二度と行きたくないお店と、また行きたくなるタイ料理店。

先日、タイ料理店でランチをした時のお話。都内の某所で打ち合わせを兼ねてランチをすることになり、確実に席も確保したかったので11時30分にお店で待ち合わせすることにしました。

そのお店は都内のオフィス街で、複数の飲食店が入っているフロアの一角、いわゆる飲食店の一等地です。

場所が良いので集客などには困らない立地だからなのか、サービスが・・でした。私も大人になったので、そのお店は何も言わずに去りましたが、同じような思いをしている方も多いのではないかと。

それでも、私はタイ好きを増やしたいという思いから、そのお店を例にして「二度と行きたくないお店と、また行きたくなるタイ料理店の違い」を、タイ料理店経営者に届けと願いを込めて書こうと思います。

あくまでも、私からみた考えなので、違うという方はスルーしてください。

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行きたくないタイ料理店と行きたいタイ料理店

ブログ用文字

二度と行きたくなくなるお店のオープン前

私は待ち合わせは15~30前に行くようにしています。街の雰囲気も知りたいし、お店に入る前に周辺のマーケティングもしたいなと思っているからです。

その日も11時30分待ち合わせで11時には現地に到着してました。

そして、お店の前にいったところ、閉まってる。。

え!?30分前だから「準備中」とかの看板を出して準備しているかと思いきや、まるで閉店休業のような状態。

思わず、待ち合わせ予定の方に「休みのようです」と連絡を入れてしまいました。

ちなみに、飲食店が十数店舗入っているフロアですが、ランチを提供しているお店は、既に11時でオープンしてるか、準備中の看板を出してお客を入れる準備をしてました。

戸が閉められ店内が全く見えなかったのはこのタイ料理店だけでした。

お店の考え方だよと言われれば、それまでですが。私は休みだと勘違いをし他のお店を探し始めてたので、お客を損失する機会が多いと思う。

「オープン前は面倒だから閉めちゃえ」と思ってるのかなって感じました。ちなみに、11時31分に戸が開けられました。

お客を向かい入れる準備をしっかりできてないお店には二度と行きたくないですわな。

オープン前に全てシャットアウトなんて、、超人気店でもやるお店は少ないんじゃないかな。労働時間厳守のサラリーマンじゃないんだし。

私がまた行きたくなるお店のオープン前

オープン前の接客もしてくれるところですね。

「申し訳ございません11時30分開店になりますので、もうしばらくお待ちください」の一言だけでもあるお店。

戸を閉めてるのであれば、外で準備をするスタッフを置いて、対応させるというのもありですね。

オープン前の対応で印象が全く違ったりします。

二度と行きたくなくなるお店のオーダー取り

こちらのランチメニューは、定番の6品と日替わりでした。テーブルにオーダーを取りに来たのは日本人のおっさん。

メニューを渡されて「何にしますか?」のみ。。私たち3名は何にするか悩みんでいて、1人が「日替わりって何ですか?」と聞くことに。

う~ん。ランチメニューを渡す時に「本日の日替わりは○○になります」と言うべきじゃない!?

結局、3人とも定番メニューからランチを選びましたが、ランチにグリーンカレーが付いているとか全く言わないし。。

1人が知ってたので、グリーンカレー取りに行きましたが、私1人だったら分からなかったサービス。

お客に提供する商品を説明できないようなお店には二度と行きたくないですわな。

それにしても、タイ料理店に多いんですよね。。無愛想な日本人のおっさんやおねーちゃん。なんでだろう!?

私がまた行きたくなるお店のオーダー取り

ランチメニューを出して、定番メニューと日替わりメニューがある旨を伝えてくれるお店。

その際に、日替わりの内容を伝えてくれて、どんな風におすすめかを伝えてくれるようなオーダー取り。

もちろん、お店で提供しているサービス(グリーンカレーサービス)は伝えて、ごゆっくりどうぞと一言があると嬉しい。

そして、何より無愛想なおっさんやおねーちゃんじゃなく、笑顔で接客で接客できるスタッフが良い。多少の失敗も笑顔だったら許せちゃうからね。

初めてのお客様にも、常連さんにも楽しんでもらおうという気持ちが大切なんですよね。

二度と行きたくなくなるお店の会計

食事が終わり、場所柄かお店も混んできたので会計をすることに。3人1人ずつ会計をしましたが、会計をしていた若い日本人男性に1000円を渡して「お釣り20円です」と渡されただけ。

うーん。まずは「○○円です」と言うべきだじゃないかな、そして「レシートいりますか?」と聞くべきかと。

「ありがとうございました」は言われたけど、次の来店に繋げるようなアクションは全くなし。

場所柄、レシートが必要じゃない客が多いかもしれないが、いろんな想定を考えた対応をすべきだじゃないかな。

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私がまた行きたくなるお店の会計

料金とお釣りの額をしっかり伝えてくれて、レシート及び領収書が必要かを聞いてくれる会計。

そして、次回へ繋げるサービス券や系列店舗への案内を渡してくれるのが良いです。気に入った場合、他の人へ勧めやすいしね。

接客業として基本的なことですね。そして笑顔で送り出してもらえると嬉しい。

危機感が無いんだろうな

何れも基本的なサービスだと思うのだが、できてないお店が多かったりする。

その多くはオフィス街などで集客に困ってない店舗。でもね、近くにサービスが良い同じ料理店が出来たら、あっと言う間に傾くよ。

それすら考えられないスタッフといことは、お店を愛してないとしか思えない。「ここが潰れたら他で働こう」って思ってるとかね。

店舗数が増えてくると、オーナーの思いが伝わらなくなってしまいます。

店舗が増えるとオーナーの役割が変わってくる典型です。その為に10店舗にするまでにやるべきことが沢山あります。

タイ料理店には生き残ってもらいたい

ここ数年、タイ料理ブームでタイ料理店はバブルになってると言われてます。

しかし、パクチーブームが去りはじめたのもあり、いづれは増え続けているタイ料理店も淘汰される時期が来ると思います。

そんな時期が来ても、できるだけ多くのタイ料理店に残ってもらいたいと願っています。

生き残る為には、私はタイ料理ブームに踊らされるのではなく、日本ならではサービスとタイ料理をコラボさせることが大切だと考えてます。

正直なところ、タイにあるタイ料理店でサービスが良いなと感じるお店は少ないと感じてます。

そして、同じようなサービスが悪いお店が日本にも多いなとも。日本にあるタイ料理店が、日本国内で勝ち残っていくには他料理店との差別化が必要です。

最後には「日本人が気持ち良い」と感じるお店が生き残ると考えてます。

求人広告会社の友人からは、3Kに就く人材確保は大変だと聞いてます。

そんな人材確保すら難しい現状でスタッフ教育まで手が回らないと言われそうですが、ここに手をつけないと将来は見えてこないじゃないかな。

このような課題は、私が得意としている1から10店舗への時期より、10から50店舗にする時期の経営者が悩んでいることが多いですね。

そんな時は、今一度、今ある10店舗の見直しをしてはいかがでしょうか?土台さえしっかり作ってしまえば、10から50はあっという間だと聞きます。

タイ関連で多くの人が笑顔になれる。そんなお手伝いをしたいと思っています。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
タイ料理が売れなくなったから他の料理にする。。そんな経営者が多いが、やっぱり私はタイ料理店を応援したい。
【追記】最近は、「分からない人には分からないんだ」と良い意味で諦め感も出てきた。いろいろ判断基準があると思うのでね。

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