ここ数日ブログを休んでいました。その間、バンコクをじっくりと観て回ってきました。2016年10月14日13日にプミポン国王が崩御なされてから1ヶ月半たったタイの現状はどうなのか?また、一般市民は30日間、公務員は1年間喪に服することを決めたタイ人は、どのように生活をしているのか?私からみたバンコクの現状を報告したいと思います。
バンコク行ってきました。最新、タイの昼と夜の現状
今回はドンムアン空港からバンコクに市内に入り、王宮前広場、ワットプラケーオ、エラワン祠、運河ボート周辺、そして夜の繁華街ソイカウボーイ、ナナ、テーメーのレポートになります。
ドンムアン空港では(2016年)
今回の旅行は久しぶりにドンムアン空港を利用しました。私としては、約10年前にスワンナプーム空港ができて以来、ずーっと利用してなかった空港になります。久しぶりに降り立ってみると、昔ながらの空港に懐かしい思いになりました。私が到着したのが17時過ぎ、イミグレーションはかなり混雑していました。
そこで、やはり現れた大声で騒ぎ始める中国人団体。中国人は、男性も女性も何で大声でしゃべるんでしょうね。あーうるさいって思ったところ、同じように思ってた欧米人の男性が、大声で話している中国人女性に静かにするよう戒めてました。すばらしい!!
そして、その中国人女性と団体さんは並ぶ列を変えて、遠いところに消えていきました。中国人も言うこと聞くんだなと驚きました。
今回の入国審査は、ここ数回の入国審査より時間がかかりました。ドンムアンということもあったかもしれませんが、思ったより多くの観光客がタイを訪れているのだと思います。
サナームルアン(王宮前広場)では(2016年)
到着した翌日、第一の目的であるプミポン国王の棺が置かれているワットプラケーオ内のプラティナン・ドゥーシット・マハー・プラサート宮殿周辺へ行きました。今回はタクシーで移動しましたが、王宮前広場周辺は厳重な警備になっており、王宮前広場に入る前にタクシーを降りることに。王宮前広場に入るには手荷物とボディチェックがあります。そして王宮前広場からワットプラケーオに向かうことに。
王宮前広場には、タイ国全土から人が弔問の為に長蛇の列をつくってました(応急前広場をぐるーっと一周以上)。国王が崩御なさってから1ヶ月半が経った今でも、この長蛇の列は驚くばかり。正直、熱いものが走りました。
プミポン国王の偉大さ、そして国民にとっての大切さ、日本人には持ってないタイ人の凄さを感じれました。
ワットプラケーオでは(2016年)
そこから、一般観光ができるようになったワットプラケーオへ向かいましたが、王宮前広場に入ってしまってからは、チャオプラヤー川を遠回りするように入口に向かうことしかできませんでした。まっすぐ向かう道は、一般人の弔問用になっていました。ですので、直接ワットプラケーオにいきたい方は、チャオプラヤーエクスプレスボートで向かうのが良いと思います。そして、再び手荷物検査場を通過することになりました。ただし、ここではボディチェックはなしだったので、一般観光用の検査場になるんだろうな。どうやら弔問客とは分かれているようでした。
ワットプラケーオ観光用入口付近は、色とりどりの服が。。まぁ30日間の喪に服する期間が終わっているので、うるさく言う人は少ないにせよ、タイ人のことを考えて少しは考えるべきかと。
「タイ激安旅行6 ワットプラケオ」
今までと少し違ったのが、大きなリュックサックほどの荷物を持っている人は、白い紐を結ばれてました。弔意の意味かな?よくわかりませんでしたが、紐を結ばれるだけでそのまま中へは入れるようでした。
王宮前広場では喪服のタイ人が長蛇の列をつくっているのに、ワットプラけーオ入口では以前と変わらない光景が、何となく違和感を感じました。
エラワンでは(2016年)
昨年、爆弾テロがあったエラワン祠では、相変わらず多くの人がお祈りをしていました。ここは今までの光景と同じように感じました。街は通常に戻っていると思います。
運河ボート乗り場では(2016年)
バンコクに到着してから、全体的に黒い服が多いと感じていました。それでも、街には外国人も混ざっていたのでしょう、数時間経つと黒服のイメージが薄れていましたが、夕方の運河ボート乗り場に行った時は90%以上が黒い服でした。
運河ボートはタイ人もしくはバンコク在住の方が利用するのが多いと思います。つまり、バンコクで働いている人たちのほとんどは黒い服を着ているということ。タイ語学校のタイ人先生も1年は喪に服すると言ってましたので、多くのタイ人が1年は黒い服を着るのかと思いました。
タイ語が少しでも分かると楽しさ倍増するよ♪
夜の飲み屋では(2016年)
そして、最後に夜の飲み屋。タニヤ、パッポン、ナナ、テーメーカフェ、ソイカウボーイと回ってみました。
正直、以前と全く変わりません。詳しくは過去ブログ「バンコクのゴーゴーバーを考察してみた」。普通に酔っぱらいがいて、女の子にはドリンクを奢ってくれとせがまれ、ペイバーの交渉が始まります。こちらの写真はパッポンのキングスコーナーになりますが、料金もシンハービール150バーツ。同じゴーゴーのナナやソイカウボーイより数十バーツ安い値段設定で変わらず。綺麗なオカマちゃんが沢山いました。
また、ソイカウボーイの営業時間を確認したところ、午前3時と言ってました。国王が崩御なさってからしばらくは0時までと言われてて、最近は午前2時までとなってましたが、さらに1時間遅くなっているということは、夜の営業は通常に戻っていると判断して良いかと思います。ちなみに、日本人に人気のバカラは質が落ちたなと感じました(あくまでも個人見解ですが)。
年末年始にタイへ行く方も多いと思います。観光する上では、今までと変わらずに廻ることができると思います。ただし、王宮前広場や運河ボートの写真でお分かりのように、タイ人の心は悲しんでいます。その部分を忘れないで、タイを楽しんでもらいたいですね。
~thaiuniおっさんのつぶやき~
ワットプラケーオで肌を露見させ、派手な服を着ている外国人を見ていると、ムカついてしまう自分がいる。通常の時期でもダメなのに、この時期にまでとはね。国籍を聞いてランキングを作ってみたい。