先週のタイのニュースで、「学校が始まり、子供を送迎する車が出て渋滞が激しくなっています」とありました。渋滞をつくる原因はいろいろありますが、学校の送迎が増えることによる渋滞は、日本では少ないかと思います。そして、「先週に学校?」というのも気になる方も多いのでは。
本日は、タイの学校(小学校・中学校・高校・大学)の夏休みなどの長期休暇についてまとめてみます。小学生が3ヶ月とか休みだと、覚えたもの忘れちゃうんじゃないかと思ったりしましたぞい。
タイにある学校の種類
まずはじめに、タイの学校制度について。ほぼ日本と同じです。
【年齢】 | 【タイ】 | 【日本】 |
6歳~11歳 | プラトムスックサー | 小学 |
12歳~15歳 | マタヨムスックサー(前期) | 中学 |
16歳~18歳 | マタヨムスックサー(後期) | 高校 |
マハーウィティアライ | 大学 |
タイでは日本と同じ、高校までは6.3.3年となり、中学までの9年が義務教育になります。義務教育なので、適当な理由なく就学させなかった場合は、保護者または監督人に対して1000バーツ以下の罰金が科せられます。個人的に、この罰はちょっと軽い気もする。また、大学への飛び級などもあります。
日本と違うところは、学期が5月中旬から始まること。つまり、4月生まれ迄は早生れとなります。
タイにある学校の夏休み
また、タイの学校が日本と違うところとして、2学期制になります。基本、前期が5月中旬から10月初旬まで、後期が10月下旬から3月中旬まで。ちなみに、2017年は前期が5月16日から10月10日、後期が11月1日から翌年3月15日です。
つまり、学校の休みは年2回になり、10月にある短い方をピットタームレック、3月中旬から始まる長い方をピットタームヤイと言われます。この長いピットタームヤイが日本でいう夏休みにあたるのかな。ただし、この時期にタイ正月ソンクランもありますので、夏休みと正月休みが重なった感じでしょうか。
そして、大学も2学期制になり、大学によっても違いますが、ピットタームヤイが2月下旬or3月上旬から6月上旬までになります。日本の大学より長い休みになりますね。
3ヶ月休みってどうなの?
まぁ、私は大学ではまじめに勉強をしませんでしたから、約3ヶ月半の休みがあったら、バイトして旅行して遊んだと思います。でも、高校まではまじめに勉強をしていたので、3ヶ月間学校がないと自己管理が重要になるかと。
ある意味、学歴でも格差が生まれるような仕組みなんじゃないかなと思います。だって、塾や家庭教師つけれる家庭と、その余裕がなく働かせる家庭とでは、子供の学力が違ってくるは当然。進学できる学校も違ってくるし、仕事選択の幅も違ってきます。
逆に、長期休みに社会と接して、自らが進みたい道を見つけるのに役立つとも思いました。私は新卒で就職して数年は、もう一度大学で勉強し直したいと思いましたし、実際に働いてみて、やりたいことが見つかりました。長期の休みに何をして、何を感じるかによって、学校で何を学ぶべきかを見つけれる。
社会人になっても同じ。休みをどう利用するか、人それぞれ考え方は違いますが、とても重要な気がする。素晴らしい休日を!ですね。
~thaiuniおっさんのつぶやき~
学校を自由に選ばせてもらった親に感謝してます。親のありがたみって、やっとこの歳になって分かったりするんですよね。
基本単語だけは覚えておきましょ!
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