今年は東南アジアへ!タイ進出する上で基本的なこと。

タイのビジネス

今年はじめてのブログは、これから海外進出を考えている企業さんや個人さんに向けて、タイ進出する上での罠や持つべき基本的な考えを、私なりの意見を書こうかと思います。
既にタイや東南アジアへ進出している方には、ごく普通のことなのでスルーしてください。まだまだ、タイに関して知らないとか分からないと疑問に思っている方に向けてになります。その上で、多くの日本企業が東南アジアへ進出して活躍することを願います。やはり、タイで多くの日本人に成功をして欲しいですからね。

ブログ用文字1
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タイ進出での罠

まず、最初にタイや東南アジア進出において注意すべき点をあげます。以前のブログ「タイ進出企業は要注意。日本料理店さんには読んで欲しい。」でも書きましたが、タイ進出に関してコンサルと言いながら、適当なマーケット情報を元に仕事をしているところがあります。私はこのような会社は詐欺とは言いませんが、それなりに接すべきかと考えてます。

特に良く聞くのが、日本人を日本人が騙すケース。今でこそ減りましたが、バンコクには怪しい日本人が沢山いました。いかにも信頼できそうな人が儲け話を持ってきては、そのまま逃げてしまったり、ノウハウだけを盗んで知らんぷりでビジネスを行ったり、一番信用できないが日本人だと言うことを何度か聞きました。海外ではこのような事が多く起きてます。

そして、もちろん外国人による詐欺も多く存在します。ひと昔あったのが、日本人投資の法人が乗っ取られたり(タイ法人では51%以上がタイ人である必要があるので)、投資話で騙したり、誘致するのに一部の情報だけみせて現地情報を偽ったりなど。タイにおける情報弱者を手玉にとり、あの手この手でお金を搾取されたという事がありました。

このような罠は、タイでは多く聞きます。そして、これら騙されたとされることで共通していることの多くが、短期間で進出を決めてることになります。
今年、タイや海外進出を考えている企業の担当者さん、もし海外進出することを数ヶ月で決めていたなら、今一度、リスクやマーケットを見直して下さい。今から数ヶ月かけて見直しても遅くありません。失敗したら、再起するにはその数倍の年月が必要になりますから。

タイ進出の基本的な考え

このようなリスクを覚悟の上で、起業家さんはタイ進出をするかを決める訳ですが、リスクがあるからこそ、そこにチャンスがあるとも言えます。起業家さんなら当然のことだと思います。
だからこそ企業さんに私が伝えたいのは、「日本国内で進出するのと同じスタンスを持つこと」だとあえて言いたい。

タイのどこで何の商売をするのか?にもよりますが、日本の都心部で展開をしている、または地方で展開している日本企業は、それぞれ違った戦略を持って展開をしていると思います。その展開の考えた方を同じように持つことが、今のタイでは重要だと思います。

「事業をはじめた時に勝負の8割は決まっている」

あなたの商品をどこで売るか、あなたのビジネスをどこで始めるか、を見極める必要があります。ここは飯の種なので詳しくは書けませんが、ここを見極めることによって、タイで成功するか?しないか?が決まると思います。

東南アジアを視野に

数年前にバンコクで起業している知り合いから「日本で努力しても1.1~1.5倍にするのは大変だけど、タイで同じように努力したら2~5倍にするのは容易い」と言われたことがあります。その時は、私も同じように考え多くの人に伝えました。
しかし、今のタイマーケットにおいて同じような事を言ってくる人がいたら、疑って良いと思います。

正直、タイのマーケットは飽和状態になりつつあります。そのマーケットが美味しいとかいうのは10年以上前の話。これから考えるべきは、タイというマーケットだけでなくタイをハブに東南アジアへの展開を視野にいれること。東南アジア全体を考えたビジネス展開が重要になります。
それが成功したら2~10倍になるはず。そういった意味で、まずはタイに拠点を持つことが重要と考えます。

日本国内で展開するのも、海外へ展開するのも同じこと。
特に地方で成功している企業さんは大きなチャンスだと思います。
タイマーケットを表面でしか見るのではなく、タイ人の根底からマーケットを探ることをして欲しい。タイに何年住んでいるとか、タイで何年ビジネスしてるとかのアドバイスは、とても大切な情報ですが、それはあくまでも一つの基準として捉え、少し高い位置でマーケットを見ることをして欲しい。そうすれば、海外進出成功への道が開けるはずです。

元気な日本企業に海外で頑張って欲しい!そう切に願います。

~thaiuniおっさんのつぶやき~
正直、マーケットはご自身で見て判断するのが一番だと思う。その際に、メガネに色をつけたり、曇らせる人でなく、メガネを綺麗に拭いてくれる人と付き合うべきかと。「欲」という色や曇りに惑わされないよう、トップの方が判断すべきじゃない。

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