日タイ修好130周年。デザイナーさんロゴ募集してますよ

タイのこと

2017年、日本とタイは外交関係樹立130周年を迎えます。それにあたり、両国の外務省はロゴマークの募集を行っています。
応募資格は、日本国籍又はタイ国籍を保有する個人・法人。その他の国籍者で、日本またはタイに所在する個人・法人になります。〆切は2016年9月15日(木曜日)になります。デザイナーさん、応募していてはいかがですか?私も良いのができたら、応募してみようかと思っています。応募内容はブログの最後にまとめておきます。
さて、来年に日本とタイが修好130周年になるということで、日本とタイ外交の歩みをまとめようと思います。「タイは日本に友好的」とよく聞きますが、歴史からの流れを追ってみます。

120周年のロゴ 画像:外務省
120周年のロゴ 画像:外務省
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日本とタイの外交

まずは、修好前の年表から

・1477年 琉球王国とタイが交易を行う
・1592年 朱印船貿易開始
・1612年 山田長政がタイに渡る
・1621年 タイ使節団来日、徳川秀忠に謁見。
・1630年 山田長政暗殺され、アユタヤ日本人町が焼き払われる
・1632年 日本人町再興
・1636年 タイ使節団来日

久しぶりの日本史年表。朱印船貿易とか懐かしいです!
タイの使節団は徳川幕府第2将軍の徳川秀忠に謁見していました。初めてしりました。
そして、山田長政はタイで最高の官位オークヤーにまで任ぜられていました。
しかし、日本で1635年に鎖国令が出され、1636年のタイ使節団の通商を拒否したことにより、日本とタイの国家的交流は断絶されることになります。

開国後の年表

・1887年 日タイ修好宣言
・1898年 ラーマ5世が仏舎利を日本に分与
・1945年 日本降伏、外交関係中断
・1952年 外交関係回復
・1991年 天皇皇后訪タイ
・2006年 ラーマ9世の即位60周年記念式典に天皇皇后訪タイ
・2007年 日タイ修好120周年にて、ワチラロンコン皇太子同妃及びラッサミチョート王子訪日

ペリー来航が1853年ですから、日本とタイの外交が本格にはじまるまでに開国から30年あまりかかったことになります。
第一次対戦や第二次対戦にて、日本とタイの関係は紆余曲折しておりますが、とても意外だったのが、1931年にタイ王国ラーマ7世が靖国神社を参拝したこと。ただし、靖国問題は1985年頃から起きておりますので、この年代では全く問題視されることはないですね。

天皇皇后も二度ほどタイに訪問をしております。即位60周年記念の時に一緒に写真を撮られたのは記憶に新しいところです。

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日本とタイは友好的関係

歴史を読み返してみると、通商条約などで不平等な条件はありましたが、タイが日本に対して友好的であったのは確かです。

特に、ククリフトプラモート元首相が「日本のおかげでアジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国民が米英と対等に話ができるのは一体誰のおかげであるか。それは身を殺して仁を為した日本というお母さんがあった為である。※一部省略 wikiより」
アジアにこのように思ってくれる方がいることに、感動してしまいました。

これからも、日本とタイの友好関係がよりよりものになるよう願います。

日タイ修好130周年ロゴ募集の詳細

さて、冒頭に触れた、日タイ修好130周年のロゴ募集ですが、以下の詳細になります。

・募集内容
日・タイ修好130周年記念ロゴ・マーク
・応募資格
日本国籍またはタイ国籍を保有する個人・法人。その他の国籍者で,日本またはタイに所在するする個人・法人。
・締め切り
2016年9月15日(必着)
・賞品
タイ国際航空の日本・タイ間往復エコノミークラス航空券2名様分

応募方法は以下のウェブサイトでご確認下さい
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/th/page22_002665.html

日タイ修好120周年ロゴに、それぞれの国花である「さくら」と「ラーチャプルック」が使用されていますから、130周年は何になるか楽しみですね。何を中心にデザインするか悩みますな。

〜thaiuniおっさんのつぶやき〜
桜とラーチャプルックは簡単で良いなと思う。それ以外にタイと日本を結びつけるもの、、料理?地図?車?王様?なかなか出てきません。。出て来たら作ってみます。

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