ども!タイウニです。
日本のカレーはタイで通用するの?どのようなところが気に入られているの?
このような疑問にお答えします。
日本のカレーはタイで人気なの?
この記事を書いている私は、訪タイ50回以上。
タイ在住の友人と、バンコクにある日本食企業を食べ歩いてきました。
この経験を基に、日本のカレーはタイで通用するのか?について書きたいと思います。
タイには多くの日本の外食企業が進出しています。
その代表的な企業が、8番ラーメン、やよい軒など。
それらと同じく、タイ人に人気なのが、カレーハウスCoCo壱番屋。
店舗によっては行列するところもあります。
それらの理由を含め、タイにおける今後の日本のカレーについて考察します。
バンコクにあるココイチの食レポ。
日本のカレー「ココイチ」が人気な理由
BTSアソーク駅直結のターミナル21内にあるCoCo壱番屋は、行列ができる人気店です。
※2019年現在、行列はありませんでしたが店内はタイ人で混み合ってました。
週末ともなれば、20人以上がボードに名前を書いて待っています。
なぜ?こんなに人気があるのかというと、大きく理由は三つ。
- ブランド化の成功
- 現地企業との提携
- 安定した商品の提供
一つ目の理由は、「おしゃれな日本のカレー」というブランドをタイで根付かせたこと。
新しく作られるショップングモールに出典をし、シンプルで綺麗なイメージの店舗を作っていった。
そして、ベースのメニューにトッピングをしてアレンジしてくなど、日本と同じスタイルを導入、お米も日本カラン輸入米に拘りました。
二つ目の理由は、FUJIレストラングループと提携をしたこと。
タイで日本食を定着させたFUJIレストランと業務提携をし、タイのマーケットに適した展開をしていきました。
タイ人のマネージメントも含め、日本とは違う文化で展開するのには、うってつけのパートナーと組んだことが理由にあげられます。
そして、三つ目の理由は、提供する商品が安定していること。
ココイチを食べれば分かると思うが、めっちゃ美味しいというものではないが、まずくもない。
セントラルキッチンから送られてきたものを、温めたり揚げたりすれば同じような味を作ることができる。
商品にぶれがないことは、顧客の安心にもつながります。
これらの理由で、ココイチはタイで「日本のおしゃれなカレー」という、イメージをつくることができたと思います。
ココイチ食べる時は外せない辛味♪
撤退をしたカレーうどん「古奈屋」
バンコクで「古奈屋」を初めて見たのが、ターミナル21ができた時。
ターミナル21飲食フロアーの一角に「古奈屋」を発見した時は、かなーり嬉しかった。
あの美味しいカレーうどんがバンコクでも食べれる!とね。
そして、バンコクで飲食店を経営してる友人と食べに行ったんですが。。
その時の正直な感想としては、ここやばいかも。。と。
だって、クリーミーでまろやかなうどんが、粉っぽいんだもん。
おまけに、天ぷらもころもが剥がれており、お米はべちょべちょ。
二人で顔を見合わせて一言「ダメでしょ」と。
それ以来、タイの古奈屋には入りませんでした。
それが、2017年に閉店していました。
お店の存続は4年半でした。
閉店した理由は、
- カレーうどんのブランドが作れなかった
- 商品が安定して供給されなかった
この二点かなと思います。
あの素晴らしいカレーうどんの味をタイ人に浸透させることができず、残念だなと思います。
日本で食べると、めっちゃ美味しいんですけどね。
おつまみに最高♪
タイにおける日本カレー
タイにおける日本カレーは、今後は厳しいんじゃなかと思います。
というのも、ココイチの他にも金沢カレーなどを提供する店舗ができましたが、あまりパッとしていないから。
在タイ日本人をターゲットにした店舗だったら可能性はありますが、大きなマーケットであるタイ人へは厳しいはず。
もし、日本カレーでココイチと同じような成功を狙うなら、違う国を探した方が良いかなと。
私はタイ好きなので、多くの人がタイで成功して欲しいと思っていますが、同じ努力をするのなら成功する可能性が高い方が良いと思うのでね。
タイに、「牛野家(吉野家をまねて成功した店舗)」が進出した時と同じようなタイミングで他国に進出すると成功する可能性が高いと思う。
日本のカレーはおいしい!これを知ってもらえる国が増えるとですね。
楽しいタイ旅行をして、みなさんが笑顔のなりますように♪
〜thaiuniおっさんのつぶやき〜
ココイチの人気は長かった。飽きっぽいタイ人がこれほどまで好きになるんだからね。8番ラーメン、ココイチ、これに続き企業がでるかもないな。