バンコクのBRTが廃止撤回。良かったのか悪かったのか?

タイの施設
黄色のラインがBRT 画像:wikiより

バンコクの交通手段であるBRTをご存知だろうか?何度かバンコクに行ったことある方なら、MRTやBTSを知っていて利用していると思うのですが、BRTを知ってたとしても、乗ったことあるという方はほとんどいないかと。という私も、BRTの存在は知ってましたが、乗ったことはありませんし、一度も見たことがありませんでした。
そのBRTが廃止決定後に、その廃止が撤回されたとありました。今後も利用することないかもしれませんが、どのあたりを走っているのか?今後、撤回後の料金はどうなるのか?を調べてみました。正直なところ、MRTパープルラインと同じくらい利用する機会は少ないかも「バンコクの日本製車両パープルラインを使ってみようと近くの観光スポットを調べてみたが。。」。でも一度は乗ってみようかなと。

黄色のラインがBRT 画像:wikiより
黄色のラインがBRT 画像:wikiより
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タイのBRT(Bus Rapid Transit)とは

2010年5月29日に開業したバンコクの新しい交通手段であるBRT。路面電車に似たシステムのバスになり、サトーン駅からラチャダプルック駅までチャオプラヤー川沿いのルートを走ります。全長は約16キロの12駅、道路には専用レーンが設けられており、約30分で走行するようです。

ただ、実際の乗車体験ブログと見てみると、時間帯によって30~45分かかってました。現在の利用料金は統一の5バーツ(約15円)と激安。当初の運行開始から2ヶ月は無料利用で、その後12バーツの予定が段階を経て、現在の料金は5バーツになったようです。

利用者が増えるまでの値引きだったのでしょうが、増えないまま赤字が続いてたようです。その結果、わずか7年で一度は廃止を決定したようです。

BRT利用者のタイでの反応

私のようにバンコク在住ではなく、短期滞在の人には利用する機会が少ないBRTですが、少なからずタイ人は利用していたようです。そのタイ人の反応で良い点は、「安い」「普通のバスやタクシーより早い」など。逆に悪い点は、「専用レーンがあるから一般道が混雑する」などでした。
参照:http://www.bangkoknavi.com/ バンコクナビ

車を持っていない人にとっては便利だけど、車を持っている人には迷惑でしかない。お金を持っていない人には便利だけど、お金を持ってる人には迷惑ってことになるかな(一概には言えませんが)。こんな反応から廃止ってなると、あまり良い流れではなかったのは確かかと思います。

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BRT利用者はタイで増えるには

BRTの廃止撤回後には、料金を値上げ(1律15バーツ)したりを検討しているようです。料金が3倍になるって、、利用者増えるとは思えない。それよりも、3倍になったので利用者が激減する可能性もあります。そして、再度廃止ってことになりかねないかも。

やはり、利用者を増やす策をとらなければならないし、沿線住民だけでなく観光客も利用するルートにする必要があるんじゃないかと。その方法を私が勝手に考えてみました。これ利害などは無視してます。こんな風になったら利用するだろうなって考えになります。

それは「ラチャダプルックからサトーン駅まで繋げて環状線1周にしてしまう」

現在はサトーン駅からラチャダプルック駅間は、違う鉄道BTSで繋がってます。ここをBRTで繋げてしまう。このルートではクルントンブリーが渋滞ポイントなので、ここを通せたら最高です。しかし、タイ人の反応にもあったようにBRTは余計な渋滞を巻き起こす可能性があるので、ここを通すのは難しいと思います。なので、更に遠回りして環状線にする方法が一つ。もう一つは、ラマ3世橋を渡らずに川沿いにルートにして環状線ルートを作る。どちらでも構わないので、環状線1周ルートにしてしまうのはどうでしょうか?

現在のバンコクにおいて、環状線1周する交通機関で、ある程度の時間を図れる交通手段がありません。東京には山手線、大阪には大阪環状線、名古屋には地下鉄名城線などがありますが、現在のバンコクには環状線がありません。構想としてあるとは聞いてますが、いち早く取り入れたら利用者が増えるような気がする。

また、ラマ3世橋を渡らずに川沿いルートを作れれば、アジアンティークを通るルートが完成します。バンコクで一押しのデートスポット・ショッピングスポットになっているので、多くのタイ人観光客も利用すると思う。

どちらにしても、このまま再開しても黒字は見えそうにないので、もっと利便性の高い交通手段にする必要があると思います。BRTルートは行ったことないので、目的を持っていけるようになったら嬉しい。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
私のような観光客は行く場所が決まっている。また、在住日本人でもある程度は決まっていると聞きます。時間が図れるのは良いことなので、利用者が増えることを願います。

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