先日、西新宿を歩いていたら繁華街の曲がり角の下水道に向けて5.6歳くらいの女の子がおしっこをしていました。すぐ近くには両親と思われる人が立って本を見て調べ物をしていました。西新宿のど真ん中で久しぶりに見る光景だったので驚き目を疑いました。その両親の会話を聞きいたところ、中国語らしき言葉で会話を。私は北京語か広東語か台湾語か聞き分けができませんが、中国語系だったのは間違いなく、「また中国人かよ」と心の中でつぶやきました。
前にも、タイ旅行中で中国人のマナーの悪さについて書いたことがありますが、私だけでなく多くの日本人が同じように思っていのではないでしょうか。長年に渡って、中国人のマナーの悪さは言われ続けているのに、全く変わりそうもない中国人は自覚すらないのではないかと思っていましたが、実は中国人も自覚している記事がありました。
去年の人民網にて「中国人観光客の海外でのイメージ調査報告書発表」によると、
外国人に中国人観光客は全体的に歓迎されている。その理由としては日本でも話題になった爆買である「ショッピング」。
そして、中国人観光客の行動として連想するのは「ビザ」「娯楽」「観光地」「旅行会社」「ホテル」「レストラン」とありました。ただし、マナーにおいては観光地において衝突が多く、文化や風習において衝突が目立ち、マナーの部分ではアジアやオセアニアが多く回答したそうです。
そのマナーにおいて悪いと思われているのが、
「ごみのポイ捨て」
「信号無視」
「大騒ぎする」
「列に割り込む」
「席を占領する」
「草花を踏み荒らす」
「子供がどこでも排便をする」
だとありました。
中国人も自覚してるじゃん!
ただし、変わらないのも現実かと思います。
思いおこせば、一部の日本人も同じようなことがあったのではないかと思われます。私が初めて海外に行ったのが約30年前。その時、日本はバブル時でもあり、ジャパンマネーが注目されていた時代でもありました。いま思うと、当時の私は少し横柄な態度になってたかと思います。お金があればなんでも買えるでしょ みたいな心が少しありました。高級ホテルに小汚い格好で無理やり入ろうとしたりしてました。ただ、しっかりと断られて静かに退散しました。ここは中国人だと騒ぎ立てそうな感じがします(あくまでも私見ですが)。それから、海外を多く経験することによって「郷に入れば郷に従え」を知るようになりました。一人旅行が多いので、痛い目を多く味わうんですよね。そうして学んできました。
中国人もマナーが良いと思われるように変わってほしいとは思うのですが、30年間、私の中国人観光客に対するイメージは全く変わってません。
「団体で行動して自国のように振舞う」「席を占領する」「割り込む」これが私の中国人に対するマナーが悪いと思うところです。
書いててなんとなく思ったのが、日本におけるおばちゃん軍団も同じかも。集団がわがまま行動をさせるんでしょうね。中国人も少人数旅行をするようになったら、少しは変わるのかな。
元々は中国語のことわざから来た言葉「郷に入れば郷に従え」
中国語なら
入鄉隨俗
ピンイン
タイ語なら
เข้าเมืองตาหลิ่วต้องหลิ่วตาตาม
カオ ムアン ター リウ トン リウ ター ターム
(片目の町に入れば片目をつむっていなければならない)