順位

多少の変動はあるものの、トップ10は昨年と変わらず。それにしても、寒い国が多い。冬のオリンピックで活躍している国ばかりですな。

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アジアにおける世界幸福度トップ5

次いで、アジア諸国だけをピックアップした上位5カ国は以下になります。

26位(22)シンガポール
32位(33)タイ
33位(35)台湾
42位(47)マレーシア
51位(53)日本

※カッコ内は2016年度順位

なんかな、、って順位じゃありません?日本だけを注視すると、「健康寿命」がすごく高いものの、「性の平等等」「社会の腐敗度」が凄く低い値になっています。特に「性の平等等」が低すぎる、日本ってそんなに不平等でしたっけ?

その他気になる国は、アメリカ14位(14)、ドイツ16位(16)、イギリス19位(23)、ブラジル22位(17)、フランス31位(32)、韓国56位(58)、中国79位(83)など。調査155カ国中の最下位は中央アフリカでした。

幸せの基準は違うよね

今回の調査結果をみて思うのが、「幸福」の基準って国によって違うし、人の考え方によって違う。そして、性別によっても違うし、年齢によっても違うと思いました。私はいくら幸せな国だよと言われても、この歳になったら寒い国には行きたくないな。それよりも、四季のある日本で暮らせるのが幸せだと思ってしまう。そして、時々タイにいく。笑

~thaiuniおっさんのつぶやき~
スノボする人は寒い国が良いでしょうし、サーフィンする人は暑い国が良いでしょう。私は欲張りなので、両方が良いかな。ということで、私にとって日本は幸せになれる国の一つですわ。

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