タイのニュースをチェックしていたところ、「バンコクのオフィス賃料は平均726バーツ(1平方メートルの月額)で、前年同期比7.6%上昇したものの、入居率が92.1%に上り、賃料が高止まりしている。」とありました。
バンコクの賃料が安いのか、分からない方も多いと思いますので、本日は、東京主要地区のオフィス賃料とバンコクの賃料を比較してみようと思います。ビジネスはビックマーケットでやるとハイリターンの可能性が高くなります。バンコクも東京もビックマーケット。まずは、バンコクのオフィス賃料を日本円に換算してみたところ。
バンコクと東京のオフィス賃料
単位は坪数でまとめました。2016年9月レート換算(1バーツ2.99円)になります。
バンコクのオフィス賃料(平均)
バンコク中心部 | グレードA | 約9,478円/坪 |
グレードB | 約7,918円/坪 | |
バンコク中心外 | グレードA | 約6,464円/坪 |
グレードB | 約4,844円/坪 |
※データ参照「英不動産仲介ナイトフランク」
坪1万円以下なら安いと思った方が多いのではないでしょか?ちなみに、グレードA物件とは大型新築ビルになり、BTSや地下鉄駅から徒歩5分以内などの物件になります。
次に、東京23区から主要地区の家賃を調べてみたところ。
東京のオフィス賃料(平均)
渋谷区 | 〜30坪 | 17,729円/坪 |
100坪〜 | 24,520円/坪 | |
新宿区 | 〜30坪 | 13,048円/坪 |
100坪〜 | 15,129円/坪 | |
中央区 | 〜30坪 | 14,567円/坪 |
100坪〜 | 19,000円/坪 | |
荒川区 | 〜30坪 | 9,460円/坪 |
100坪〜 | 9,575円/坪 |
※データ参照「イエマミレ」 http://magazine.ietty.me/10811/
銀座のある中央区や都庁のある新宿区よりも、渋谷区の平均の方が高かったです。渋谷周辺だけなく、恵比寿や神宮前、そして初台や笹塚エリアはIT企業に人気エリアになっています。
100坪以上のオフィスに関しては、新しいビルが多いので家賃が高くなっているようです。
バンコク中心部のAグレードオフィス家賃と。ほぼ同額なのが荒川区になります。荒川区の主要な駅は、日暮里駅、町屋駅、西日暮里駅、南千住駅など。私個人としては、ほとんど利用した事が無い駅になります。
地方の有料企業はバンコクへ行くべし!
うーん、これを考えると、バンコクの中心部にオフィス構える方がお得のような気がする。中でも、地方で成功している会社が東京の渋谷等でオフィスを構えるよりは、バンコク中心部のグレードAのビルだと半額の賃料になります。
また、ビジネスを東南アジア全体を視野に入れて、バンコクにオフィスを拠点にすれば、より大きなマーケットを対象にしたビジネス展開ができるのではと思ったりします。やっぱり!進出すべきですよバンコクへ となりますな。
〜thaiuniおっさんのつぶやき〜
東京のビックマーケットで勝負するか、東南アジア全体のビックマーケットで勝負するか、経営者の判断によるところ。同時に二つってものありだとは思います。あとは、任せれる人を育てること。経営者手腕の見せ所ですね。