ユニクロがチェンマイにタイ10店舗目

タイのビジネス

2011年9月にユニクロがバンコクに1号店をオープンした時は、10店舗もタイで出店するだろうと予測してタイ好きは少なかったと思う。自分もせいぜい2.3店舗じゃないの?と思っていた。

それが、今年4月にパタヤに出店をして、6月にタイで10店舗目をチェンマイに出店することが決まった。北部への進出は初めてであり、確実にタイで知名度及び人気があがっている。

このダウンは自分も2色ほどお世話になってます。

自分の勝手な感想であるが、日本でのユニクロは安い割には質が良い。デザインもそれなりに納得できるから、買って損は無い。

ただ、この感覚がタイでは通用しないと思った人は2年前には多くいたと思う。

だって、タイの衣料品はとても安いし、街中を見ていると洋服に気を配っている人が少なく質よりもデザインと安値を重視するイメージがあった。少なくとも自分はそう感じた。

なので、まぁ お金持ちが少しの間だけ気に留めるくらいかな と思っていたが、10店舗となると全く違う。

流行とともに考え方が変わってきているのだと感じる。

前に牛丼屋の話を書いたが、吉野家が最初に進出してきた頃は、タイ人に牛肉を食べる文化があまり無かったし、日本食のイメージはすしが強かった。日本では大手であった吉野家の撤退後に単独店舗である牛野家が成功を収めた。もちろん、牛野家さんによるかなりの努力・工夫があったと思うが、ここ最近タイ人が牛肉を食べるようになったことが成功した要因であるのは間違いないと思う。

食文化の流れが変わったんじゃないかと。

このユニクロの店舗展開にもタイでの考え方が変わってきているだと感じる。

自分が通っているタイ語学校先生が、「無印」の話をした時に。連呼していたのが「クオリティが高い」であった。ボーダーの子供服を3着ほど購入していて、前後のボーダーラインがしっかりそろっている そのポイントを強調して「クオリティが高い」と。

そして、ユニクロに関しても「値段は高いがクオリティが高い」と。

全てのタイ人が同じとは言わないが、少なくとも質を求める人が増えているのは確かだと思う。ユニクロもっとがんばれーー!

 

 

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