タイで日本人が土地を買うには

タイの買い物

プミポン国王が崩御されて、タイでは様々なニュースが流れています。タイ全国各地からプミポン国王の弔問に訪れる国民に便宜を図る為に、スワンナプーム空港から王宮前広場まで無料シャトルバスを運行するというニュースから、有名豆乳店の息子がSNS上で不敬な発言としたとして、地域住民が店を取り囲む騒ぎがあったりと、今迄のタイでは無かったような事件が起きています。今後、タイに行かれる方は、十分に注意をして下さい。特に不敬罪に関わる行為は慎むようにして下さい「ここ数年、タイで注意すべき事。不敬罪」「タイ王国と日本国の大きな違いの一つ「不敬罪」

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日本人がタイで土地を買うには

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さて、本日はアホな日本人おっさんの「邦人男性が元妻であるタイ人女性を襲撃し拳銃で打って重傷を負わせた」ニュースから、日本人がタイで土地を買えるかについて書いてみます。

タイ人妻に財産をもっていかれる

今回の事件は、日本人(60歳)が元妻であるタイ人(58歳)と話し合いをすべく妻宅に訪れたが、家に入れてもらえず大げんかになり、警察を呼んで仲裁に入ってもらったが、男性が聞き入れずに元妻を拳銃で撃って重傷を負わせたというもの。この二人の間では、離婚した際に土地家屋の所有権でもめていたそうです。裁判の結果で所有権は全て元妻にあると下されたのを納得いかなかった日本人が、今回の犯行に及ぶ原因になったとされています。

タイ人を奥さんに持った日本人が、タイで購入した土地や財産を全て奥さんに持って行かれたということは、以前から多くありました。その辺は分かって付き合わないと、憎しみだけ生まれてしまう。タイに関して少しでも調べた方なら知っていることですが、あえて、タイ人を好きになってしまった方に向けて、タイにおける不動産所有権について整理してみます。

タイにおける不動産購入

まず、基本中の基本。

「通常、タイでは外国人はタイ国内の土地を購入することはできません。」

ですので、結婚したとしても国籍が日本人のままであれば購入はできず、タイで土地を購入する多くの場合はタイ人妻もしくは夫名義で購入をします。
今回の事件もしかり、分かれたら場合にタイ人妻や夫の名義になっているので、もし裁判等でもめた場合は日本人が圧倒的に不利になります。

ただし、特例として購入できるケースもあります。

「4000万バーツ以上の投資を行い3年以上の期間(納税)を経た場合は1600㎡以下の土地所得が認められてる」

まぁ、約1億2000万円以上の投資って段階で、多くの日本人には無理な話になります。

コンドミニアム(マンション)は購入できる

タイ人と結婚する日本人の多くは、タイで土地は買えないという知識を持っているので、外国人でも区分所有権を持てるコンドミアム(日本でいうマンション)などの購入をすると聞くことが多いです。ちなみに、コンドミニアムの購入条件は

「残存期間が十分なパスポートの所持と、購入代金を外貨で持ち込むこと(海外送金証明)」

整理すると、通常はタイにおいて外国人は土地を購入することができません。ただし、コンドミニアムを持つことはできる。

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アホなおっさにならない為に

今回の日本人おっさんは、タイ人妻に不動産などの全ての所有権を持って行かれ、納得いかずに暴力行為に及んでしまった。幸せな老後をタイで過ごす予定が、タイの刑務所で過ごすことになってしまった訳です。

冒頭でも書きましたが、タイに一緒に住んでいたけど、最後は捨てられて一文無しで日本に戻って来たとか、この手の話は多くあります。タイ人と結婚することは素晴らしいことだと思います。ただし、希望的観測でタイに家を持つことだけは避けて、慎重に決めることをお薦めしたい。今回のように、タイ人を恨まなくなる為にも。

〜thaiuniおっさんのつぶやき〜
好きになってしまうと見えない物が増えてくるもの。最後に良い別れをする為にも、じっくり考えて結論を出すべきだと思う。

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