先日のタイ関税制度の続きで、通関手続きについて調べてみました。
日本製品は世界に誇る製品だと思っている自分。でも、タイで売るってなると話は全く変わってきます。タイには日本では想像できないほど大金持ちが存在すると聞きます。そこをターゲットにする商売もあるのかな?誰だって、ルートがあればしてみたいですよね。そんな人たちは本物を求めるはず。通関手続きの基本は把握しておきたいです。
タイへ輸入する際にする手続きは、輸入通関申告書とその他必要書類(船荷証券、インボイス、パッキングリストなど)を税関局に提出しなければなりません。ちなみに2007年からペーパーレスシステムによる電子データによる提出が認められているそうです。特定物品については、輸入許可証が必要になり関税と付加価値税が発せいるすることになります。
だから、高いんですよね。。。これは日本に輸入するのも一緒ですよね。
逆にタイから輸出する手続きは、輸出貨物全てのインボイス情報をPCに記入し、輸出申告書またはその情報を関税局のコンピューターに送信します(まさに電子化)。そのデータを関税局がチェックをして必要に応じて修正要求があります。最終結果として二つのグループに分けられ輸出申告書№が出ます。グリーンライン(輸出税を払ったら荷物が受け渡されるもの)とレッドライン(輸出関税評価部に輸出申告書を提出しなければならないもの)。
うーん、調べているだけで素人には無理っぽいです(当然か)
ちなみに、日本での通関手続きには通常の輸入手続きに加えて、タイ商務省外国貿易局が発行した特定原産地証明書を提出する必要が出でくるそうです。(素人には意味不明)
輸出入に関しては、他に注意点がたくさんありそう。例えば、輸入申告時のインボイス金額に加算すべきロイヤリティや別払費用などの申告漏れを注意したり、過小申告には細心の注意を払ったり、HSコードに関しても日本・タイ経済連携協定と日本・ASEAN包括的経済連携協定が異なるので、どちらか有利な制度を選択したりあります。
かなり時間と費用も変わってくると思われますね。どうやら素人が簡単にできるものではなさそうです(当然か)。その分の費用を上乗せして事業計画を進める必要がありますね。