タイの宝くじでも日本の宝くじでも不幸になったら意味がない

タイのこと

私は10年前に宝くじを買うのをやめました。主な理由としては当たる確率の低さ。
私が購入してた時は「何事も買わないと当たらない」「夢を買ってるんだ」なんて発想を持ちながら、10枚単位で買ってました。その気持ちは今でも無いと言ったら嘘になりますが、あまりにも確率が悪すぎる。多くの記事に出てますが、日本の宝くじの1等当選確率は1,000万分の1(0.00001%)なんですもん。

タイのロッタリー。卸は80バーツ、街中では100~120バーツで売られている

これって、

・毎年3000円ずつ買って100万年に1回当たる確率
・15センチのトイレットペーパーを使ったとして500年間拭き続けたら当たる確率

と同じで、

比較したらわかりやすい数字
・麻雀の天和が65万分の一
・ポーカーでジョーカー無し状態で配られた瞬間ロイヤルストレートが揃うのが65万分の一
・飛行機が墜落する確率が100万分の一

今までに手元に牌やカードが来た瞬間に揃ったことありませんし、飛行機は落ないと思っているよりも低い確率ということは。当たるはずがない。
たかが3000円と言えど、されど3000円。もっと有意義に使う方法があるんじゃないかと思って宝くじの購入をやめました。

それに、当たった人の不幸話なんて読んだらねぇ

・平成17年岩手県一関市の女性が2億円の宝くじ当選後、行方不明になる事件が発生。捜査したところ都内に住む男性が女性を殺害したことを供述。
・アメリカでは1997年に26億円を当てた男性が、いろいろお金をねだられて断りきれず自殺した。

とか、調べれば沢山出てきます。
これだけの記事を読んでると、当たらない方が幸せかもとか思ってしまう。

今日のタイのニュースでは
・ロッタリーで約1億円を当てた男性が事実婚の妻と生後8ヶ月の息子を置いたまま音信不通になり、事実婚妻から訴えられた。
なんて記事が出てました。ちなみに、男性は約360万円振り込んでから音信不通になったのですが、妻からは「宝くじを買う400バーツは私が渡したもの」とか主張しているらしい。

あまりにも醜い争い。

当選確率も低い、と言うか絶望的に当たらない。そして、当たったとしても不幸になる可能性がある。そこに汗水流して稼いだお金を注ぎ込む。
普通に考えてお金を捨ててるとしか思えないのは私だけでしょうか?

日本で大きな宝くじはジャンボ。大々的に宣伝をしながら年に数回やってますが、これって弱者からお金を巻き上げる一つなんじゃないかと、最近思うんですよね~

還元率
・宝くじ45%
・競馬75%
・パチンコ80%

タイのロッタリーでは月に二回も当選があります。日本よりお金巻き上げているのが多いんでしょ。宝くじ300円、ロッタリー80バーツが高いかどうかは人それぞれなんでしょうが。


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