タイ国民的歌手・バードが宣伝するラオス珈琲って

タイポップが好きな人なら誰でも知っているバード・トンチャイ。

言わずと知れた、国民的歌手であり、記憶に新しいのが2011年東関東大震災の時には日本に応援歌を歌ってくれました。

そして、今もなお57歳という年齢には関係なくタイ国民のアイドルとして親しまれています。

そのバードが、「ラオスのコーヒー生産メーカー、ダオフアン社のアンバサダーとして契約した」とのニュースがありました。

なんと、その契約金は1億バーツ(約3億円)と言われており、ここ数年バードがCMに出てなかったことも含め、大きな話題となっているそうです。

このニュースを聞いて、契約金凄いなと思いながら、ラオス=コーヒ?というのが繋がらなかった私でした。

珈琲はブラジルでしょ!と思っていたのですが、そもそもブラジル以外だと何処で生産されているの?という興味で調べてみたところ。

世界の生産量トップテン国がありました。

2013年世界のコーヒー豆生産量 国別比較統計・ランキング
1位 ブラジル 2,964,538
2位 ベトナム 1,461,000
3位 インドネシア 698,900
4位 コロンビア 653,160
5位 インド 318,200
6位 ホンジュラス 273,480
7位 エチオピア 270,000
8位 ペルー 256,241
9位 グアテマラ 253,186
10位 メキシコ 231,596
※単位:トン
参照:FAO(FoodandAgricultureOrganization)

ブラジルやっぱり1位ね。と思ったのと同時に、2位ベトナム、3位インドネシアと驚きました。では今回のニュースにあったラオスは何位?と見てみると。

14位 ラオス 89,000
22位 タイ 50,000

意外にもラオスは上位に入っており、ついでにタイも調べたら22位と珈琲もしっかり生産していました。

ちなみに、日本でも沖縄や小笠原でコーヒー豆を生産している方がいるそうですが、日本の風土が珈琲を生産するのに適していないようです。

ですので、珈琲生産国78ヵ国には入ってませんでした。つまり日本はほとんどを輸入に頼っていることになります。

では、日本に輸入されているコーヒーはどこの国が多いのか?

資料:財務省「通関統計」より ※輸入国数40ヵ国中上位10ヵ国抜粋

東南アジアのベトナム、インドネシア、ラオスがトップ10に入っており、ベトナムとラオスからの輸入はここ数年増えていることがわかりました。

もしかしたら日頃からベトナムやラオスコーヒーを飲んでいることがあるってことになるのかな。

では、ラオス珈琲って美味しいのか?

そこで、ラオス珈琲を飲んだ人の評価を拾ってみたところ

「ラオスのエレファントマウンテンという豆をサンプルローストして飲んでみたところ、とても美味しく、正直なところびっくりしてしまいました。ほんの少しだけメキシコ的な癖のある香りが混ざるのですが、ネガティブな要素はそれくらいで、すっきりしているのに香りが強く、酸味も苦味もまろやかで飲みやすい。なにより香りが強いことに驚きました。」

「苦味と酸味のバランスの良さ、芳醇な香り、深いコクと三拍子揃っている」

かなり評価が高く、これは飲みたくなる!

バードトンチャイが宣伝するラオスのダオファン社の珈琲がタイで売っているか?タイに行ったらチェックしてみます。

バードの応援歌あったので良かったら聞いてみて下さい。心にしみる良い歌です。

タイで調べて飲む前に、日本でラオス産珈琲豆を煎って飲んでみたい。

2019年9月に訪問したバンコクのコーヒーショップは素晴らしかった。次の訪問でもお土産でコーヒーを買って帰ろうと思ってます。「タイのお土産にコーヒー豆がおすすめ!【甘い珈琲は昔の話】

美味しく入れる自信がないから、できたら珈琲店が良いな。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
ブログを書いた2年後、ラオスに行ってコーヒー買ってきたけど、想像以上に美味しかった。東南アジアのコーヒーって素晴らしいかも!

試しに飲んでみては?

https://amzn.to/2R5ixwY