タイ古式マッサージが日本で流行らない三つの理由

こんな仕事してます

おは!です。4ヶ月ぶりにインスタを使ってみて、あらためて面白いなと思ったタイウニです。タイとは全く関係ない分野でやってますw
https://www.instagram.com/uni7uni/

さて本日は、私の大好きな「タイ古式マッサージ」について。

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大好きなタイ古式マッサージが日本で流行ってない三つの理由と流行らす方法

ブログ用文字

私の得意としているマッサージ業界、その中でも大好きなマッサージの中に入るタイ古式マッサージ。

そのタイ古式マッサージですが、「知っている」という方は多いですが、実際に受けたことあるって方が少ないのも事実。

20年前は「まだまだ認知されてないから」と思ってました。最近、あらためてタイ古式マッサージ店で来店分析をしたみたところ、相変わらず「初めて」という方が多くいました。

そこで、こんなに良いタイ古式マッサージに火がつかないのか?私なりに理由を考えてみました。それと同時に、ここを変えれば流行ると思う対策も。

流行ってない理由1.「いかがわしいタイ古式店」

いかがわしいタイ古式マッサージ店は、日本に限らずタイにもあります。バンコクには、いかがわしいマッサージ店が集中してるエリアもありますしね。

また、アマゾンで「タイ古式マッサージ」と検索すると、教本に紛れてアダルト系のDVDが出てきます。これは、タイ古式マッサージが、いかがわしいと考えらてる傾向じゃないかと。

その理由は、マッサージを楽しむというより、密着が好きな客がいるから。そして、それをあえて提供しようとするセラピスト(店舗)がいるからだと思います。

そのような客とセラピストが、タイ古式マッサージのイメージをいかがわしい方向へ持って行っている。

このイメージが、パッとしない理由の一つではないかと。

流行らす方法1.「いかがわしいお店をまとめる」

世の中には需要と供給がありますので、いかがわしいものは無くすことは難しいかと。でもね、この手のお店は風俗店として看板を出してもらいたい。

その方が、普通の店もいかがわしい店もお互いに良いと思うんですよね。入ってから不快な思いをすることがありませんから。

私はいかがわしい行為をされたら不快に思うタイプ。そのようなサービスがあると分かってたら入らないし、不愉快になり警察に届けちゃうと思う。

だから、入る前に風俗店だと出してて欲しい。そうしたら、それを求める客が入るし、私のようにチクる人もいなくなります。

今は分かりづらいけど、今後は真っ当なタイ古式マッサージ店といかがわしいお店を、明確に棲み分けをして欲しい。その為に、既存店の一斉手入れをお願いしたい。

そして、いかがわしいお店が集まるエリアができたら良いな。吉原、堀之内、金津園みたいに(例えて使いましが、地区の普通のお店さんはごめんなさい)。

そうすれば、いかがわしさを求めている人はそちらに行くし、「あれ?サービスが違う」って勘違いが少なくなる。

まぁ、実際に東京や横浜では棲み分けっぽいのができてますが、まだまだ混在しています。

まずは、いかがわしいサービスをするお店を、徹底的に取り締まることから始める対策から。警察に動いてもらうしかないですが。

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流行ってない理由2.「日本でタイ人の技術レベルが低い」

私は、タイ人セラピストの技術レベルが低いと感じてます。特に、日本で働くタイ人セラピストは学校に通ったこともない等レベルが低いのが多い。

それは、良いタイ古式マッサージの提供よりも、お金稼ぎを優先している経営者やセラピストが多いからだと思います(全てではありませんが)。

日本で「このタイ人セラピストは上手」と聞いて受けてみると、ただポイントを強く押せるだけとうことが多々ありました。

このようなところが「タイ古式はギューだよね」というイメージに繋がってるだと思います。

多くの人が上手としているのが、「身体が楽」になるというより「強く押してくれる」という部分で判断してるんじゃないかな。

また、「タイ人セラピストの方が上手」と思っている傾向があります。ここでも、タイ古式マッサージの技術が判断されてることが多いですね。

何度か書いてますが、「マッサージ技術に関しては、日本人セラピストの方が技術レベルは高い」と思っています。

でも、イタリア料理はイタリア人シェフの方が美味しいと思うように、タイ古式マッサージはタイ人セラピストの方が上手だと思ってる人が多い。

その結果、さほど上手でもないタイ人セラピストの技術でタイ古式マッサージが判断される。技術が低いもので判断されている。

パッとしないのは、「ギュー」のイメージだけで判断している人が多いからだと。だって、そのイメージで受けたいって人は少ないですよね。

流行らす方法2.「日本人セラピストを前面に出す」

誤解がないように書きますが、技術が低いと思っているのは、全てのタイ人セラピストでなく、日本にいるタイ人セラピストです。それも全てではないですよ。

でも、確率が低いのは確かです。その理由のひとつは、タイ古式マッサージの仕事では日本の就労ビザが取れないからだと思います。

今の日本の法律では、タイで上手なセラピストを日本で働かせたいと思っても、働かすことが出来ません。働かす為には、主に結婚ビザか学生ビザ(就労制限あり)が必要になります。

つまり、日本にいるタイ人セラピストは、結婚して日本に来てからタイ古式を学ぶ人が多かったり、そもそも学校で習ったことないという人が働いてます。

また、私が見てきた中では、日本で働いているタイ人セラピストの多くが、自ら進んで新しい技術の習得はしません。「学びません」とはっきり言います。

理由は様々ですが、タイ人気質というのと、この仕事をやりたくてやってる人が少ないというのが起因しているかと。

それとは逆に、日本人セラピストは、新しい技術の習得に貪欲でタイ人から技術を盗みたい、と時間があればマッサージの練習をしてました。

これは、日本人気質とセラピストを選んだ人の仕事スタンスが起因してると考えられます。

はっきり言います!真面目な日本人セラピストの方が技術が高い人が多い。

でもね、現実はタイ人の方が上手だと思って指名する客が多いんです。タイ人だからタイで学んだ本場の技術とか、タイ古式のことを分かってるって思う人がおおいんでしょうね。

気持ちは分らないでもないですが、タイ古式マッサージを広めていくとなると。。

素晴らしい施術を提供していくことによって、タイ古式マッサージの良さが広まっていくんじゃないでしょうか。

法律が変わって、技術の高いタイ人セラピストが仕事できるまでは、日本人セラピストが頑張るしかないんじゃないでしょう。

そこを、経営側がどうアピールするかを考えて行きたいところです。

流行ってない理由3.「日本で本当に寛げる店舗が少ない」

これは過去ブログでも書きましたが「ここがヘンだよ日本のタイ古式マッサージ」、日本には魅力的な店舗が少なすぎます。

多くのタイ古式マッサージ店は、カーテンで仕切ってマットだけ置いてあるみたいな安っぽいところが多い。

タイ古式は治療系ではなく癒し系です。癒しを感じるには、安っぽい雰囲気の中では無理。とうてい、世界一気持ち良いなんて思うはずがありません。

そのようなお店が多い理由としては、タイで受けたサービスを日本で同じように提供すれば良い、と勘違いしている経営者が多いんじゃないかと。

更に、「日本だから仕方ない」と妥協して店舗作りを中途半端にしてる。

そのような店舗では、タイ古式マッサージの素晴さが伝わりきらないで終わってしまいます。

その結果、中途半端なサービスでは、口コミで良さを伝えようとする人がいなくなる。

パッとしない理由は、中途半端なサービス提供しかできない店舗が多く、そこで良いと考えているからだと。上を目指す人が少ない業界でもあります。

流行らす方法3.「タイの素晴らしい店舗をマーケティングする」

ここ数年、タイ・バンコクでは多くの飲食店が潰れているのに、タイ古式マッサージ店は増え続けていると言われてます。

バンコクへ行った方はご存知だと思いますが、街中には多くのマッサージ店があります。そのようなマーケットでも増え続けている。

中には予約をしなければ、3.4時間待ちとか、週末だと入れないお店もあります。

前国王の時代に、タイ古式マッサージを振興させる政策が取られ発達発展してきました。同時に、それに合うようなサービスが提供されてきてます。

日本で、店舗作りをするには限界があるのも分かってます(予算もありますしね)。ただ、発展し続けてるタイの店舗から学べるものも多くあるはずです。

タイ古式マッサージ店を経営している方に、今一度、タイへ行き店舗マーケティングして欲しい。

激安店から街中にある普通料金の店舗、そして高級店まで見てもらい、店舗に活かせる部分を盗んで欲しい。

一つ注意としては、技術じゃなくサービスですからね。セラピストあがりの経営者は技術に走りがちになるのでね。

提供するサービスの質が高まれば、必然とタイ古式マッサージの評価も上がり、口コミで広まるはず。

タイには素晴らしい店舗が多く存在してます。今一度、タイへ足を運んで見てもらいたいですね。

ちなみに、ご案内がご希望であれば、お声かけください。

最後に、日本のセラピスト技術を世界へ

対策2でも書きましたが、私は日本人セラピストの技術は本場タイ人より高く評価し、世界に誇れるレベルだと思ってます。

日本料理のように、繊細な技術は日本人だからできるもの。それは、マッサージの世界でも同じだと考えてます。

そのような高い技術を世界に広めて行き、「多くの人を癒しで救ってあげたい。」そう強く思うようになりました。

私が苦しい時、タイという国に救われました。そのタイで生まれたタイ古式マッサージと日本人の技術が合わさることによって、更に素晴らしいものになると信じてます。

同じような目標をお持ちのオーナーさん、ぜひ!お声掛けください。

世界に誇れる「日本の癒し」を作りたいですね。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
日本で癒しを提供できる店舗を作るのには3000万円ちかくかかるなって思ってます。でもね、これを海外で作ると何分の一かでできますよね。

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